TKMデジカメ山歩き 2016/1/17(日)
別ウインドウで拡大表示
高見山
スタート:平野(たかすみ温泉) ⇔
ルート :諏訪峠分岐まで足を延ばした
日本300名山・関畿100名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県・三重県
【山地系】台高山地
 
高見山
 Ⅱ△1248.39m (高見山)
  足跡のダウンロードは ( こちら ) から
※ダウンロードできない場合は こちらを参照
 
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
460m  07:56   ① 平野(高済温泉) 0:38 1:00 0:38   出発時間 06:20 13:15
   08:34   ② 高見杉 到着時間 07:45 15:00
0:24 0:40 1:02  
   08:58   ③ 杉谷・平野 分岐 片道距離 59 ㎞ 60 ㎞
0:41 0:50 1:43  
1248m  09:39~09:49 0:10 高見山 △1248.4 往復距離 119 ㎞(AVG= - )
0:34 0:40 2:17  
   10:23   ⑤ 請取峠(桃俣)分岐  
0:36 0:50 2:53  
   10:59~11:48 0:49 ⑥ 高見山  
0:24 0:35 3:17 0:24
   12:12   ⑦ 杉谷・平野 分岐 ASC(総上昇)プロトレック 980 m
0:18 0:30 3:35 0:42
   12:30   ⑧ 高見杉 DSC(総下降) 〃 960 m
0:37 0:40 4:12 1:19
   13:07   ⑨ 平野(高済温泉) 総上昇量(GPS) 1084 m
  5:11 0:59   4:12 5:45     移動距離(GPS) 11.1 ㎞
 
⇒写真リストへ
 
アプローチ

奈良 ⇔ 《R24》 ⇔ 《県14》 ⇔ 《R166》 ⇔ 《R166(伊勢街道)》 ⇔ 《県28》 ⇔ 平野


駐車場

たかすみ温泉 駐車場


ルート

P ⇔ 高見杉 ⇔ 分岐(平野・杉谷) ⇔ 高見山 ⇔ 請取峠(桃俣)分岐 【往復】


記録

今日は 1月17日 21年前の今日、阪神大震災が起きた日だ。
その 1日前に当方の山ノ神の親が亡くなったため、当日は奈良には居らず、親の住んでいた中国地方の某都市にいた。未明に地震があったのは分かったが震源地より遠く離れていたので、それほどでもなかった。
しかし朝テレビを見ていると、大参事の様子が次々と画面に表れ驚愕した。

前日の16日は振替休日だったため、当日の17日(火)は休み明けであったが、上記理由で会社を忌引きするため、勤め先の大阪に連絡するも電話がなかなか通じない状態だった。
翌 18日の午前中に葬儀を終え、その足で奈良に戻ろうと高速で関西へ向かった。

高速では自衛隊の救援部隊の車列が延々と現地へ向かって走っていた。力強く感じたものだ。
一般車両は津山ICより先へは行けず、そこで下ろされてしまった。致し方ないので鳥取に向かい京都から奈良に帰る行程を取り、翌日の昼前に奈良に無事に戻ることが出来た。

そんなことが 21年経っても ついこの間のように思い出された。


前置きが長くなったが。
近畿の山の積雪はまだまだのようだ。で、雪の代わりに霧氷を期待して高見山に行く事にした。

現地に向かう道路上の気温表示は、マイナス4度とある、この冷え込みなら霧氷は期待できるか。
しかし、R166(伊勢街道)の新木津トンネルを抜け、前方に高見山のピラミダルな姿が見えると、あろう事か白いものが全く見えない。

たかすみ温泉の駐車場に入ると、駐車場の奥の約半分はロープで侵入禁止になっていた。温泉施設の利用者用に空けているようだ。
それでも広い駐車場なので、まだまだ駐車の余裕はあった。


駐車場の奥より川縁に降り、川沿いに少し下って赤い橋を渡り、高見山の登山口より入山。
緩やかな階段が延々と続く。山道はおろか周りにも白いものは全く見当たらない。
気温は低いようだが風がないので、寒さは感じない。少し頑張って早めに歩くと、体が熱くなり汗が出始める位だ。

高見杉のある避難小屋にも寄らずそのまま通過。ルートが山の北側の斜面に移ると、ようやく白いものが目立ち始めた。しかし積もっているという程には見えない。

高度 1000m辺りの稜線に出ると、北風をまともに受けるので、いつものこの時期なら霧氷が輝いているところであるが、今日は全くなし。
その代わり、笛吹岩の展望地からは台高や遠く大峯の山々の稜線が見ることが出来た。せめてもの慰みだ。

頑張って歩いたのと、途中で見るべき物が何もなかったので、山頂にはスタートしてから 1時間43分で到着。
時間が早いので、この先の請取峠(桃俣)分岐まで足を延ばし、そこで昼食にすることにする。
山頂から一旦下り、岩場の小山を越えて行くが、ほんの少しのアップダウンとはいえ急な傾斜で足元が凍っており、慎重に進む。

しかし1つ目のコブを超えた所で、危険を感じアイゼンを装着した。
トレースがあったので、特に迷う事もなく、目的の分岐まで到着。それでも時間がまだ早い。
そこでの昼食はやめ、高見山に登り返してから、昼食にすることにして、そのままUターン。

高見山に登り返すと、大勢の人がいた。
昼食場所を探すが適当な所は空いていない。少しうろうろしていたら、昼食を終えた人がいたので、運よくそのあとで昼食。
前方の台高・大峯の山々を眺めながら、カップラーメンを食べ、食後にコーヒーとスイーツでマッタリと休憩。

昼食を終えても、まだ昼前であったが、することもないので下山開始。
往路では山頂近くの山道は凍っていて、下りでは滑るな と感じながら登ってきたが、その凍っていた道も融けて、少しぬかるんだ状態になっていた。
朝方は冷え込んでいたが、日が差してから暖かくなり、多くの人が通るので融けた模様だ。そのため滑ることもなく、快調に下ることが出来た。

そんなんで、途中休憩もせず、ドンドン下り、高見杉を超えたところの沢で、アイゼン・ストックと靴を洗い、無事に下山した。

 
⇒ページ・トップへ
 

たかすみ温泉 駐車場
広い駐車場であるが、奥の方の約半分は、ロープで侵入禁止になっていた。
温泉利用者用に空けているのかな

登山口
温泉施設の奥より川縁に降り、川沿いを南に少し下り、赤い橋(丹ノ浦橋)を渡る

登山口から延々と木の階段が続く

高見杉
そのまま通過

北側の斜面に移ると、残雪がチラホラと

杉谷・小峠への分岐点
前回はここから小峠に下り、大峠(高見峠)に向かったが、通行止めは現在も規制されている。

国見岩
この岩に登ったら、展望があるのかな

揺岩
何の変哲もない岩であるが

霧氷は全く見当たらない
北風にさらされる尾根なので、この時期は霧氷が綺麗なはずだが、今日は無風で暖かい

笛吹岩
この先の展望箇所に行くと、台高・大峯の稜線が見渡せた

笛吹岩からの展望①

笛吹岩からの展望②

足元には白いものが出始めたが、積もっていると云う程でもない

高見山山頂の避難小屋

高見山 三角点

09:40 三角点横よりのパノラマ

三角点の横より、三峰山方面の展望

高角神社

避難小屋上の展望台
無風で暖かいので、若者グループが、豪華な山メシの最中だった。 大峠~小峠は現在も通行止め

時間も早いので、請取峠(桃俣)分岐まで往復しに足を延ばす

ほんの短い距離であるが、岩場の急坂を昇り降りする。
凍っており滑りやすい

で、アイゼンを装着

北尾根と、その向こうに室生の山々が見える。中央の特異な山が兜岩・鎧岩

大崩壊地

ブナの大木 3兄弟

請取峠(桃俣)分岐①

請取峠(桃俣)分岐②
三峰山方面

請取峠(桃俣)分岐③
高見山方面
昼食にはまだ時間が早いので、高見山に戻って昼食をすることにして引返す

大崩壊地

北斜面には残雪が多くみられた
いつもなら霧氷で輝いているはずなのだが・・

高見山山頂へあと少し

高見山 山頂まで戻って来た

11:44 高見山山頂より北方面のパノラマ
山頂は人が多く、昼食場所がない。が、運良く昼食を終えた人が立ち去ったので、そのあとで昼食

高見山山頂より①
右のピークが国見山、左奥には桧塚

高見山山頂より②
桧塚と桧塚奥峰のズーム

高見山山頂より③
明神岳・水無山。国見山のズーム

高見山山頂より④
大普賢岳

下山開始
時間は早いが、することもないので早々に下山開始

笛吹岩
先の展望場所で、景色を眺めている人がいた

杉谷・小峠への分岐点

高見杉

高見杉の上部

この沢で、アイゼン・ストック・靴を洗う

登山口まで戻る

(丹ノ浦橋)を渡り、川沿いに駐車地に戻る

たかすみ温泉 駐車場に無事戻る



山頂や途中でで出会った人数の割に駐車している車が少ないように思われるが、霧氷バスで杉谷から来ていたのだろうか。
 
 
⇒ページ・トップへ
 ⇒ 「 山歩き 」 編トップページ ⇒ 「 ウォーキング・名所見学 」 編トップページ ⇒ TKMのホーム・ページ
 
 ご意見・ご感想は こちら へ 【メール宛先の (アットマーク) は、半角 (@) に変更してください】