TKMデジカメ山歩き 2016/5/8(日)
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鈴ヶ岳・御池岳
スタート:御池橋 →
ルート :↑伊勢尾、↓T字尾根
御池岳=関・近100名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】滋賀県
【山地系】鈴鹿山地
 
 
 
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標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
610m  08:22   ① 御池橋 1:33 - 1:33   出発時間 05:45 14:25
1130m  09:55~10:12 0:17 鈴ヶ岳 P1130 到着時間 07:10 17:20
0:29 0:30 2:02  
1182m  10:41   鈴北岳 P1182 片道距離 110 ㎞ 109 ㎞
0:45 0:30 2:47
1247m  11:26~12:00 0:34 御池岳(丸山) P1247 往復距離 219 ㎞(AVG= - )
0:09 - 2:56 0:09
 12:09   ⑤ 奥ノ平 P1241  
0:12 - 3:08 0:21
 12:21   ⑥ ボタンブチ  
0:20 - 2:28 0:41
 12:41   ⑦ T字尾根 下降点 ASC(総上昇)プロトレック 845 m
0:44 - 4:12 1:25
 13:25   ⑧ T字尾根 交差点 P918 DSC(総下降) 〃 850 m
0:48 - 5:00 2:13
 14:13   ⑨ 御池橋 総上昇量(GPS) 923 m
  5:51 0:51   5:00 -     移動距離(GPS) 11.5 ㎞
 
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アプローチ

奈良 ⇔ 《R24》 ⇔ 《R307》 ⇔ 《R421》 ⇔ 《県34》 ⇔ 《御池林道》


駐車場

御池橋を渡った 160m先の路肩


ルート

P → 《伊勢尾》 → P806 → 鈴ヶ岳 → ヒルコバ → 北鈴岳 → 元池 → 丸池 → 御池岳(丸山)→ 奥の平 → 天狗鼻 → ボタンブチ → T字尾根 下降点 → 《T字尾根》 → T字尾根 交差点 P918 → P


記録

5年前(2011-10-16)、御池岳へT字尾根の左の横棒から登っている。今回は右の横棒を歩き、T字尾根の完歩だ。

君ヶ畑の小又谷林道の起点前にある、駐車場には数台の車が駐車しており出発準備中のグループもいた。その駐車場を左に見て少し行くと、右手に「飛び出し坊や君」の看板があった。T字尾根の左横棒部分の登山口だが、「飛び出し坊や君」とは・・

舗装林道上に転がっている落石に注意しながら、スタート地点の御池橋に着くと、橋手前の駐車地点には、すでに2台車が停まっており、橋の向こう側にもバイクが停められていた。
橋の前後には停められなかった為そのまま先に進む。
少し先で停められそうな所があったが、Uターンできないので大分先まで行ってUターンし、そこに停める、橋の北側 160m地点だ。

ちょうど停めた所にテープがあり、下を覗くと、河原への踏み跡があった。
伊勢尾から登るには、ここから河原に下りるのが一番の近道で、河原に一番下りやすい所でもある。御池橋の前後には、河原に下る踏み跡はなかったので、逆に一番良い所に停めることが出来た。

そこから下の河原に下りる。渡渉した正面が伊勢尾の尾根先だ。
水量は多いが水深は浅く、水面に出ている小石伝いに渡渉。
尾根への登り口は無く、テープも踏み跡も何もないので適当に取掛る。急坂であるが足元はシッカリしているので、滑ることもない。少し登ると尾根芯がハッキリしてきて、傾斜は緩くなり薄い踏み跡が出てきた。ついたばかりの足跡があるので先行者がいるようだ。

高度を 200mほど上げると P806の小ピークに出た。
真っ直ぐ行きそうになったが、方位を確認し左側に下る。30mほど下り再び登りに掛かる。
P838でピークらしくないポイントを通過し、その先のP894で右方向に少し下ると、いよいよ鈴ヶ岳への登りが始まる。

尾根芯を少し登って行き、傾斜がキツクなって来たところで、赤リボンがあり右方向に導いていた。少しそれを辿ったが、その赤リボンは右方向にトラバースしていたので「ヒルコバ」に向かうルートのようだ。

登りなのでここは直登する事にして、山頂を目指す。
傾斜はメチャキツイ、足場が取れる所を選びながら登って行く。そのキツイ傾斜がさらにキツクなり、足を滑らすとズルズルとイッキに下の方まで滑って行きそうなので、絶対に滑らないように、足元を固めながら登って行く。

所々にある木につかまり、一服しながら登る。トラバース道に巻けばよかったと後悔するが、いまさら戻れない。
そんなんで、何とか無事に鈴ヶ岳の山頂台地に上がった。
山頂表示のピークまで移動すると、名古屋から来られたという単独さんが休憩されていた。

オニギリで小腹を満たし、急登の疲れを癒し、先に進む。
ヒルコバの鞍部まで、粘土質の滑りやすい急坂を下るが、踏み歩かれた道で、九十九折れになっているので、ドウと云う事はない。

ヒルコバで周りを見回すと伊勢尾方面に赤リボンがあった、当方が途中まで歩いた道がその先ここに繋がっているのだろう。
反対側の鈴北岳方面への登り返しも同じような道だった。鈴ヶ岳からそこまで数人とすれ違う、すべて単独さんだった。鈴ヶ岳はマイナーな山と思っていたが、道もしっかりしており案外に訪れる人が多いようだ。

鈴北岳は、山と云うより丘の上のような所であるが樹木がないので展望が良い。
御池岳(丸山)に向かう途中、元池に寄り道する。その後適当にブラブラ歩きながら、テーブルランドの南側の端の方を歩いてみた、途中で池に出合ったが事前に何も調べていないので名前は不明(帰宅後に丸池と確認)。踏み跡のない所を適当に高い所を目指し、山頂に上がると御池岳に到着。

御池岳(丸山)には数組の先着者がいた。ここで昼食、
天気が良く時間に余裕があるので今日ものんびりと昼食と食後にコーヒーとコンビニドーナッツて寛ぐ。

腹を満たし、元気をつけて隣の「奥の平」に向かう。
「奥の平」には、人数の多い団体さんが2組ほど寛いでいた。ここも樹木がなく展望が良いが似たような景色なので、下方に見える天狗鼻に向かう。

「天狗鼻」からは南方面に大展望は広がっている。登って来た伊勢尾も右手に見える。その奥にはスタートした御池橋付近も確認できた。左横には「ボタンブチ」、下る予定のT字尾根も、その「Tの字」がシッカリと確認できる。

「ボタンブチ」に移動し、同じような景色を眺め、T字尾根の下降点を目指す。
なるべく台地の端を歩こうと進むが、意外と地形が複雑で、結局無難な踏み跡を辿る。目印や標識もないので、GPSで下降点を確認しながら進んだが、T字尾根の下降点を少し行き過ぎてしまう。

少しウロウロしていると、テープがあった。再び良く確認するとその北側にもっとハッキリしたテープがあり、少し下に「←T字尾根」と黄色い字で書かれた標識もあった。
帰宅後に確認すると、以前にT字尾根から台地に上がった時には、その地点ではなく 70mほど北側の少し小高い所に出ている。T字尾根から真っ直ぐに上がった所だ。

表示のある下降点から下降開始。踏み跡がシッカリしており、ルートが出来上がっているので、激下りでもあるにも関わらす、滑ることはない。
以前歩いた時は踏み跡もない激登りだったのに様変わりだ。今は普通の山道と化している。

そんなんで急坂を下りきると、尾根に入り傾斜が緩くなる。この尾根に入るまでがハイライトであるが今は道がシッカリしているので、その道を辿るのみでよい。

P957手前の鞍部で左(南)を覗くと、すぐ下に沢が流れている。鈴ヶ岳でお会いした名古屋から来た単独さんは君ヶ畑からT字尾根でここまで来て、ここから隣の土倉岳の尾根に移動し、御池岳に上がったとの事、そんなルートもあるんだ。

鞍部から P957へ短い距離だが、岩場の急坂を登る。木の根っこがあるので手で掴みながら四足歩行だ。
その先は細尾根が続くが、木があるので危険や恐怖感は感じない。

T字尾根の交差点 P918には、ルート案内の標識があった。それに従い目的の尾根に下る。広尾根の部分もあるが、比較的わかりやすい尾根だ。少しアップダウンを繰り返しながら高度を下げて行く。
尾根先が近付いてくると、尾根は細くなっているのに、逆に分かりにくくなってきた。

高度650m付近で行き詰まったので、尾根を離れ右に下ろうかと思ったが、かなり急だ。もう少し尾根先まで行けないかと少しウロウロすると、左側の崖の横にルートがあった。崖横を滑落を注意しながら通過すると少し先でブッシュに行きあたる。

すぐ右下に河原が見えるので尾根先まで出るのをやめて、滑りやすい急坂であったが距離が短いのでそこから下の河原に下った。

河原を少し下り、御池橋の下まで出たが、林道への登り口がない。橋の前後には何処にも踏み跡が見当たらなかったので、橋の少し手前側に戻り、無理やり林道に上がり、車を停めたところまで戻った

 
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駐車地点



御池橋前後の駐車地は、すでに停められていたので、橋を渡った北側 160mの所に駐車。
ちょうどそこにテープがあり、そこから下の河原まで直接降りることが出来た

伊勢尾への取っ掛かり
適当に尾根に取り付き、尾根芯に回り、少し登ると踏み跡が出てきた

P806
このピークで真っ直ぐ行きたくなるが、左側に下る

左は植林地、右は自然林の尾根

P838

P894

前方に鈴ヶ岳が見えてきた
右側には御池岳も見える

鈴ヶ岳への急登が始まる手前

急登を少し上がって一瞬だけ傾斜が緩くなると、お花畑の雰囲気に

急登をガムシャラに登って一息ついた所。

山頂台地まで上がって来た

鈴ヶ岳 山頂へ到着
名古屋から来た単独さんがいた

鈴ヶ岳 山頂でオニギリで小腹ごしらえしてから、御池岳に向かう

ヒルコバ
当方は伊勢尾から鈴ヶ岳に直登したが、途中にヒルコバに向かうと思われる赤リボンがあった。
こちら側にも赤リボンがあった。

前方に北鈴岳・御池岳が見えてきた。
右にテントのようなものがあったが・・

「キケン立入禁止」のテープがあったので、覗くと、深さ 3mほどの穴が開いていた。
ここに落ちたら、上がってこられない

山らしくない鈴北岳と御池岳(丸山)

10:39 鈴北岳よりのパノラマ

鈴北岳 山頂に到着
右奥に天狗岩、その左の鉄塔のある所が頭陀ヶ平

御池岳に向かう

指示に従い、元池に寄り道に向かう

元池
反対側に回り、御池岳をバックに撮る

テーブルランドをブラブラと適当に歩く
バイケイソウが賑やかしい

池にぶつかった
丸池らしい

ここはテーブルランドの端

岩に苔がイッパイ着いていた
中々雰囲気のある所だ

御池岳(丸山) 山頂に到着
ここで昼食

昼食を終え、前方奥にある「奥の平」に向かう

「奥の平」の手前より
眼下は、いなべ市藤原町。奥に養老山

奥の平

12:18 「天狗鼻」よりのパノラマ

「天狗鼻」より①
T字尾根と天狗堂

「天狗鼻」より②
車を停めた御池橋方面
橋は陰になって見えないが、手前に2台駐車している。当方の車は右側で見えない

「天狗鼻」より③
隣のボタンブチ

ボタンブチ

「ボタンブチ」より①
T字尾根と天狗堂

「ボタンブチ」より②
先ほど寄った、隣の天狗鼻

T字尾根の下降点方面

T字尾根の下降点
ここに辿り着くのに少し分かりづらかった

T字尾根の下降途中
踏み跡は明確で、急登部分はジグザグになっており、下りでも滑ることはなかった。以前歩いた時はそんな踏み跡はなかった。

P957下のコル
ここから下の谷を越えて反対側の土倉岳の尾根に行ける、と鈴ヶ岳で会った単独さんに聞いた

シャクナゲ

細尾根もあるが、木が適当にあるので、危険・恐怖感はない

振り返ると「天狗鼻」と「ボタンブチ」が仰ぎ見えた

細尾根にビッシリとイワカガミが咲いていた

T字尾根の交差点手前のシンボリックな木

P918 T字尾根 交差点

交差点は T字よりも Y字になっている

左植林、右自然林

P889
意外とアップダウンがあるゾ

尾根上にある岩場

左前方に林道が見えてきた
もう少し

この手前で、ルートが不明になり、右のゴロ谷に下ろうかと思ったが、もう少し尾根先に向かおうとウロウロしていたら、崖の左端にルートがあった。

尾根先の少し手前で、急坂をすべるように降りた

御池橋に到着
橋の下まで行くが、林道への登り口がない。
少し戻り、無理やり林道に上がる



無事に駐車場に戻る
橋の手前の車も含め、ほどんどがまだ帰っていなかった。
 
 
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山で出会った 花・生き物

にりんそう(二輪草) キンポウゲ科

はたざお(旗竿) アブラナ科





いわかがみ(岩鏡)
イワウメ科
 
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