TKMデジカメ山歩き 2018/1/27(土)
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金剛山
スタート:水越峠 →
ルート :↑モミジ゙谷、↑↓ツツジオ谷、↓イシブテ尾
日本200名山、関・近100名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県
【山地系】金剛山地
 
 
 
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標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
450m  07:41   ① 水越川公共駐車場 0:44 - 0:44   出発時間 06:20 15:40
 08:25~08:31 0:06 ② モミジ谷 入渓地 到着時間 07:30 17:10
0:39 - 1:23  
 09:10~09:15 0:05 ③ 第6堰堤 氷瀑(モミジ谷) 片道距離 44 ㎞ 44 ㎞
0:38 - 2:01
 09:53~10:01 0:08 ④ 国見城跡 往復距離 87 ㎞(AVG=14.5)
0:44 - 2:45
   10:45~10:55 0:10 ⑤ 二ノ滝 氷瀑(ツツジオ谷)  
0:54 - 3:39
 11:49~12:17 0:28 ⑥ 国見城跡  
0:09 - 3:48 0:09
1125m  12:26   金剛山 P1125(葛木神社)  
0:27 - 4:15 0:36
 12:53   ⑧ ちはや園地 ASC(総上昇)プロトレック 1215 m
1:06 - 5:21 1:42
 13:59   ⑨ 六道ノ辻 DSC(総下降) 〃 1240 m
1:29 - 6:50 3:11
 15:28   ⑩ 水越川公共駐車場 総上昇量(GPS) 1196 m
  7:00 0:57   6:50 -     移動距離(GPS) 15.9 ㎞
 
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アプローチ

奈良 ⇔ 《R24》 ⇔ 《京奈和道》御所南IC ⇔ 《R309》 ⇔ 《旧R309》 ⇔ 水越川公共駐車場


駐車場

水越川公共駐車場


ルート

P → 水越峠 → 《モミジ谷》 → 国見城跡 → 《ツツジオ谷》 → 国見城跡 → 葛木神社(金剛山) → ちはや園地 → 《金剛山遊歩道》 → 国見城跡 → 大日岳 → 六道ノ辻 → 《石ブテ尾根》 → P


記録

今週月曜日(1/22)に、東京都心で積雪 23㎝のドカ雪があった。
その後、関西にも寒波が到来した。積雪はなかったものの、この 2~3日の冷え込みで金剛山の氷瀑も成長していると思われるので、その氷瀑を見学しに行く。

金剛山の氷瀑は、この数年毎年のように行っている。が、残念ながら完全氷瀑をまだ見た事がない。
今回の寒波は、かなり厳しい寒波であるが、冷え込んでから 2~3日しか経っていないので果たして完全氷瀑になっているか


水越トンネル西口を出て、旧R309に折り返すと、道路の一部に薄らと雪が冠っていた所はあったものの凍結はしていなかった。
さわんど茶屋の前あたりに何台か駐車しているの横目にそのまま通り過ぎ、水越川公共駐車場に入った。先着車は 10台程度で、半分以上は空いていた。


水越峠へ向かって舗装道を登って行くと、途中のバス停の所で、一般車両は通行止めになっていた。
そこにも駐車場があるが、一般車両 2台と工事用車両 1台が停まっていたのみ。
そこに駐車する事もできたが、下山は石ブテ尾根を頭に入れているので、何処に停めても大差なし。

水越峠から、林道(ダイトレ)に入ると後方からの 青年 7人のグループが追い抜いて行った。ジーパンにミドルカットの運動靴の人もいたが大丈夫かな と一瞬思う。
金剛ノ水付近から、積雪量が多くなってきたが、最近の積雪のようで圧雪や凍結はない。

モミジ谷への入口で、アイゼンを装着し、モミジ谷に入渓。
多くの踏み跡で、ルートは明確。特に凍結もなく雪も薄いのでアイゼンは無くても良かった位だ。
第3堰堤を超えると、景色が雪景色に変わってきた。少し感動。
奥に進むにつれ、次第に雪は濃くなってきた。

いつも超えるのに苦労していた第5堰堤には、丈夫に作られた木製の階段が設置されていた。で今回は楽々その堰堤を超える。しかしステップの所がアイゼンで削れているのでいつまでもつのかな、心配だ。

第6堰堤に到着。
氷瀑はほぼ凍っていたが、完全氷瀑までは至っておらず、真ん中の一部は水が落ちているのが見えた。それでも中々の見ごたえがあった。写真をイッパイ撮る。
その第6堰堤は左側から高巻いて越えて行くが、モミジ谷での一番の危険地帯。足を滑らせばタダでは済まない、慎重に通過する。

堰堤の上に上がり暫く行った二又で、右の谷に入る。少し入った所で、左に先ほどの二又の間の尾根に取り付く。
急登の登りであるがアイゼンが効くので、力いっぱい登って行く。先行していた 7名のヤングさん達は谷をそのまま直進しんするとの事なので、当方がトップになった模様で、その先は今日のトレースはなかった。
ルートは明白なので、とにかくガムシャラに登って行く。

すると先方から単独さんが下って来た。その後も 2組ほど下って来る人とすれ違う。大阪方面からの人がモミジ谷の氷瀑を見に下ってきているようだ。

尾根に上がると一旦傾斜は緩くなるが、直ぐ先で傾斜のキツイ尾根登りになる。一生懸命に頑張ると、やがて葛木神社の裏手の巻道に合流。
転法輪寺の境内で、牛・ひさご池を見てから国見城跡に回ると、10時少し前。
10時のライブカメラに参加する前に急いでオニギリを小腹に入れる。しかし、ライブカメラに参加出来たものの帰宅してから映像を取り込むのを忘れ、気が付いたら 24時間を過ぎてしまっていた。

時間も体力も余裕があるので予定通り、氷瀑 その2 の二ノ滝に向かう。
国見城跡の下の広場からタカハタ道・松ノ木道に向かう P989の尾根に入ると、カトラ谷分岐にはロープが張られており「土砂崩れのため通行出きません」との表示があった。昨年夏の台風の影響と思われるが、お花畑にもいけないのかな。

その先の、六地蔵で左に尾根を別れ墓地の所からツツジオ谷に下る。
初めは、今日のトレースがあったが、引返したのかすぐトレースが無くなった。しかし何となくルートは分かるので、そのまま下って行き、谷に下りる手前で左からのトレースに合流した。下ってくるルートを間違ったのかな・・、しかし途中にロープもあったけど。
ちょうど、年配の女性 2人が上がって来たが、その女性曰く、当方が下って来たルートが正しいとの事だった。

カトラ谷に下りると、初めは沢が凍っていたので歩きやすかったが、少し下ると沢が流れていて、沢の岩ゴロのルートになり、アイゼンでは歩きにくいのなんの。おまけに、登ってくる人が多く、譲っては下り の連続だった。

二ノ滝の少し手前で、2個所ほど手を使い急な崖のような所を、慎重に下る。二ノ滝には多くの人がいた。
こちらも、完全氷瀑にはあと一歩というところ。真ん中の一部が融けたのか未氷結なので欠けていた。
とは言っても、中々見ごたえのある氷瀑を形成していた。多くの写真を撮る。

金剛山への戻りは、タカハタ道まで一旦下ることも頭に過ったが、タカハタ道は尾根に上がるまでの谷沿いのルートが面白くないので、来た道を引き返し、途中から尾根に上がることにした。

ツツジオ谷を途中で分かれ、高度差 100mほどを一生懸命に登ると、P989の尾根だ。その尾根に上がった途端に北風に吹かれ、温まった体が急に冷やされた、寒い。
しかしあたり一面は、霧氷の世界だ。写真を撮りながら霧氷の咲く尾根を登って行く。何度も立ち止まりながら進むのでなかなか前に進まない。
今日は朝から空全般が曇っていたが、昼近くなると、所々で青空が覗いた。その青空と霧氷をカメラに収める。

国見城跡に戻ると、人がイッパイに増えていた。12時のラブカメラに参加しようと思ったが、人が多いのと 12時までに 10分ほどあるのでパスして、昼食にする。
広場のベンチに空きはないので、一段上の広場に移動して昼食にする。

風はないが、かなり寒いのでコンロは使わず。ポットのお湯でカップ麺を食べる。
暫くすると、手の先が痛くなり始めたので、コーヒーとスイーツはパスした。

昼食を終え、そのまま下山すると時間も早いので、いつも通りに金剛山の最高点にある葛木神社で山歩きの無事を祈願して、ちはや園地から金剛山遊歩道を歩いて、みたび国見城跡に戻ってから下山に向かう。途中いつも寄る湧出岳はパスした。

大日岳から六道ノ辻に下ると、石ブテ尾根方面にトレースがあったので、左に折れ、その石ブテ尾根に向かう。
六道ノ辻の一段下の、中尾ノ背・丸滝谷と石ブテ尾根の分岐にはその双方共にトレースが付いていた。

今まで氷瀑見学の後の下山ルートは、大体が石ブテ尾根を使っていたので、勝手知りたるルートだ。
石ブテ尾根途中の新・旧ルートの分岐から、急下りになる。アイゼンを引っ掻けないように注意して下る。
積雪・凍結が無くなってからアイゼンを外し、無事に林道に着地。

林道・旧R309をブラブラ歩き、駐車した水越川公共駐車場に戻ると、それなりに時間が遅かったにもかかわらず、まだ駐車している車が大分残っていた。

 
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水越川公共駐車場
水越トンネル西口を出て、旧R309に折り返すと、道路には一部に薄らと雪が見られたところもあったが、凍結はなかった。
駐車場には先着車は 10台程度で半分も埋まっていなかった。
 

水越峠 林道(ダイトレ)入口
通行止めの看板があるが、この手前のバス停の所から、一般車は通行止めになっていた。

正面は太尾塞跡
山肌は白いが、霧氷が見られるかな
7名の若いグループに追い抜かれた

モミジ谷入口

アイゼンを装着し、モミジ谷に入渓

第3堰堤
赤で数字が書かれている。消された跡もあるが

雪景色

狼谷・狼尾の分岐

雪国に来たような

沢の小さな滝には、氷瀑のミニチュアが出来ていた

水の卵の塊

第5堰堤
この堰堤のみ堰堤の右側を乗り越える。
いつもそこを超えるのに苦労していたけど、ハシゴが設置されていた。

第5堰堤の先で、右の谷に入る


第6堰堤の氷瀑 ⇒

第6堰堤の氷瀑①

第6堰堤の氷瀑②

第6堰堤の氷瀑③

第6堰堤の氷瀑④

第6堰堤の氷瀑⑤

第6堰堤を左から慎重に高巻き、暫く進んだ所の二股。 右の谷に入り、すぐ先で左の尾根に取付く

谷を別れ、左の尾根に取り付く

尾根に上がると、少しの間は緩い傾斜であるが、その先は再びキツイ尾根登りが続く

葛木神社の裏の巻道に出合う

転法輪寺


雪のガウンを着ている

ひさご池

マイナス 6℃
寒む

かまくら

国見城跡①
赤坂古道(二河原辺道)案内図。 5年前の 4月に歩いた事がある

国見城跡②
10時のライブ撮影に並ぶ。 が、帰宅してライブカメラから映像を取り込むのを忘れた

カトラ谷へは通行禁止になっていた
お花畑にも行けないのかな

六地蔵
ここで左に折れ、墓場からツツジオ谷に下る

ツツジオ谷に着地した所の沢は、凍っていた
 


ツツジオ谷
二ノ滝の氷瀑 ⇒

二ノ滝①
全景

二ノ滝②
滝の上部

二ノ滝③
滝の下部より

二ノ滝④
部分アップ

二ノ滝⑤
滝壺の下流 表面が凍っており、その下を水が流れているのが透けて見えた

滝見物の後の戻り
途中で尾根に取り付く

六地蔵尾根に上がった所

霧氷① 六地蔵尾根
向こうの尾根は青崩道の尾根

霧氷② 六地蔵尾根

霧氷③ 六地蔵尾根

霧氷④ 六地蔵尾根

霧氷⑤ 六地蔵尾根
一部に青空が覗いた

霧氷⑥ 六地蔵尾根

六地蔵

霧氷のトンネル

国見城跡からの青崩道は通行止めになっていた

通行止めの青崩道入口から
富田林方面

国見城跡に戻る
人がイッパイに増えていた。で、12時のライブカメラは遠慮した

金剛桜

それにしても人が多い
昼食場所がないので、上の段に上がって昼食を取った

風はなかったが寒かったので、急いで昼食を取った。 それでも手の先が痺れ、なかなか元に戻らなかった。
コーヒーで寛げず

国見城跡より
PLの塔
時間に余裕があるので、ちはや園地から金剛山遊歩道への周回に向かう

マイナス 5℃

葛木神社
いつも通り山歩きの無事を祈願

神社の後方が、金剛山の最高点

ちはや園地
ここに来るまで、いつも寄っている湧出岳は、今回パスした

「大変お疲れ様」

雪景色

マイナス 5℃

みたび、国見城跡に

大日岳

六道ノ辻
石ブテ尾根方面にトレースがあったので、左に折れる

石ブテ尾根道

石ブテ 47番尾根分岐

石ブテ 新・旧尾根分岐

林道に着地

林道登山口

無事駐車場に帰還
下山した、「さわんど茶屋」から旧R309をダラダラと登って来た
 
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