TKMデジカメ山歩き 2018/4/29(日)
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金剛山
スタート:水越TN西口 →
ルート :↑モミジ谷、↓中尾ノ背
日本200名山、関・近100名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県
【山地系】金剛山地
 
 
 
湧出岳 足跡のダウンロードは ( こちら ) から
※ダウンロードできない場合は こちらを参照
 Ⅰ△1111.89m (金剛山)
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
400m  07:10   ① 水越トンネル西口 石筆橋前 0:19 - 0:19   出発時間 06:05 14:30
   07:29   ② 水越峠 到着時間 07:00 15:50
0:40 - 0:59  
   08:09   ③ モミジ谷 入渓地 片道距離 43 ㎞ 43 ㎞
1:19 - 2:18  
   09:28   ④ エサ場 往復距離 85 ㎞(AVG=16.3)
0:04 - 2:22  
1125m  09:32   金剛山 P1125 (葛城神社)  
0:20 - 2:42  
   09:52~10:15 0:23 ⑥ カトラ谷 お花畑  
0:49 - 3:31  
1119m  11:04   湧出岳 △1111.9  
0:48 - 4:19  
   11:52~12:41 0:49 ⑧ 国見城跡 ASC(総上昇)プロトレック 1035 m
0:20 - 4:39 0:20
   13:01   ⑨ 六道ノ辻 DSC(総下降) 〃 1040 m
1:20 - 5:59 1:40
   14:21   ⑩ 水越トンネル西口 石筆橋前 総上昇量(GPS) 1038 m
  7:11 1:12   5:59 -     移動距離(GPS) 15.7 ㎞
 
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アプローチ

奈良 ⇔ 《R24》 ⇔ 《京奈和道》 御所南IC ⇔ 《R309》 ⇔ 水越トンネル西口


駐車場

水越トンネル西口 旧R309石筆橋前に路駐


ルート

P → 水越峠 → モミジ谷入渓地 → 《モミジ谷》 → エサ場 → 葛城神社(金剛山) → カトラ谷お花畑 → クリンソウ群生地 → 国見城跡 → 湧出岳 → ちはや園地 → 《金剛山遊歩道》 → 国見城跡 → 大日岳 → 六道ノ辻 → 丸滝谷お花畑 → 《中尾ノ背》 → P


記録

一昨日の金曜日に、金剛山のニリンソウを見に行こうと思っていたが、いつものメンバーより葛城山に誘われたので、その日は葛城山に転戦した。

で、中一日で改めて金剛山のニリンソウを見に行く。
レンチャンで少しシンドイが、ホームグランドなのでどうにでもなるので問題ない。
ニリンソウの群生しているお花畑は、カトラ谷の上部にあるが、そのカトラ谷は昨年の台風で大被害に遭い、危険になったらしい。とは言ってもお花畑のあるカトラ谷の上部は台風の影響はなかったらしいので、山頂から往復すれば問題はない。

ルートは、一部まだ歩いていないモミジ谷からエサ場に上がるルートで登り、中尾ノ背で下山する予定とした。中尾ノ背に下る途中で丸滝谷上部のお花畑のような所にも寄ってみたいと思っている。

いつも通りに起きて自宅をスタート。休日の早朝なので道路はガラガラ。1時間弱で現地の水越トンネル西口に到着。
旧R309に折り返すと、既に多くの車が路駐していた。ゴールデンウィークで上天気、葛城山のツツジ・金剛山のニリンソウを目当て 等々で多くの人が訪れたのかな。
この分だと予定していた水越川公共駐車場は、満車が予想されたので、石筆橋の少し上部に路駐した。下山は中尾ノ背を予定しているので、石筆橋に出てくるので遠回りにはならない。

R309の旧道をダラダラと登って行く、途中にある公共駐車場は予想した通り満車、その上のバス停横の駐車場も満車だった。水越峠の手前でダイトレ道となる林道に折れる。
その林道の脇に咲いている花を眺めたりしながら 40分ほど進むとモミジ谷への入渓地点だ。ココまで、花を探したりしながら歩いていたので、2人の単独さんに追い抜かれた。

モミジ谷は毎年のように歩いているルートであるが、無雪期に歩くのは 5年ぶり(2013-9-21)だ。
積雪期のモミジ谷とは様相が可成り違った感じだ。

第六堰堤の先の二又で、通常は右の谷に入り、すぐの所で左の尾根に取り付くが、今回はエサ場に上がるのが目的なので、滑滝の見えている左の谷に入る。
その滑滝をロープの助けで登り、谷を暫く遡ると、二又に出る。この二又を左に行くと、一ノ鳥居から少し上がった石垣の切れ目に出る。以前に歩いた事がある。ココは、エサ場に繋がる右の谷に入る、そこからは初めて歩くルート。

分岐から右の谷に入ると、ほとんど水は流れていない。足元は砂地になり、傾斜があるとアリジゴクのようで滑って登り辛い。
そのためか、分岐からすぐの所で、ロープ場があった。そのロープの助けで谷の急傾斜部分を上がる。
そのロープは先の尾根方向に延びていたが、そこはそのまま谷を進んだ。
暫く行くと、谷の前方に倒木の障害物が見えてきた。通過は困難な模様だ。とりあえずそこまで行こうとしたが、砂地がアリジゴクになっており足元が滑って登れなかった。

致し方なく、先ほどのロープの所に戻ろうと、引返えし始めると、谷の右岸の尾根側の立木にテープがあり、マジックで「迂回 エサ場」と書かれていた。
その踏み跡に入る。薄めの踏み跡であったが、明確に繋がっておりロストするようなことはなかった。その踏み跡を辿り、何となく尾根に回り込むと、キツイ登りが始まった。最後の登りと一生懸命に頑張る。

と、突然にエサ場の真後ろに飛び出した。誰も人はいなかったが、人がいれば少し驚かしたところだ。
エサ場から正面に踏み跡があったので、そこを登ると葛木神社の裏参道に合流した。

いつも通り葛城神社で山歩きの無事を祈願して、カトラ谷のニリンソウを見に行く。
一旦、国見城跡に出ると、早い時間なのに大勢の人がいた。そのままカトラ谷へ向かう。

下の広場から、カトラ谷・タカハタ道方面に向かうと、カトラ谷への入口にはロープが張ってあり、「土砂崩れのため通行出来ません」との案内表示があった。
昨年の台風の影響だが、お花畑のある谷の上部は問題ないとのネットの情報なので、ロープを潜りカトラ谷に入る。

急な階段道を下ると、反対側から登って来る多くの人とすれ違う。
お花畑のニリンソウは最盛期。多くの人がカメラを構えていた。当方もベストショットを狙い多くのシャッターを押した。
次にヤマシャクを求めて、踏み跡のある所を横の方に入り下って行く。すると、数株しかなかったが大きな花を着けたヤマシャクを見つける。

花を見納め、クリンソウ畑の状態を確認に、そのまま下る。多くの人が下から上がって来るので、カトラ谷の状態を聞くと、特に問題はなかったです との事。その後に多くの人が歩き、道が出来たのかな。

クリンソウの咲く谷分岐は、様相が全く変わっていた。まるで依然と違う谷のようだったが位置的には、その辺りなので、谷に折れる。
少し遡ると、間違いない。しかしクリンソウの咲いていた付近も荒れ気味で、クリンソウは可成り減っているように思われた。

そのまま谷を上がり、六地蔵の尾根に出て、山頂方面に戻る。時間が早いのでそのままいつも通りのコースで湧出岳・ちはや園地から金剛山遊歩道を経由してで国見城跡まで周回した。
国見城跡に戻るとチョウドお昼前で広場は大賑わい。12時のライブカメラには前方の好位置を確保するため多くの人が並び始めていた。

当然ベンチに空きはなかったので、上の段に移動。
その上の段も混んでいたが、一人分の空きがあったので、そこで昼食。
時間があるので、コンロでお湯を再沸騰させ熱々のカップ麺とオニギリの定番昼食。食後には、いつも通りスイーツも。コーヒーとココアの 2杯で食す。


下山道は、中尾ノ背。
中尾ノ背に乗る前に、丸滝谷のお花畑?を視察に行く。お花畑のような場所だが、花が咲いているのは見た事がない。
その先の、谷の頭を覗くと、倒木で谷が埋まっているように見えたが、通行は厳しそうに見えた。
丸滝谷は下りでは危険だし、そんなこともあるので、中尾ノ背に引返す。

その中尾ノ背を滑らないように、危険部分は慎重に下り、最後の下り部分は石ブテ東谷の滝上部方面の右手から下る。

そこから、谷の合流地点の少し下側に着地し、そのまま谷を下り、林道終点に出てアスファルト林道をブラブラ歩き。石筆橋を渡り、駐車地に戻る。

 
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石筆橋の少し上側に路駐
早い時間なのに、路駐している車が多かった

バス停の先は通行止め
ここの駐車場も、この前の公共駐車場も満車だった

水越峠
ダイトレ道となっている右の林道に入る

金剛の水
ここの水は飲んだ事ないけど、飲めるのかな

カヤンボ
ダイトレ道は左に橋を渡る。ココはそのまま林道を進む

モミジ谷への入渓地
林道のヘアピンカーブの所。この直ぐ手前のカヤンボ谷入渓地と間違えやすい

荒れ気味の谷ではあるがルートはシッカリと確保されている

狼谷・狼尾への分岐点
丁寧な案内表示がある

第5堰堤
この堰堤のみ右側(左岸側)から越えて行く。梯子が設置され越えやすくなった

第5堰堤を上がった先
左はモミジ谷の旧本流。右の本流の第6堰堤方面から、案内にあるエサ場を目指す

突然に障害のある滝が出てきた と思ったが、第6堰堤だった。
冬場(積雪期)と景色が全く違っていた

露出している岩が、何段もの断層になっており、その跡が綺麗に残っていた。
どんな経緯で形成されたのかな

この谷分岐は左に
見えている滑滝が目印

この谷分岐は右のエサ場方面に
左に行くと、一ノ鳥居の方面。以前歩いた事がある。

谷を詰めていたら、この先は登る事は不可能になった。この手前にあったロープ場に戻る事に

すると「迂回 エサ場」とマジックで書かれたテープが。その踏み跡に入ると谷から急登の尾根に登って行く

エサ場
踏み跡を追っていくと、エサ場の真後ろに出てきた。そのまま踏み跡を直進すると、裏参道に繋がっていた。

葛城神社
いつも通り山歩きの無事を祈願
この裏手が金剛山の最高点 1125m

気温は 16℃ 歩いているときは大汗をかいたが、心地良い気温。
昼前にココを通過した時でも 17℃だった

国見城跡
この時間でも多くの人がいた。
そのまま、カトラ谷のお花畑にニリンソウを見に行く

国見城跡から富田林方面

危なっかしいロープの付け根
カトラ谷のニリンソウを見学の後、クリンソウの群生地を視察して、急傾斜のアリジゴクにある長いロープ場を登り終えた

クリンソウ群生地から登り詰めると、六地蔵のすぐ下の、タカハタ道・松ノ木道への尾根に出た。

六地蔵

カトラ谷はロープで通行止めとなっていたが・・
大勢の人がカトラ谷へ向かい。また下からも多くの人が上がって来た。聞くとルートが出来上がって危険はなくなった模様

葛城神社の裏側の巻道
途中で引き返した谷の先がココ。
浸食が続いているようだが、この道は大丈夫かな

湧出岳 一等三角点

ちはや園地

ミュージアム前より大峰方面
稲村・バリゴヤ・弥山・八経の稜線が綺麗に見える、右には釈迦ヶ岳も

国見城跡に戻ってきた。既にこの手前から 12時のライブカメラに並んでいた。
ベンチはイッパイなので上の段で昼食

昼食を取った所。
ココも来た時はイッパイだったが、もう誰もいなくなった

大日岳

六道ノ辻
左に折れる

六道ノ辻の一段下の分岐
左に行くと石ブテ尾根、ここは直進

丸滝谷のお花畑を視察
この先倒木で荒れていたけど、まともに行けるかな

中尾の尾根を下って、石ブテ東谷の滝の上に着地

正面が丸滝谷、左側が石ブテ東谷。その中間の中尾ノ背を下ってきた。

ここで谷を別れ、谷に平行した左の山道に入る

昔鉄板橋のあった所

林道終点

石筆橋



当方の車は右から 2台目
当方の前後の車は、何れも朝の出発時から入れ替わっていた。
 
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山で出会った 花・生き物
 

つるかのこそう(蔓鹿の子草)
オミナエシ科

つるかのこそう②

つるかのこそう③
 



     やまぶき(山吹)
     バラ科



みやまはこべ(深山繁縷)
ナデシコ科



     やまるりそう(山瑠璃草)
     ムラサキ科



ニリンソウの蕾かな?

金剛桜①

金剛桜②


にりんそう(二輪草) キンポウゲ科

にりんそう②

にりんそう③

にりんそう④

にりんそう⑤

にりんそう⑥


ヤマシャクの蕾①

ヤマシャクの蕾②



えんれいそう(延齢草)
ユリ科



やましゃくやく(山芍薬)
ボタン科

お花畑の下方、少し横に入った所で見つけた。ここには数株しかなかった

にりんそう⑦
文字通り、二輪でているところ

にりんそう⑧

にりんそう⑨
蕾の状態
 



えんれいそう(延齢草)
ユリ科



つるきんばい(蔓金梅)
バラ科
 
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