TKMデジカメ山歩き 2018/12/1(土)
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雨乞岳御在所山
スタート:武平TN西口 →
ルート :↓千種街道、↑水晶谷ルート
雨乞岳=近畿100名山
歩いた足跡

歩行断面図
御在所山=日本200名山
【所在地】滋賀県
【山地系】鈴鹿山地
雨乞岳
 Ⅲ△1237.71m (雨乞嶽山)
御在所山 足跡のダウンロードは ( こちら ) から
※ダウンロードできない場合は こちらを参照
 Ⅰ△1209.41m (御在所)
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
780m  07:46   ① 武平TN西口手前 R477 P 0:35 3:00 0:35   出発時間 05:35 14:55
   08:21   ② 沢谷峠 到着時間 07:35 17:35
0:54 1:29  
1014m  09:15   ③ 三人山 P1014 片道距離 92 ㎞ 97 ㎞
0:36 2:05  
   09:51   ④ 東雨乞岳 往復距離 189 ㎞(AVG=16.9)
0:11 2:16  
1237m  10:02~10:09 0:07 雨乞岳 △1237.7  
0:20 0:25 2:36 0:20
   10:29   ⑥ 杉峠  
1:00 1:00 3:36 1:20
   11:29~12:17 0:48 ⑦ コクイ谷出合  
0:14 0:15 3:50 1:34
   12:31   ⑧ 分岐(上水晶谷ルート) ASC(総上昇)プロトレック 1095 m
1:15 1:30 5:05 2:49
1209m  13:46   御在所山 △1209.4 DSC(総下降) 〃 1100 m
1:01 0:55 6:06 3:50
   14:47   ⑩ 武平TN西口手前 R477 P 総上昇量(GPS) 1287 m
  7:01 0:55   6:06 7:05     移動距離(GPS) 13.9 ㎞
 
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アプローチ

奈良 → 《R24・R163》 → 伊賀一之宮IC 《西名阪》 上柘植IC → 《県4・県131・県129・R1・県507・県9・R477》 → 武平トンネル西口 350m手前駐車場

※ 復路は ナビの指示が変わり、R477からR307に出て信楽経由で帰宅
   距離的には 7㎞ほど遠かった


駐車場

武平トンネル西口 350m手前にある駐車場
※ 早い時間にもかかわらず、トンネル前の駐車地は何れも埋まっていた。


ルート

P → 沢谷峠 → 三人山 → 東雨乞岳 → 杉峠 → コクイ谷出合 → 上水晶谷分岐 → 国見峠(下側) → 御在所山 → 武平峠 → P


記録

武平峠から雨乞岳へまだ歩いた事のない尾根ルートから登ることにした。
雨乞岳への往復だけでは物足りないので、帰路は杉峠からコクイ谷出合まで下り、そこから国見峠まで登り返し、御在所山から武平峠経由で戻る予定とした。
杉峠からコクイ谷出合までの千種街道も、今回初めて歩く。

朝早く自宅をスタートしたので、現地にはジャスト 2時間で到着した。
途中、コンビニでの買出しを忘れ、R1に合流する手前で気付き、スマホでコンビニを検索すると、現地までの間で、R1を反対側に 1㎞ほど行った所に 1店あるのみだった。
そこで気付かなければ、往生する所であった。

現地に早く到着したにもかかわらず、武平トンネル手前の駐車地は既に満車状態。駐車できずにウロウロしている車もいた。
300mほど手前の国道横に 10台ほど駐車できる駐車場を見ていたので、そこに戻り駐車。

トンネル手前にある橋の横より入山。
登山口から暫くの間は、道はハッキリしていたが、少し先でいろんな方向に踏み跡があるので迷うが、目的方向の一番踏み跡の濃い所を進む。

少し上がると 1本道になり、その先からはルートに気を使う事はなくなる。
山の中腹を谷や尾根を巻きながら進むルートで、小さなアップダウンが続くので、平行なルートの割には結構シンドイ。

そんなルートを抜け出した所が沢谷峠。
表示はないが「遭難多発注意」の看板があった。そこでルートを別れ左の尾根方向に進む。
少し先で尾根の登りに入ると薄い踏み跡があった。リボンやテープも出てきた。

すぐある最初のピークで、直線方向に下って行くと踏み跡が怪しくなり先の方にテープもない。
GPSで確認すると、違う尾根に下っていた。慌てて登り返すと正しい尾根方向にテープがあった。基本尾根歩きと思い、あまり気を配らず正面方向に進んだのが間違いだった。

その先も、アップダウンを繰り返しながら登って行くが、特にピークの所では下る尾根を間違えないように踏み跡・テープを確認しながら進む。
踏み跡は落ち葉に隠れて分かりにくい所が多いが、要所ではGPSを確認して間違わないようにする。

少し広がった尾根の登りで、「→雨乞い ↑三人山」 と書かれていた木があった。
特に大回りにならないので、P1014の三人山に寄って行く。
三人山は特に何もないので山名表示を見たのみで通過。

その先で東雨乞岳への長い登りに入る。
踏み跡はハッキリしているいるので、その踏み跡を追っていく。半分くらいを過ぎた所で足元に笹が出てきた。しかし雨乞名物の背の高いササではなく膝くらいまでのササ草原と云った感じ。
そのササ草原の中を踏み跡のルートが続いている。

傾斜が緩くなってフラットな所に出ると、女性 3人さんがいた。東雨乞岳かと思ったが、山頂はもう少し先。当方が登って来たルートから下るグループだった。この手前でも単独男性とすれ違っている。それなりに歩かれているルートのようだ。

そこから一登りで東雨乞岳の山頂に到着。
数組の登山者が居た。展望の良い場所だがガスで真っ白けで何も見えない。風も強く吹いていた。すぐ目の先の雨乞岳も見えないので、当方が上がってきた所を雨乞岳へのルートと勘違いされて雨乞岳までどれくらいかと聞かれる始末。
東雨乞岳はガスで見るべきものはないのでそのまま通過する。

なお、登山口から暫くした所で当方を抜いて行った中年の夫婦さんが、東雨乞岳の山頂にいたので、当方が歩いてきた三人山を通過する尾根ルートの方が時間的に早いかも。

雨乞岳には、駐車場をスタートして 2:16分で到着。予想よりかなり早く到着できた。
さて、そこで思案。ガスが濃くて 100m先も見えないくらい。予定していたルートを歩くには少し不安がある。と言って引返すと早すぎる。

ちょうど山頂に上がって来た 同年輩の男性 2人さんも思案して予定通り杉峠からコクイ谷ルートで戻るとの事。当方もコクイ谷出合まで行ってから考える事にして先行して杉峠に向かう。

杉峠まで下りると、単独さんが立ったまま行動食を取っていた。すぐ後から下って来た 2人さんは、杉峠で昼食をする模様。
当方は、鉱山跡で昼食の予定でそのまま先に向かう。

杉峠からも、初めて歩くルートだ。緩やかな傾斜で歩きやすい道が続く。
少し広い場所に出ると、各所に石垣がある場所に出た。鉱山跡と思われるが案内表示等は見当たらない。
昼食をしたかったが、風があるのでやめてそのまま進む。

すると前方に自転車の単独さんが見えた。マウンテンバイクでも山道を何割くらい自転車に乗って行けるだろうか、よほど自転車好きな人だな。

鉱山跡と思われる一番下段に案内標識があった。案内には 銀・銅を採掘していて当時は小学校もあったとの事。こんな奥深い所に と少しビックリ。

小峠分岐の少し先で渡渉して、右岸側を下って行き、コクイ谷出合付近で河原に下る所が崩壊していて、怪しげな迂回路からコクイ谷に着地。
コクイ谷出合の標識の所に行くと、入山早々に当方を抜いて行った単独の青年が昼食を取っていた。当方もそこで昼食。

すぐ後から、2人さんが追って到着した。杉峠で昼食を取っていた模様だが、可成り健脚の人のようだ。そういえば雨乞岳の山頂で、2時間で到着したと言っていた。
その 2人さんは、暫く休憩したあとコクイ谷を遡って行った。

先客の単独さんは当方と同じく、国見峠から行くかコクイ谷から戻るか迷っておられたが、2人さんに続いてコクイ谷方面に行かれた。
昼食中に単独の青年が下りてこられたが、その単独さんもコクイ谷に向かっていかれた。

昼食を終え、どうするか迷いに迷ったが、コクイ谷は昔ドボンした悪夢が残っているので予定通り国見峠に向かう。

15分ほどで上水晶谷を渡渉すると国見峠への分岐表示があった。そこで千種街道を別れ上水晶谷の右岸側を登って行く。
踏み跡は薄くおまけに落ち葉で隠れているので分かり辛いが目立つピンクのリボンがあるのでそれを目印に進む。方向的には谷に沿って登って行けばよいが、歩けるところは限られている所が多いので、目印がないとルート取りに戸惑う所だ。

何度も目印を見失いかける場面があったが、何とか拾いながら進むと、前方から中年前の単独さんが下りてきた。健脚の人のようだがこの時間からどこまで行くのかな。

そんな状態で登って行くと前方に稜線の鞍部が見えてきた。そこが国見峠であるが、その手前で御在所山の三角点に直行する。
足に疲れが出てきてシンドイ。とにかく一生懸命に登る。

ようやくスキー場のゲレンデに上がり、そのゲレンデから三角点までの登りのキツイ事。最後の登りと思い、残っている力を出し切る。
御在所岳の三角点に到着すると、たまらず横のベンチにへたりこむ。

すぐ横の望湖台は、今日は展望は望めないしシンドイのでパス。息を整えてから武平峠に直行に向かう。
山上の舗装道から、武平峠への登山道に入り、暫くしてから単独さんとすれ違い、少し下でもテン泊荷物を背負った 3人グループともすれ違う。
岩場や白ザレ場を注意しながら下り、無事下山。

満車だった駐車地も、停まっている車は少なく、当方が停めた駐車場も、当方の車を含め 2台停まっているのみだった。

 
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武平トンネル西口 350m手前にある、R477横の駐車場

登山口に近い駐車地は、早い時間にもかかわらず、既に満車状態になっていたので、この駐車場まで戻って駐車した
 

登山口
ワンボックスの向こう側が雨乞岳への登山口。登山口は明確であるが、その先暫くは踏み跡が各所にありルートが不鮮明

沢谷峠
ココでルートを別れ、三人山方面の尾根ルートに分かれる。
分岐表示・テープ等はどこにもない

尾根頭に出ると、「遭難多発注意」の看板が。
この付近で日没になり、遭難事故が多発しているとの事

雨乞岳(東雨乞)が前方に見えてきた。
右は七人山

尾根の展望場所に出ると、鎌ヶ岳方面が望めた

目立った木があったので撮ったが、写真で見ると大したことはないな

左の木に、「→雨乞、↑三人山」 とマジックで書かれていた。
三人山に向かう

三人山 P1014
特に何もないところ

東雨乞岳の斜面にかかると、ササが出てきた。

東雨乞岳 に到着
ガスで何も見えなく、強風が吹いていた

雨乞岳 に到着
余りにもガスが濃いのでこれからどうするか思案。とりあえず杉峠に向かう

大峠の澤
ガスで池の湖面が見えていないが、小さな池がある

肩ほどまである笹をかけ分けて下って行く

杉峠
そのまま、根の平峠方面に千種街道を下って行く

明確な歩きやすいルートが続く

何やらの跡らしき所を抜けていく

石垣が各所に
標識はないがこの辺りが鉱山跡かな

作られたような川も

大きなな広場も

一番下側に「御池鉱山旧跡」の標識があった。
銀・銅を採掘しており、小学校まであったとの事

自然に還った

この木も目立っていたが

小峠分岐の先で右岸側に渡渉

コクイ谷出合
ココで昼食。3組がコクイ谷に向かったので、どうするか迷ったが、予定通り国見峠に向かう

神崎川(愛知川)への分岐

上水晶谷渡渉地点
渡渉して、千種街道を別れ上水晶谷ルートに入る

上水晶谷の右岸側を国見峠に向かって登って行く。 このルートは下りで 1回歩いた事があるが・・

先に見えるのが国見峠
寄って行きたいが、早く下山をしたいのでパス

登って来た上水晶谷

スキー場のゲレンデに到着
このゲレンデの登りがキツかった

御在所山 三角点

三角点横のベンチで、へたりこみ息を整えてから下山に向かう

鎌ヶ岳との鞍部が、これから向かう武平峠

武平峠への登山道に入る

ロープウェー山上公園方面

削られたトレンチ内のザレ場を滑らないように下って行く

鎌ヶ岳は目立つな

白ザレ場

武平峠

トンネル上部を回り込んで

武平トンネル西口に無事着地

駐車地に戻る
当方の他に 1台残っているのみ
 
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