TKMデジカメ山歩き 2018/3/17(土)
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金剛山
スタート:高天彦神社 →
ルート :↑伏見道、↓マツバカケ尾
日本200名山、関・近100名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県
【山地系】金剛山地
 
金剛山
 Ⅰ△1111.89m (金剛山)
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※ダウンロードできない場合は こちらを参照
 
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
430m  09:40   ① 高天彦神社 駐車場 0:19 - 0:19   出発時間 08:10 14:15
   09:59   ② 伏見道 登山口 到着時間 09:30 15:30
1:19 - 1:38  
   11:18   ③ 山上道路 出合 片道距離 41 ㎞ 41 ㎞
0:04 - 1:42  
   11:22   ④ ちはや園地 往復距離 82 ㎞(AVG=15.5)
0:30 - 2:12  
   11:52~12:42 0:50 ⑤ 国見城跡  
0:07 - 2:19 0:07
1125m  12:49   金剛山 P1125(葛城神社) ASC(総上昇)プロトレック 890 m
0:11 - 2:30 0:18
1119m  13:00   湧出岳 △1111.9 DSC(総下降) 〃 870 m
1:03 - 3:33 1:21
   14:03   ⑧ 高天彦神社 駐車場 総上昇量(GPS)map60 912 m
  4:23 0:50   3:33 -     移動距離(GPS) 〃 9.3 ㎞
 
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アプローチ

奈良 ⇔ 《R24》 ⇔ 《京奈和道》 御所南IC ⇔ 《R309》 ⇔ 名柄 ⇔ 《県30》 ⇔ 高天


駐車場

高天彦神社 駐車場


ルート

P → 伏見道登山口 → 《伏見道》 → 伏見峠 → ちはや園地 → 《金剛山遊歩道》 → 国見城跡 → 葛木神社(金剛山) → 湧出岳 → 《マツバカケ尾・郵便道》 → P


記録

気候が急激に変わり、すっかり春模様。
藤原岳のフクジュソウ・セツブンソウが見頃になりつつとの、ネットの情報。
で、週明けに孫太尾根から藤原岳に登ろうと画策していたが、来週前半は雨模様との天気予報。

と云う事で、藤原岳は来週後半に延期する事ににしたが、土曜日の朝起きると昨日の雨も上がり天気が良い。天気予報では日曜日の明日までは好天が続くとの事。
来週前半の予定を切り上げて、天気の良いこの週末に変更したい所だが、同行者を誘っていたのと休日は駐車場が混むので、この好天がもったいないが、来週後半の天候次第に延期だ。

その代わり、今日の好天を利用して、金剛山に足慣らしに行く事にした。
朝起きて、天気が良いので急遽に決めたが、金剛山は、自宅から 1時間チョイで行けるし、山頂までだけなら 2時間程度で登れるので、お手軽だ。

まだ未踏の尾根 「マツバカケ尾」を視察することにして、ルートは高天彦神社から、登りは伏見道、下山にマツバカケ尾とした。
本来なら、未踏の尾根を下山に使いたくないが、前回伏見道を下りに利用しているのと、その時に菩提寺から高天彦神社への近道を抜けようとしたら高天彦側の獣除け柵が、ビニール紐でがんじがらめに縛られ、通せんぼされており柵を無理やり乗り越えた事があった。
そんなんで、登りに伏見道を使うことにした。


天気の良い週末(土)で、時間が遅かったためか、高天彦神社の駐車場は、ほぼ満車状態。

郵便道の迂回路方面に向かい、舗装道を道なりにダラダラと下り、谷に架かる橋を越えて、ダラダラと登り返すと民家に突き当たる。
そこを、右に行くと郵便道、民家の左側を回り込んでいくと、伏見道への近道だ。その近道に入る。
民家を回り込んだ先に獣除け柵があり、前回はその柵がビニールひもで封鎖されていたが、今日は何もなし。無事通り抜けて、尾根道をダラダラと下り、仮設足場のような階段を下って渡渉してから、反対側を少し登ると、菩提寺のある伏見道への道に出た。

そこからは、東方面が開けており、音羽 3山の山塊、その右奥にピラミダルな高見山、その右に台高山地が続く。天気が良いので大展望が広かっていた。

伏見道と大きな看板が付けられた、獣柵に入る。
前半は、荒れたV字谷でガレ石が多く歩きにくいルートが続く。しかし、ルートは明白。
キツイ登りではないので、頑張って登って行く。
V字谷から一般の山道に変わると、植林地の中。花粉症が酷くなりそう。
山頂の稜線が近くなると、登山道の脇にはササが密集していた。

石寺跡道と合流すると、すぐ先で山上道路へ飛び出した。左側の少し先が伏見峠だ。
ちはや園地から、金剛山遊歩道に入る。少し早足で頑張って歩く。
登山捺印所手前の広場にある温度計は 1℃を示していた。今日は天気が良く風がないので体感温度は余り低いとは感じなかったが、スタートして間もなく手が冷たく手袋をしたくらいだったので納得。

国見城跡に出ると大勢の人がいた。
何と、周りの樹々には霧氷がついているではないか。薄い霧氷ではあるが、樹々は白い花を咲かせたよう。空は真っ青なので、霧氷とのコントラストが綺麗だった。
12時まであと少しなので、そのままライブカメラに参加すべく霧氷の写真を撮りながら待機。

無事ライブカメラに参加してから昼食に取掛る。
多くの人がいるにも関わらす、奥のベンチが空いていたのでそこに向かうと、ベンチには上の木から霧氷が絶え間なく落ちているので、空いていた理由に納得。

ベンチは諦め、芝生にレジャーシートを広げて昼食にした。時間もタップリとあり陽気がいいので、コンロを出してお湯を再沸騰させ、カップ麺とオニギリの昼食。食後はいつも通りコーヒーとスイーツで少しマッタリトする。

昼食をすませ、金剛山最高点の葛木神社から裏参道に下ると、そこも霧氷地帯だった。北側の斜面も霧氷で白かったので、金剛山に向かう途中で、山頂方面が白く見えたのはこの事だったのかと理解する。

湧出岳の一等三角点から、反対側に 170~180m下ると、左側に手作りの案内がぶら下がっていた。
そこがマツバカケ尾への分岐点。
濃い踏み跡の尾根道を下って行く。少し下ると左への分岐があり、左に折れるとダイトレから郵便道への分岐点の所に出る。以前に歩いた事がある。

その分岐をそのまま尾根に下って行く。そこからは初めて歩くルートだ。
適度な下りで踏み跡もハッキリしているので、ドンドンと下って行く。迷いようのない尾根下りだ。
すると、高度 930m付近で、道が 2つに分かれていた。何れも濃い踏み跡。
方位的には正面のコブを越えて行くルートに思われたので、そのコブの登りに入る。右は巻道かと覗きながら進み、コブに上がると、右への道は、南の尾根を下っていた。どこか違う下山口に抜けるのかなと思いつつ、東の尾根(マツバカケ尾)を下って行く。

一部に傾斜のきつい所や尾根が割れている所もあったが、踏み跡が導いてくれるので問題ない。
殆どが単調な尾根道で障害物も何もない。
すると、高度 720m付近で尾根を回り込んでいる道にぶつかった。雰囲気からすると、先ほどの分岐がココに出て来るような感じだった。

なお、上から下りてくると、その道にぶつかるだけだが、登りでは気を付けていないと、まずそのまま真っ直ぐに尾根を回り込んでいく道に行ってしまう。
合流した道に入ると、伐採木で作られた丈夫なベンチがあり、そのすぐ先に目だったお地蔵さんがあった。後輩部に般若心経の手ぬぐいが張られていた。

お地蔵さんの所で分岐があり、正面に向かう道はヤブっぽかったので、右下に下って行く濃い踏み跡に進む。道は広いが、石ガレの多い歩きにくい下りだ。そんな道を暫く下って行くと、郵便道に合流した。

合流地点には、注意表示が張られており、「危 崩落多し・・左側に・・」とあり、当方が下って来た マツバカケ尾 方面に導いていた。
そういえばこの手前で、2組ほど山歩きの素人さんと思われる人たちとすれ違ったが、メジャーでないルートから登るのかと疑問に思ったが、その表示によるみたい。

その先で、トレランの人に抜かれて、無事駐車場に戻った。

 
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高天彦神社 駐車場
休日・晴天・時間が遅い、で満車に近い状態だった

駐車場横から郵便道迂回路を進む
この突き当りを、右に行けば郵便道だが、左から伏見道に向かう

獣除け柵
前回、反対側から出て来た時は、ビニール紐でがんじがらめに結ばれ、通せんぼ になっていたので、柵を無理やり乗り越えた。今回は問題なく通過出来る。

谷越えの近道を通り、伏見道の登山道のある下側の道に出てきた

振り返れば、音羽三山・竜門岳の山塊と右奥にピラミダルな高見山が覗いていた

伏見道 登山口

初めのうちは、石ガレで荒れた V字 谷のルート

間伐材が通路を阻んでおり、迂回路の踏み跡があったが、流出木を乗り越えた

歩きやすいルートになったが、それも少しの間

再び V字 の荒れたルートに

コンクリ基礎の立派なベンチが設置されていた。この先、足元には石ガレが無くなり土の道になったので歩きやすくなった

前方に迷い込まないように

山頂が近付くとササ地帯になった

西佐保・石寺跡への分岐
左側から上がって来た

ササが生い茂ってルート上にも

こちらも西佐保・石寺跡道 分岐

山上道路に出てきた
右奥の看板のある所が伏見峠

ちはや園地
天気の良い休日(土曜日)なので賑わっているかと思ったが、閑散としていた

気温は 1℃
風がないので、それほどとは思わなかったが、確かに手も冷たかった

国見城跡

国見城跡より①
なんと、霧氷があるではないか

国見城跡より②
青空と霧氷

国見城跡より③
霧氷が花のように見える

国見城跡より④
富田林方面、PLの塔

国見城跡より⑤
梅田の高層ビル群かな

国見城跡より⑥
12時のライブカメラに参加
右奥の両手を上げたのがワタシ

国見城跡より⑦
昼食後のコーヒーとスイーツで少しマッタリして、下山に向かう

葛城神社
金剛山の最高点

裏参道を下りると、こちらのも霧氷が

霧氷と青空①

霧氷と青空②

霧氷と青空③

湧出岳 一等三角点
金剛山とは湧出岳・大日岳・葛木岳(葛城神社)の 3山を含めての事らしい

マツバカケ尾 への分岐地点
湧出岳の三角点から 170~180m 東側に下ったところ。

植林地の中、尾根芯に濃い踏み跡が続いていた。

右側から下って来た。左側はマツバカケ尾の南コース。登りでは左のより濃い踏み跡の方に導かれるのでは

間伐木のベンチ

お地蔵さん
後ろには般若心経の手ぬぐいが・・・

お地蔵さんの下側は分岐があった。
直進の道はヤブっぽかったので、濃い踏み跡の右下へのルートに入る。

郵便道に合流
「危 崩落多し・・左側に・・」とあり、マツバカケ尾 方面に導いていた。
郵便道は通行危険なのかな

獣除け柵を超えて

開けた所に出ると、展望が
左に音羽3山中央に台高山地、右のピークには大峯山地の四寸岩山



無事駐車場に帰還
 
 
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