TKM の デジカメと山歩き | 2016/12/29(木) | ☆別ウインドウで拡大表示☆ |
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晴 | |||||
金剛山 | |||||
スタート:高天彦神社 → | |||||
ルート :↑郵便道、↓かま道、↑松の木道、↓伏見道 | |||||
日本200名山、関・近100名山 | ![]() 歩いた足跡 |
![]() 歩行断面図 |
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【所在地】奈良県 | |||||
【山地系】金剛山地 | |||||
湧出岳 | 足跡のダウンロードは ( こちら ) から ※ダウンロードできない場合は こちらを参照 |
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Ⅰ△1111.89m (金剛山) | |||||
標高 | 時間 到着/出発 |
休憩 タイム |
地名・ポイント名 | 区間 歩行タイム |
ガイド本 コースタイム |
(往)歩行 累積タイム |
(復)歩行 累積タイム |
自宅⇔現地 | (往) | (復) |
430m | 07:41 | ① 高天彦神社 P | 1:47 | 2:20 | 1:47 | 出発時間 | 06:35 | 14:35 | ||
1125m | 09:28 | ② 金剛山 P1125(葛木神社) | 到着時間 | 07:30 | 17:00 | |||||
0:07 | 1:54 | |||||||||
09:35~09:52 | 0:17 | ③ 国見城跡 | 片道距離 | 41 ㎞ | 41 ㎞ | |||||
0:48 | - | 2:42 | ||||||||
10:40 | ④ かま道 登山口 | 往復距離 | 83 ㎞(AVG= - ) | |||||||
0:04 | - | 2:46 | ||||||||
600m | 10:44 | ⑤ 松ノ木道 登山口 | ||||||||
1:03 | - | 3:49 | ||||||||
11:47~12:25 | 0:38 | ⑥ 国見城跡 | ||||||||
0:15 | - | 4:04 | 0:15 | |||||||
1111m | 12:40 | ⑦ 湧出岳 △1111.9 | ||||||||
0:18 | - | 4:22 | 0:33 | |||||||
12:58 | ⑧ 伏見峠 | ASC(総上昇)プロトレック | 1315 m | |||||||
0:59 | 1:40 | 5:21 | 1:32 | |||||||
13:57 | ⑨ 伏見道 登山口 | DSC(総下降) 〃 | 1300 m | |||||||
0:27 | - | 5:48 | 1:59 | |||||||
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14:24 | ⑩ 高天彦神社 P | 総上昇量(GPS) | 1337 m | |||||||
6:43 | 0:55 | 5:48 | - | 移動距離(GPS) | 13.4 ㎞ |
奈良 ⇔ 《R24》 ⇔ 《京奈和道》 御所南IC ⇔ 《R309》 ⇔ 《県30》 ⇔ 高天口 ⇔ 高天彦神社前P
高天彦神社 前の駐車場
P → 《郵便道》 → ダイトレ出合 → 葛木神社(金剛山 最高点) → 国見城跡 → 《かま道》 → 黒栂林道 → 《松ノ木道》 → 国見城跡 → 湧出岳 → 伏見峠 → 《伏見道》 → P
ここ数年は年末に金剛山へ年納め登山に行く事が恒例になっている(1昨年のみ槇尾山が年納め)。
金剛山へは、今年は既に 7回も登っており、今月も 3日に登っている。
今回予定した登山道は、本格的に山歩きを始める前に登った事のある郵便道とした。
もう10年以上も前の事で当時は記録も取ってなく、また記憶もほとんどない。
下山道は伏見道からとするが、その周回だけでは物足りないので、反対側の黒栂林道方面に下り、登り返す予定とした。
少し早目に自宅を出発した事にもよるが、世間は年末休暇に入ったのか渋滞は全くなく順調に現地に到着。
高天彦神社の前の広い駐車場には、先行車が数台駐車していたのみ。
高天彦神社の正面からスタートしたという唯一の記憶があり、GPSの地図にも郵便道はそこから始まっているので、その正面の道に出るとバリケードと通行止の看板があり、迂回路の表示があった。
その迂回路表示は一部が破れており、分かり辛かったので、そのままA型バリケードの横から侵入する。
林道をしばらく進むと、林道上に崩壊による土砂・倒木が立ちはだかっていたが、乗り越えるには特に苦労は必要なさそうだ。重なった倒木が濡れているので、滑らないようにだけ注意して乗り越える。
その崩壊地を越えると、小屋があり林道の終点だ。その先、表示板や踏み跡がないので、GPSの地図を確認すると、渡渉し折り返すように山の斜面を進むようだ。
渡渉地点でよく見ると古い踏み跡が残っている、地図のルートと合致しているので対岸を折り返すように進むと、山の斜面が崩壊した部分があり、その部分で道は失われていた。
崩壊した先の方をよく見ると、ピンクのリボンが見えた。歩けるところを探しながら崩壊している斜面を少し上から進み、そのピンクのリボンの所まで来ると、その先再び古い踏み跡が残っていた。
しかし倒木が何個所かにあり、上を越えたり下を潜ったりして何とか通過。獣道の様な細い斜面の道を、滑らないように注意して進むと。前方にロープが張ってあり、その向こうを夫婦さんが横切って行くのが見えた。
迂回登山道への合流地点だ。
少し先で上着を脱いでいた、その夫婦さんに追い付き、迂回路の事を聞くと、駐車場の横からその道があるとの事。何とか合流する事が出来たから良かったものの、冷や汗ものだった。
その先は広い道が続く。いくつか分岐があるので進路を迷ったりした所もあったが、踏み跡の濃い方を選んでいけば問題ない、薄い踏み跡の方は直登道で傾斜がキツイみたいだ。
そんな道をドンドンと歩き、ダイトレの稜線への合流点が近付くと、長い階段道が始まり、やがてダイトレ道に合流。ココで後ろから来た当方より年配の単独さんに追い越される。当方もここまで自分なりに一生懸命に早く歩いてきたつもりだが、足が衰えてきたのかな。
葛木神社で、今年一年間の山歩きの無事のお礼と、来年の安全登山を祈願してから、国見城跡で一服。
温かいものがほしかったので、コーヒーを飲みオニギリを腹に入れる。
まだ時間に余裕があるので、予定通り松ノ木道に向かう。
P989のタカハタ道への分岐を過ぎ、少し下った所で、正面の尾根に向かう方向に丸太でトウセンボしている場所があった、「かま道」だ。丸太を超えると踏み跡が繋がっていたので、途中で分からなくなれば、戻るつもりでその踏み跡を下る。
ドンドンと下って行っても、しっかりとした踏み跡が続いている。傾斜もそてほどキツクなく、しかも下りやすいルートだ。
右下に黒栂林道が見え始めると、急下りに変わったが足元は良いので滑ることはなかった。
沢に下りきると、その沢を下れないので、渡渉し対岸から下ると、黒栂林道の橋の所に出た。
黒栂林道の橋を渡らず左岸の未舗装林道を少し下ると、松ノ木道の入口の沢がある。
沢の入口から直ぐの所に、左手に折り返す様に尾根に上がる踏み跡がある、そこから急坂を登る。
この道は2度ほど下りで歩いた事はあるが、登りでは初めてだ。
激坂と言う程ではないが、そこそこの急坂をフーフー言いながら登って行く。
下を向いて登っていたので、先ほど別れた分岐を見落とし、一息つく所まで上がると、タカハタ道分岐の P989まで上がっていた。
先ほど下って来た道を登り返し、国見城跡まで戻ると、国見城跡から「かま道」「松ノ木道」の一周に 1時間と55分で周回できた。
再び戻った国見城跡で昼食。先ほどコーヒーにお湯を使ったので、コンロでお湯を沸かしカップ麺とコーヒーで再び温まる。
お腹は温まったが、寒くなり手が冷たくなってきたので早々に下山に向かう。
いつも通りに湧出岳の三角点にタッチし、ちはや園地を右に見て、少し下った伏見峠の手前側が、下山予定道の伏見道への入口だ。
北宇智・風の森・石寺跡などの表示はあるが、伏見への表示はココにはない。利用する人は少ないのかな。
入口から少し下ると、伏見道と石寺跡道の分岐がある。今月のはじめ正面の石寺跡道を下ったばかりであるが、今回は左の伏見道に入る。
入口に表示がなかったので、荒れた分かりにくいルートかと思ったが、ダラダラと下って行く明確な道で、然程荒れた印象はなかった。
途中で迷うことなく一本道を 1時間ほど下ると、前方に小屋が見え、その横に獣除けゲートがあった。
反対側に出ると、ゲートの扉に「伏見道」と大きな看板が掛けられていた。
道なりにアスファルト道を下り、右の菩提寺のすぐ下で、地図に載っていない高天彦神社への近道があった。
県道まで下って、グルーッと回るのを覚悟してきたが、大助かりだ。
獣除けのゲートを開け、入口から少し下り沢を渡って、反対側に登り返していく。最近整備されたような山道で、仮設のチェッカープレートの階段もあるルートだ。
ヨイショ・ヨイショと最後の登りを登って、前方に見えてきた東小屋の手前の獣除けゲートを抜け、踏み跡に従い右に下ると、再びゲートが出てきた。そのすぐ先に民家がある。
ゲートを開けようとしたら、厳重に縛り付けてあり、とても外せない。ゲートの反対側に段ボールの短冊がぶら下げてあったので、のぞき込んで見ると、その段ボールに「しばらくの間 通行禁止」と手書きしてあった。
しばりつけてあった紐を切って出る訳にもいかないので、ゲート横の柵に登り、飛び越えた。柵が崩れたり、バランスを崩したら危うい所であった。
近道に入った入口には何の表示もなかったが、なにかトラブルでもあったのかな。
その先の民家を回り込んで、道なりに 2~3分ほど進むと、車を停めた高天彦神社の駐車場に出た。
駐車場の奥には、気になっていた迂回登山道の表示があったので、その表示通りに偵察に行ってみると、先ほど回り込んだ民家の手前を反対側に進むような表示があった。