TKMデジカメ山歩き 2017/8/14(月)
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国見山伊勢辻山赤ゾレ山
スタート:高見峠 ⇔
ルート :
 
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県・三重県
【山地系】台高山地
 
国見山
 Ⅱ△1418.94m (青俣山)
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※ダウンロードできない場合は こちらを参照
 
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
890m  07:25   ① 高見峠 0:42 0:40 0:42   出発時間 05:35 16:00
   08:07   雲ヶ瀬山 到着時間 07:10 18:05
1:31 1:30 2:13  
1290m  09:38~09:54 0:16 伊勢辻山 P1290 片道距離 62 ㎞ 63 ㎞
0:20 1:15 2:33  
1300m  10:14   赤ゾレ山 C1300 往復距離 125 ㎞(AVG= - )
0:42 3:15  
1418m  10:56   国見山 △1418.9  
0:37 0:35 3:52  
   11:33~12:15 0:42 ⑥ 明神平  
0:27 1:40 4:19 0:27
   12:42   ⑦ 御神木  
0:05 4:24 0:32
   12:47   ⑧ 国見若水 ASC(総上昇)プロトレック - m
0:57 5:21 1:29
   13:44~13:50 0:06 ⑨ 伊勢辻山 DSC(総下降) 〃 - m
1:58 1:45 7:19 3:27
   15:48   ⑩ 高見峠 総上昇量(GPS) 1491 m
  8:23 1:04   7:19 7:25     移動距離(GPS) 18.6 ㎞
 
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アプローチ

奈良 ⇔ 《R24》 ⇔ 《県14》 ⇔ 《R166》 ⇔ 《県219》 ⇔ 《R166》 ⇔ 《高見峠旧道》 ⇔ 高見峠
※復路は、県道219を通らず R166を通しで走った


駐車場

高見峠


ルート

【往路】 P → 雲ヶ瀬山 → ハッピノタワ → 伊勢辻山 → 赤ゾレ山 → 馬駈ヶ辻 → 国見山 →
      水無山 → 明神平
【復路】 明神平 → 水無山 → 御神木 → 国見若水 → 伊勢辻山 → ハッピノタワ →
      ハンシ山 → 雲ヶ瀬山 → P


記録

何だか天候が不安定な日が続いている。
祝日(山の日)とお盆で、世間は 5連休のようだが、天気予報はイマイチ。

しかし、雨の心配は少なさそうなので、頑張って出かけてみる事にした。
と、云っても天気は良くないながらも関西は暑い日が続いているので、高度のある高見峠から北部台高縦走路を、行ける所まで (国見山あたりまでかな) 往復することにした。

このルートは、8年前の暑い時期(2009-9-5)に同じ理由で歩いているが、その時は暑さバテをし、赤ゾレ山まででリターンしたが、今回はもっと頑張りたい。

朝、いつもより 30分速く目が覚めたので、そのまま起床。早いうちのスタートの方が涼しくて良い。
早朝で道路が空いていたこともあり、現地には 7:10過ぎに到着。先着車は軽ワゴン 1台のみ。

駐車場の裏側の広場の奥から入山。
前回歩いてから 8年経っているので、ルートの記憶は殆ど頭の中に残っていない。
ハッキリとした踏み跡のルートで、最近付けたと思われるピンクのリボンが、ルート上に続いていた。
緩やかなアップダウンを繰り返しながら進み、
70m程の連続とした登りを頑張ると、雲ヶ瀬山に到着、歩き初めなのでそんな登りでも少しシンドイ。
反対側に同じくらいの高度を下る、こちらの方が傾斜がきつそう、帰りの最後の登りでシンドイ所になりそうだ。

一旦下りきり、小さなコブを 3つほど越えると、見覚えのあるハッピノタワの鞍部に到着。ここから先の縦走路は何度か歩いている。
その、ハッピノタワから本格的な登りに入る。と云っても伊勢辻山まで高度差は 300m程度。歩き慣れてきたので普通に歩けるようになってきた。
途中樹林帯を抜ける所があり、曇っているものの日差しがあるので暑かった。しかし、それも少しの区間だけ。

それなりの暑さは覚悟してきており、水も 2.5リットル持ってきたが、樹木で日陰になった部分はそれほど暑くなく、時折吹く風が気持ちよく、暑さはあまり感じない。
そんなんで、順調に進み、伊勢辻山で今日初めての休憩。
オニギリで小腹ごしらえしてから、新しく買い替えたカメラの Wi-fi 機能を使いスマホから操作して自撮写真を撮ったりした。
なお、前のカメラはシャッターボタンが効かなくなり、画面タッチでシャッター操作をして、何とかごまかしながら使っていたが、その画面は一本横線が入ったまま写らなくなってしまった。完全にオシャカだ。
防滴・防塵タイプだったので、雨降りや降雪の日でも、首からぶら下げたまま使用し、また顔から流れ落ちる汗がカメラにボトボトと落ちても気にしていなく、乱暴に使用していた。さすがにそれがまずかったようだ。

伊勢辻山から、一旦下って、登り返すと赤ゾレ山。8年前はココで引返したが、今日はスタートが早かったこともあり、まだまだ時間に余裕があるので、そのまま先に進む。
赤ゾレ山を反対方向に下ると、ハート形の池、赤ゾレ池だ。この西南側にも小池があるようなので、縦走路の反対側に回って確認に行く。池はすぐ見つかったが、水量が少なかったためか池というよりヌタ場のような感じだった。

縦走路の横にある馬駈ヶ場のピーク(P1320)に寄ってから、起伏の殆どない稜線を少し進むと馬駈ヶ場、そのすぐ先で岩場交じりの登りになると国見山への登りだ。
100mほどの高度を登ると国見山の三角点に到着。もう少し時間に余裕があるので、そのまま通過し先に進む。

国見山と国見山南峰との間にある展望地のウシログラは、毎回見逃しているが、今回は見逃すことなく立ち寄って行く。
そのウシログラから、これから向かおうとしている水無山を見ると、登り返しがキツそうに見えた。やめて引返そうかと心が折れそうになった。

とりあえず前に進んでみると、惰性で進むことが出来、無事に水無山に到着。そのまま明神平に向かう。
水無山の下り口から明神平が見下ろせ、帰りの登り返しがシンドイと思いつつ、昼飯を食えば元気が出ると一気に下った。

東屋で昼食にしようとしたら、大又からの単独さんも到着された。昼食中に薊岳に往復された単独さんも来られた。
久しぶりにコンロでお湯を沸かし、カップ麺の昼食。食後にコーヒーとスイーツで少しゆっくり

腹を膨らませ、疲れも解消して下山、と云っても最初は登りだが、に向かう。
水無山からの下りで、あろうことかバイクが 4台登ってくる途中だった。フルフェースのヘルメットでハッキリとはわからなかったが、何れも結構年配の人達だった。趣味は良いが台高の縦走路をバイクはないだろ。

国見山への登り返しに入って直ぐの所で国見山南峰の斜面にトラバースする。目的は御神木だ。
昨年(2016-6-15)ボンサイ平でお会いした青年に御神木の事を聞かれたが全く知らなかった、その後にネットで調べ、大体の位置は分かったので、近々会いに行こうと思っていたが、それから 1年以上も経ってしまった。
その御神木、すぐに見つかった。結構目立ったところにあったが、御神木自体は、これと云った特徴のある木には見えなかったけど。
その御神木にガラスビンがぶら下げられており、中に筆記用具と紙が見えたが、空けることはしなかった。

その御神木から少し横滑りすると、国見若水。水量はそこそこ多かったかな。
そのまま、国見山の斜面をトラバースして行き、縦走路に合流した。特に危険はなかったが、斜面で歩きにくかった。

赤ゾレ山は登らず、左からのルートを進むと、明神平で一緒だった大又からの単独さんに追い付いた。
下山ルートを迷っておられたようで、結局安心な伊勢辻から櫛羅の滝へ下山することにされたので、伊勢辻まで同行する。
伊勢辻山で水分休憩を取り、その下の伊勢辻で単独さんと別れる。

往路で、山頂表示を見なかったハンシ山は、山頂を通過しないトラバース道を通って来たようなので、帰路では踏み跡の薄いルートでハンシ山の山頂を経由した。

シンドイと思っていた雲ヶ瀬山への登り返しも、頑張ってイッキの登り、足早に帰路を急いだ。
高見峠が近付いた所で、エンジン音が近付いてきて、バイク集団が左の小ピークから当方の前の山道を横断して、右の小山に登って行った。10台近いバイク集団だった。
バイクでは斜面のトラバース道部分は危険なので、ピーク越えで縦走しているようだ。しかし、これって アリ?

そのすぐ先で、高見峠の駐車場後ろの広場に出て、今日の行程を終える。


今日は、猛暑を予想してきたが、曇っていたこともあり特別に暑くなく、さわやかな風が通っていたため蒸し暑さも特に感じなかった。
そんなんで、当初は頑張っても国見山までの往復と予想していたが、明神平まで行く事が出来た。

 
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高見峠


高見峠到着時、先着車は軽ワゴン 1台のみ
 

高見峠 駐車場の南側広場の奥より入山

緩い起伏の歩きやすい道が続く

4等三角点

雲ヶ瀬山
可成り目立つ山容の山であるが、地理院の地図にポイント・山名はない

西方向に展望が開けると
金剛山・葛城山と、その右手前に竜門岳と音羽 3山が見えた

南タワ
尾根の鞍部が切り通しされたように崩れていた

再び東方面に展望がでると
地蔵谷の向こうに木梶山(左)から馬駈ヶ辻への尾根が見えた

ハッピノタワ

ハッピノタワから東方向に下ると木梶林道に出る

樹林帯を出ると、下草が伸びて背の高さぐらいまで伸びているものもあった。かき分けて進む。

地蔵谷頭

伊勢辻

伊勢辻山
今日初めての休憩。オニギリで小腹ごしらえ

伊勢辻山より①
セルフモードでなく、Wi-Fi 接続でスマホよりピントを合わせ、シャッターを切った

伊勢辻山より②
薊岳と右奥に、頭が雲の中に入っている大普賢岳

伊勢辻山より③
これから向かう、赤ゾレ山~国見山への尾根

赤ゾレ山に到着

赤ゾレ山より①
まだ時間に余裕があるので、とりあえず国見山(中央ピーク)に向かう

10:16 赤ゾレ山よりのパノラマ

赤ゾレ山より②
先ほどまで居た、伊勢辻山

小池(赤ゾレ池)

赤ゾレ池から縦走路の反対側にある池を見に行った。
ここは初めて

馬駈ヶ辻
縦走路の脇にあるピークに立ち寄る

馬駈ヶ場

国見山への登りに入ると、岩場地帯に入る

国見山 三角点
もう少し時間があるので、ココはそのまま通過し、先に進む

ウシログラの入口
いつも見逃して通過してしまう

ウシログラより①
水無山と、右に前山
登りがきつそうに見えるがどうしようか

ウシログラより②
大普賢岳と釈迦ヶ岳のズーム

水無山 山頂

明神平が見えてきた

明神平に到着
同着した大又からの単独さん、薊岳に往復された単独さんと昼食

明神平より①
久しぶりにコンロで湯を沸かしカップ麺の昼食と食後のコーヒーで寛ぎ、元気回復

明神平より②
下山・・と云っても登り、に向かう

水無山

エッ! バイク 4台とすれ違う
ようやるワ

御神木①
水無山から下り、国見山への登りに入った所で、右に国見山の斜面をトラバースしていくと、発見

御神木②
ガラスビンの中に筆記用具と紙が見えたが、蓋は空けなかった

御神木③
上部
何か、いわれがあるのかな、特別な木とは思えなかったけど

国見若水①
御神木から、そのまま斜面を横滑りすると

国見若水②
一番上で湧き出てくる所

縦走路に合流
国見若水から、国見山の斜面を横切ってきた

馬駈ヶ場

これから戻る、伊勢辻山

馬駈ヶ辻
ピークは右であるが、往路で踏んだので、通過

赤ゾレ山と赤ゾレ池

伊勢辻山
水分休憩を取る
この手前で、昼食時に一緒だった単独さんに追い付き、この先の伊勢辻で別れる

ハンシ山
往路は知らぬ間にトラバース道に導かれ、山頂を踏まなかった。

前方に最後の難関の雲ヶ瀬山が見えてきた。
後ろは高見山

破損したバイク
近くにヘルメットとエンジンカバーが置いてあった

ハッピノタワ

雲ヶ瀬山
南タワからの 150mの登り返しも頑張って一気に登った



バイク集団が 10台近く山の中に消えて行った




無事高見峠に帰着

 
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