TKM の デジカメと山歩き | 2018/1/12(金) | ☆別ウインドウで拡大表示☆ |
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晴 | |||||
藤原岳・頭陀ヶ平 | |||||
スタート:藤原岳登山口休憩所P(大貝戸) → | |||||
ルート :↑大貝戸道、↓木和田尾 | |||||
日本300名山、関・近100名山 | ![]() 歩いた足跡 |
![]() 歩行断面図 |
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【所在地】三重県・滋賀県 | |||||
【山地系】鈴鹿山地 | |||||
頭陀ヶ平 | 足跡のダウンロードは ( こちら ) から ※ダウンロードできない場合は こちらを参照 |
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Ⅱ△1143.00m (坂本村) | |||||
標高 | 時間 到着/出発 |
休憩 タイム |
地名・ポイント名 | 区間 歩行タイム |
ガイド本 コースタイム |
(往)歩行 累積タイム |
(復)歩行 累積タイム |
自宅⇔現地 | (往) | (復) |
160m | 08:42 | ① 藤原岳登山口休憩所 | 1:23 | 2:20 | 1:23 | 出発時間 | 05:50 | 16:20 | ||
10:05~10:18 | 0:13 | ② 八合目 | 到着時間 | 08:30 | 19:05 | |||||
0:40 | 2:03 | |||||||||
10:58~11:08 | 0:10 | ③ 藤原山荘 | 片道距離 | 114 ㎞ | 116 ㎞ | |||||
0:17 | 0:15 | 2:20 | ||||||||
1140m | 11:25~11:31 | 0:06 | ④ 藤原岳 | 往復距離 | 230 ㎞(AVG=17.7) | |||||
0:14 | 0:20 | 2:34 | ||||||||
11:45~12:24 | 0:39 | ⑤ 藤原山荘 | ||||||||
0:33 | - | 3:07 | 0:33 | |||||||
1171m | 12:57 | ⑥ 天狗岳 P1171 | ||||||||
0:34 | - | 3:41 | 1:07 | |||||||
1143m | 13:31 | ⑦ 頭陀ヶ平 △1143.0 | ||||||||
0:30 | - | 4:11 | 1:37 | |||||||
14:01 | ⑧ 白瀬峠分岐 | ASC(総上昇)プロトレック | 1240 m | |||||||
1:13 | - | 5:24 | 2:50 | |||||||
15:14 | ⑨ 山口登山口 | DSC(総下降) 〃 | 1235 m | |||||||
0:49 | - | 6:13 | 3:39 | |||||||
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16:03 | ⑩ 藤原岳登山口休憩所 | 総上昇量(GPS) | 1396 m | |||||||
7:21 | 1:08 | 6:13 | - | 移動距離(GPS) | 14.5 ㎞ |
奈良 ⇔ 《R24》 ⇔ 《R163》 ⇔ 中瀬IC《西名阪》 ⇔ 《R1》 ⇔ 《R306》
藤原岳登山口休憩所の駐車場
P → 《大貝戸道・表道》 → 八合目 → 藤原山荘 → 藤原岳 → 藤原山荘 → 天狗岩 → 頭陀ヶ平 → 《木和田尾》 → 白瀬峠分岐 → 山口登山口 → P
今日は高気圧が張り出し天気が良いとの予報。週末の天候は下り坂になる模様なので、山歩きに出かける。ただ天気は良いが風は強そうな感じだ。
目的地は、竜ヶ岳の遠足尾根をスノーシュー歩きだ。昨年も行こうと思っていたが、積雪のタイミングを逃し行けなかった。
ただ、竜ヶ岳は普段でも風の強い山なので、風が強ければ吹き飛ばされそうになるほど吹くので、近くまで行って風が強そうなら、その先の藤原岳に変更する予定とした。
R306に入り、鈴鹿山地の東側を北上し、途中のコンビニに今日の昼食を調達しに寄り、車を降りると風が吹いている、ソコソコの風だ。で、目的地を藤原岳に変更。
さて、変更した藤原岳のルートだが、木和田尾から登ることが頭に過ったが、その場合は表道から下山になるが、天気が良いと山道が泥濘になるのが気にかかる。で、いつも通り表道(大貝戸道)からの周回とした。
大貝戸の藤原岳登山口休憩所の無料駐車場は、先着車は 6台のみだった。天気は良いが今日は平日なので少ないのかな。数名の団体さんがスタートして行ったところだった。
神武神社の鳥居の横から入山。
スノーシューを背負っているので重く感じ、急坂でもない登りがキツイ。一歩づつユックリと足を運ぶ。
今日は風が強かったが、山腹の樹林帯の中のため風がなく、すぐに体が温まり汗まで出てきた。
入山時点では、雪は全く見られなかったが、二合目あたりから地肌が白くなり始めた。
次第に雪の量は増えてくるが、山道の雪は圧雪されている。そのため滑りやすい所もあるが、傾斜の緩い登りなので、注意して登ればアイゼンは必要ない。
途中、ユックリと歩いていた単独さん 2組を追い抜き、7合目手前あたりで、駐車場からスタートして行ったのが見えた団体さんに追い付く。その辺りかyら雪深くなってきた。
八合目で一服。オニギリを小腹に入れる。
アイゼンを装着して、到着された団体さんと入れ違いに、先着して休憩されていた 2人さんが先行スタートされたのを追っていく。
冬道の急登を、先行した 2人さんが付けたステップを利用させてもらい、登って行く。
歩き慣れてきて、荷物も重く感じなくなってきたので、自分なりにグイグイと登って行く。
九合目で、2人さんをかわすと、今日の先頭になってしまったようだ。新しいトレースがなくなった。
風で飛ばされルートが消えている所が、所々にあるので、ルートを間違えないように慎重に登って行く。
藤原山荘に上がり、誰もいないので初めて小屋に入ってみようと、鉄の扉を開けようとするも、びくとも動かない。違う所に入口があるのか と思い小屋を一周、他に入口はない。
もう一度、思いっきり扉を引くと、動いた。一部が凍結していたようだ。
藤原岳の山頂に往復してから、この小屋で昼食をする予定にして、先ほど追い抜いた 2人さんが上がって来たのと入れ違いに山頂に向かう。
暫く進んで、手持ち無沙汰に違和感を覚える。ストックを持っていなかった。扉を開けるときに立てかけておいたのを忘れた。今さら戻るのも億劫だし、どうせ山頂に往復してから戻るので、そのままストックなしで行く事にする。
山頂への広い斜面を適当に登って行く。本来ならスノーシューの活躍の場であるが、雪が締まって表面が固いのでアイゼンのままだ。少し頑張ると、直に山頂に到着。
藤原岳の山頂は、天気が良いので大展望が開けていた。四日市方面の向こうに伊勢湾が光っており、行くのを諦めた隣の竜ヶ岳、その向こうには御在所山も見えている。反対方向には伊吹山も顔を出しており、能郷白山も見えている。しかし、遠方には雲がかかっており、白山や御嶽山・アルプスまでの展望はなかった。とは言っても、中々の大展望だ。
そんなんで展望を楽しんでいたが、風が強いので下山に向かう。
再び広い斜面を自由勝手に下り、山荘手前で団体さんとすれ違う。
藤原山荘に戻ると、団体さんの 1人が中で留守をしておられた。
お話を伺いながら昼食にかかる。そのうちに何組かが上がってきて、小屋の中も賑やかしくなってきた。
食後にコーヒーとスイーツでユックリとしたが、小屋の中での昼食だったので後片付けも迅速に行えたのでそれほど時間は経っていなかった。
で、とりあえず天狗岩に向かう。相変わらず今日のトレースはない。
小屋の横から、向かいかけると昨日までのスノーシューの後が残っていたので、追って行ったら方向違いに向かっている。方向を修正しノートレースの所を進む。
風の通る場所はトレースはないが、鞍部や樹林帯はトレースが残っている。天気が良く見通しがあるので迷う事はないが・・
天狗岩から、先ほど踏んだ藤原岳を見て、戻る途中の頭陀ヶ平の分岐で、どうしようか迷う。
天狗岩に向かった時は、今日は木和田をは諦め、天狗岩を往復してから来た道で下山しようと思っていたが、その表道からは余り下りたくはないし・・
その分岐からは、トレースはないが何度か歩いているルートだし、スマホに昨年のログがあるので、厳しそうであれば引返すことにして、とりあえず頭陀ヶ平方面に向かう。
こちらも風の通る所はトレースがないので目標を見定めながら適当に歩きやすそうな所を進む。
頭陀ヶ平に問題なく到着したので、そのまま木和田尾に向かう事にする。
雪を冠った霊仙山と伊吹山を見納め、頭陀ヶ平の下側の鉄塔から木和田尾に向かう激坂を下る。
アイゼンの踵でエッジを利かしながらその坂を激下る。転げる事もなく無事通過し、最初の鉄塔に着くと、昨年はなかった(と、思う)案内表示の道標があった。
その指示に従い下って行く。その先にも要所には、道標が設置されていた。
白瀬峠への分岐に着くと、この先 12本アイゼンの足跡が下っていた。御池岳からの帰りかな?
そのアイゼンの足跡を追って下って行く。ルートをイチイチ確認する必要がなくなったので楽になった。
子向井山(P647)の手前で、山口登山口への道標が尾根を別れていた。いつもはそのまま尾根を進み、鉄塔巡視路経由で下山していたが、新しく設置された道標に導かれ、今回はそこで尾根を別れ山口の登山口に向かう。追ってきたアイゼンの足跡は尾根方向に向かっていたので、再びここからノートレースだ。
しかし、赤リボンもあり古いトレースが残っているので、ルートは何となくわかる。2~3ヶ所でルートの痕跡のない所があったが、先の方を見渡せば、そこも何となく分かるので、順調に下る事が出来た。
谷に入ってアイゼンを外したが、すぐ先で谷横の道に変わり滑りやすい場面が出てきたので、再びアイゼンを履いたりした。アイゼンを外すタイミングは難しい。
登山口が近付いてくると、谷を少し高巻いた所に新しそうなルートの場面があった。谷を覗くと倒木が折り重なって谷を埋めていたので、付け替えたのだろうか?
山口登山口(白瀬峠登山口)に無事に下り立ち、途中の側溝でストック・アイゼン・靴を洗い、約 3㎞を 50分近くかかって、駐車している大貝戸の登山者休憩所に無事戻る。
時間が遅くなったこともあり、駐車場には当方を含め 2台の車しか残っていなかった。