TKMデジカメ山歩き 2018/4/20(金)
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鎌ヶ岳・雲母峰
スタート:雲母橋 →
ルート :
鎌ヶ岳=関・近100名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】三重県・滋賀県
  雲母峰は三重県側
【山地系】鈴鹿山地
 
 
雲母峰 足跡のダウンロードは ( こちら ) から
※ダウンロードできない場合は こちらを参照
 Ⅲ△888.13m (吉良々山)
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
320m  08:30   ① 雲母橋 1:11 1:50 1:11   出発時間 06:05 15:35
 09:41~09:51 0:10 ② 雲母Ⅱ峰 到着時間 08:20 17:50
0:09 1:20  
888m  10:00   雲母峰 △888.1 片道距離 93 ㎞ 94 ㎞
1:39 1:50 2:59  
   11:39   ④ 岳峠 往復距離 186 ㎞(AVG=18.8)
0:13 3:12  
1161m  11:52~12:35 0:43 鎌ヶ岳 P1161  
0:11 1:20 3:23 0:11
   12:46   ⑥ 岳峠  
1:24 4:47 1:35
   14:10   ⑦ 雲母峰  
0:10 - 4:57 1:45
   14:20   ⑧ 雲母Ⅱ峰 ASC(総上昇)プロトレック 1205 m
0:53 - 5:50 2:38
   15:13   ⑨ 林道出合 DSC(総下降) 〃 1190 m
0:12 - 6:02 2:50
   15:25   ⑩ 雲母橋 総上昇量(GPS) 1373 m
  6:55 0:53   6:02 -     移動距離(GPS) 12.7 ㎞
 
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アプローチ

奈良 ⇔ 《R24》 ⇔ 《R163》 ⇔ 伊賀一之宮IC 《西名阪》 ⇔ 《R1》 ⇔ 《R306》 ⇔ 《県44》 ⇔ 雲母橋


駐車場

雲母橋 南詰の空き地


ルート

P → 《独標尾根》 → 雲母Ⅱ峰 → 雲母峰 → 宮妻峡分岐 → 岳峠 → 鎌ヶ岳 → 岳峠 → 宮妻峡分岐 → 雲母峰 → 雲母Ⅱ峰 → 《小林新道》 → 林道出合 → P


記録

今回の主目的は、鈴鹿の御在所山・鎌ヶ岳の前衛峰のような山、雲母峰(きららみね)だ。
それほど高くない山ではあるが、独立峰の様な山で、かなり目立つ山だ。

前々から登ってみたいとは思っていたが、雲母峰だけでは物足りなさそうだったので後回しになっていた。
で 今回、雲母峰に登ってから、鎌ヶ岳に往復することにした。
その雲母峰へのルートは、雲母橋から独標尾根を登り、下山は小林新道の周回の予定とした


鈴鹿山地の手前(南側)の山なので、自宅から 1:40~1:50 くらいで行けると思っていたが、自宅スタートが遅かったからか、渋滞とまでは行かなかったものの車が多く、また途中で給油したこともあり 2:15 もかかってしまった。

駐車した雲母橋の南詰の広場の横にチェーンで車止めした林道の起点がある。そこが雲母峰への登山口、道標がある。
その林道に入る。入口付近は未舗装だったが、少し入ると舗装されており道幅も広くなった。分岐が 1ヶ所あったが、右の本道をそのまま進み暫く行くと舗装が切れる。道標があり、そこが林道登山口。

そこで林道を別れ、山道に入る。急な山の斜面をジグザグに登って行く歩きやすい道だ。
天気予報では今日は暑くなり 6月並みの陽気になるとの事。朝方は寒いくらいだあったが、ドンドン気温が上がってきており、汗が噴き出してきた。
暫く登った所で、先行していた単独さんに追い付き追い越した (駐車地に先着車はなかったけどどこから来られたのかな)

歩きやすい道だったこともあり、少しオーバーペースで歩いてしまった。今日の暑さで、暑さ慣れしていない体で、暑さバテが心配だ。
そんなんで、雲母Ⅱ峰には 1:11 で到着。高度差 540mあったので当方には、少々オーバーペース。
そこで、お腹にに異変が。我慢できなくなさそうではあるが、ややこしい所で限界が来るとヤバイので改善をはかる。

三角点のある雲母峰は、展望がないのでそのまま通過。時間も余裕があるので予定通り鎌ヶ岳に向かう。
ダラダラと下って行くので、帰りの登り返しがキツクなるなと少し心配しながら進む。
起伏はあるものの最初は歩きやすい尾根であったが、下りから上り基調にかわると次第に尾根が痩せてきて、尚且つ足元は小石のザレ場になり、スベル・スベル。足を取られると滑落に繋がるので慎重に通過する。
そんなややこしい区間が暫く続いた。

湯の山温泉への尾根分岐の先の白ハゲを過ぎると、危険地帯脱出。
少し登り、宮妻峡からの道と合流して、暫く進むと鎌尾根と合流する岳峠だ。そこから鎌ヶ岳に登って行く岩場が見え、1人登っているのが見えた。

その、岩場登りを頑張ると、鎌ヶ岳の 山頂に到着。山頂には多くの人がいた。
北側の山頂表示の所に移動し、昼食にする。風が少し強いが、気温は低くないので何とか我慢の限度内。防風板を使用しコンロでお湯を再沸騰させ、定番のカップ麺とオニギリの昼食。食後にこれも定番のスイーツをコーヒーで味わい、少しユックリ。

食後に、山頂からの大パノラマを目におさめ、あとは来た道を戻るのみ。
宮妻峡分岐の少し先で、単独の年配女性とすれ違う。話すと鈴鹿の山をよく歩いている人のようだ。今日入山してから、鎌ヶ岳付近で出会った人を別にすると、単独さん 3名を見かけたのみだ。平日と云う事もあり静かな山歩きだ。

その先の、往路で危険を感じた細尾根のザレた所は下り基調になるので、より危険になるかと心構えをして臨んだが、案外にすんなりと通過できた。
それでも、慎重に歩いたので、往路・復路ともコースタイムを大分オーバーしていた。

雲母峰を下った雲母Ⅱ峰との鞍部で、岳不動祠方面に下ろうかと少し思案する。
しかし、ルートがシッカリしているか不明の為、当初予定通りのGPSにルートを落としてきている小林新道から下山することにして、その先の雲母Ⅱ峰に登り返す。

雲母Ⅱ峰の山頂より、モノレールに沿って下って行く。途中でモノレールは尾根を外して下って行くので、その先からはモノレールを離れ尾根芯を下って行く。
踏み跡は殆どなく、道標はおろかテープも殆どないが、尾根芯を外さないように下って行く。

高度 760m付近で下ってきた尾根を別れ、南東方面の斜面に方位を変える所に、破損した案内表示のようなものがあったが、内容は分からず役立たず。
GPSに落として来たログの方向に踏み跡らしきものが感じられたので、それに従う。しかし、その先ルートが分からない。GPSのルートの方向を頼りに適当に下って行く。

歩きやすそうな所を下っていると谷の方向に導かれ、半分滑りながら下って行く。すると、下方のガレ谷の中に、白い大きな花が咲いている一画が目立って見えた。ヤマシャクの群生地だ。ルート間違いも、こんなラッキーな出会いもある。

GPSのルートから、ずれているので、谷筋から尾根筋に無理やりに移動する。
その尾根を下って行くと、極端な細尾根になり、両サイドが切れ落ちている。しかし立木があるので、それにつかまりながら、そんな細尾根を下って行く。かなり長い距離が続いた。

ややこしいルートだが、所々に古いテープが出てきたし、GPSのルートとも合致しているので安心して下って行く。
下方に、古い祠のようなものが見えてきて、すぐその下に林道に下り立つ。
林道を横断して、そのまま尾根を下りかけたが、GPSのルートは林道の所から尾根を右に回り込んで行っているので、林道に戻る。

よく見ると林道は下り立った尾根先が終点となっており、その終点から尾根を回り込むように山道が繋がっていた。その山道に入る。
広い山道で昔の作業道のようだ。山の斜面をジグザグに下って行く。

暫く、そんな山道を下って行くと東海自然歩道のある林道に着地。
12分ほど東海自然歩道を歩いて、駐車した雲母橋に戻り。今日の行程を終える。


《小林新道について》
雲母Ⅱ峰から下りに利用した小林新道は、踏み跡・道標・テープのない分かりにくいルートだった。
雲母Ⅱ峰の山頂にある道標に小林新道の案内があったので、シッカリとしたルートかと思ったが、全然。
GPSにルートを落としていなかったらまともに下れなかったかも。
山と高原地図に点線のルートとして載っているが、途中からルートが異なっている。
下山した所にも、案内表示はない。小林新道の案内表示は雲母Ⅱ峰で見かけたのみ。

 
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駐車地



雲母峰登山口のある雲母橋南詰の空き地に駐車

登山口になる林道起点は未舗装であったが、少し入ると舗装され、その舗装道を登って行く

舗装が切れた所が林道登山口

尾根道に入ると、自然林となった

旧道分岐
水沢村の境界石?が残っている

P735

正面に雲母峰の前峰の雲母Ⅱ峰が現れた

横を見ると、今日の最終目的地の鎌ヶ岳も見えた

アカヤシオも咲いていた

雲母Ⅱ峰に到着

雲母Ⅱ峰より①
下界の菰野・四日市方面

雲母Ⅱ峰より②
分岐表示

瀬戸川道分岐①
雲母Ⅱ峰と雲母峰の鞍部にある
分岐より岳不動祠 方面

瀬戸川道分岐②
案内道標

雲母峰 三角点
展望がないのでそのまま通過

P791 巻道分岐
まだ元気があるので、ピーク方面に入る

P791

稲盛谷・湯の山温泉 分岐
分岐の道標があるが、ルートは確かかな

白ハゲ(ザレ場の尾根)と鎌ヶ岳

アカヤシオと鎌ヶ岳

鎌ヶ岳の岩場が見えてきた

岳峠
鎌尾根に合流

人が一人登っている
写真で見るよりも、急傾斜

たわわに実っているアセビ

鎌ヶ岳 山頂に到着

鎌ヶ岳 山頂北側にある表示
この横で、昼食

12:29 鎌ヶ岳 山頂北側よりのパノラマ

鎌ヶ岳 山頂より①
御在所山

鎌ヶ岳 山頂より②
雨乞岳とイブネ

鎌ヶ岳 山頂より③
綿向山を最大ズームで

12:34 鎌ヶ岳 山頂南側よりのパノラマ

鎌ヶ岳 山頂より④
雲母峰と歩いてきた尾根

鎌ヶ岳 山頂より⑤
入道ヶ岳

鎌ヶ岳 山頂より⑥
仙ヶ岳

鎌ヶ岳 山頂より少し下った所から
正面に荒々しい鎌尾根が

長石谷・湯の山温泉分岐

岳峠
雲母峰・宮妻峡 分岐。ここで左に折れる

宮妻峡分岐
そのまま尾根上を雲母峰に向かう

白ハゲ
この先が湯の山温泉への尾根道分岐

P791巻道分岐
帰路は巻道経由で

雲母峰 山頂

雲母峰と雲母Ⅱ峰の鞍部
ここから岳不動祠に向かうか、雲母Ⅱ峰まで行って小林新道で下山するかで迷うが、当初予定通り小林新道へ

雲母Ⅱ峰

雲母Ⅱ峰より
朝通過した時は少し霞んでいたが、朝より見通しが良くなっていた

小林新道に
始めはモノレール沿いに下って行く

ここで右に折れる
道標はなく踏み跡も分からず、テープもほとんどない。GPSに落として来たログがなければ、道迷い必須

尾根を下る所を間違えて、谷を下る
途中で気付き、尾根に上がる

細尾根やヤブっぽい所を進む
GPSのログのみが頼り

根元から 5ツに枝分かれしている

中は空っぽのようだが、以前は祠だったのかな

祠のすぐ下が林道の終点の模様
そのまま尾根を下りかけたが、GPSのルートと違っており、林道から繋がる山道を下って行く

無事、東海自然歩道の林道に着地

雲母橋
橋の向こう側に、駐車している当方の車が見える

橋の欄干の端に「きらら橋」と彫られていた
 
 
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山で出会った 花・生き物

はるりんどう(春竜胆)
リンドウ科


     →
     しょうじょうばかま(猩猩袴)
     ユリ科
やましゃくやく(山芍薬)
ボタン科
みやまはこべ(深山繁縷)
ナデシコ科
 
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