TKMデジカメ山歩き 2018/3/13(火)
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御池岳
スタート:簡易Pふじわら →
ルート :↑丸尾、↓木和田尾
関西・近畿100名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】滋賀県
【山地系】鈴鹿山地
 
 
 
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標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
180m  08:39   ① 簡易パーキング(ふじわら) 0:23 - 0:23   出発時間 05:35 16:10
   08:02   ② 丸尾 登山口 到着時間 08:25 18:50
2:09 - 2:32  
1054m  11:11   ③ 冷川岳 P1054 片道距離 117 ㎞ 121 ㎞
0:25 - 2:57  
   11:36~11:46 0:10 ④ カタクリ峠 往復距離 238 ㎞(AVG=18.4)
0:54 0:50 3:51  
12477m  12:40~13:05 0:25 御池岳 P1247  
0:35 0:35 4:26 0:35
   13:40   ⑥ カタクリ峠  
0:26 0:40 4:52 1:01
   14:06~14:11 0:05 ⑦ 冷川岳  
0:07 4:59 1:08
   14:18   ⑧ 白瀬峠 ASC(総上昇)プロトレック 1375 m
1:23 - 6:22 2:31
   15:41   ⑨ 鉄塔巡視路 登山口 DSC(総下降) 〃 1340 m
0:16 - 6:38 2:47
   15:57   ⑩ 簡易パーキング(ふじわら) 総上昇量(GPS) 1478 m
  7:18 0:40   6:38 -     移動距離(GPS) 15.0 ㎞
 
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アプローチ

奈良 ⇔ 《R163》 ⇔ 中瀬IC 《西名阪》 亀山IC ⇔ 《R1》 ⇔ 《R306》 ⇔ 簡易パーキング(ふじわら)
※ 復路で中瀬ICで降りるのを忘れたため、大内ICで西名阪を降りた。


駐車場

簡易パーキング(ふじわら)


ルート

P → 白瀬峠登山口(山口配水池) → 冷川林道 丸尾登山口 → 《丸尾》 → 冷川岳 → カタクリ峠(六合目) → 御池岳 → カタクリ峠 → 冷川岳 → 白瀬峠 → 頭陀ヶ平分岐 → 《木和田尾》 → 子向山 → 鉄塔巡視路登山口 → P


記録

御池岳に、木和田尾の西側の尾根「丸尾」を経由して登り、帰路は木和田尾から下山する予定とした

「丸尾」も「木和田尾」も「山と高原地図」には点線で載っているルートだ。しかし木和田尾は最近標識も整備されメジャーなルートと化しているが、丸尾はあまり利用されていないのかネットのレポの少ない。


御池岳は鈴鹿山地の最北端に位置しているので自宅からは遠い。で、頑張っていつもより 1時間早く起き、自宅をスタート。
しかるに、ウィークデーのためか今回も菰野町役場の手前から渋滞に合う。まだ 8時にもなっていないのに・・、15分ほどのロスか?

で、現地の「簡易パーキング(ふじわら)」の駐車場には、早朝出発にもかかわらず自宅から 2:50もかかった。
今回は、木和田尾から下りてくる予定なので、そこに駐車せずに登山口の「山口配水池」の所に駐車すれば便利であるが、車上荒らしが心配だったので、国道横の「簡易パーキング(ふじわら)」に駐車した。

登山口まで国道を経由していくと、飛ばしている車が怖いので、電気柵のある農道を経由していく。
当初、駐車地に考えていた「山口配水池」には、車が 5台停まっていた。今日はウィークデーなので、駐車している車はないと思っていたので以外だ。この様子ならそこに駐車すればよかったと少し後悔。

白瀬峠への登山口を左に見送り、そのまま冷川林道を進むと、工事中のため立入禁止の看板が立てかけてありミキサー車がその農道を走って行った。
歩いて行く分には構わないだろうと勝手に解釈して、そのまま林道を進む。少し入るとユンボが 2台林道上で倒木処理の作業をしていた。ショベルが反対側を向いた合間を縫って林道を駆け抜ける。

その先にもエンジン音が聞こえたので、他にも工事場所があるのかと思いつつ、登山道のある谷筋を右に確認しながら進んでいて、ふと確認のためルートを落として来たGPSを見ると、行き過ぎていた。
そんな谷はなかったと思い戻ると、対岸に赤テープが見えた。合流地点は小さな谷なので、そこが登山道のある谷とは気づかなかった。

対岸へは、堰堤に階段が付いているので、その堰堤を渡る。
渡ったテープの所から、シッカリとした踏み跡があり、谷の左岸側の少し上をダラダラと遡って行く。
谷中のルートなので、荒れているかと想像していたが、歩きやすいルートになっていた。
そんなルートを 7~8分進むと 2又に出会う。踏み跡は 2又に挟まれた中央の尾根に続いていた。
その先、谷中のルートを別れて尾根登りに変わる。傾斜のある尾根先からの登りなので途端にシンドクなる。

そんなんで少し頑張ると、高度 400mで丸尾の本尾根に合流。そこからは尾根上を杣道が通っており傾斜も幾分かはマシになった。
30分ほど、そんなルートを進むとチョットしたピーク(寒山)に上がり、前方にこれから登って行く尾根先の冷川岳や最終目的地の御池岳も見えた。

そこからの下りは、片面が切れ落ちた細尾根で、尾根上を歩けないので、切れ落ちた反対側の斜面を横切って行く。とはいっても、その斜面も可成りの傾斜がある。薄い踏み跡がその急斜面を横切っている。
が、安定した足場ではないので、危険がイッパイ。足が滑ってしまうと、相当下まで転げ落ちてしまう。大怪我は間違いない、下手をするとお陀仏だ。
とにかく滑らないように、体を這うように斜面に傾けながら、一歩一歩足場を確認しながら通過。ユックリ慎重に進んだこともあり、通過するまでが長かった。

細尾根部分の尾根横を無事通過し、尾根に戻るとその先からは安全地帯。
P673を通過し、P906くらいまで高度を上げると、ルート上には所々に残雪が出てきた。融けて地面が露出している部分を選んで登って行く。

丸尾の尾根を登りきると、主稜線上にある冷川岳に到着。
ここまで、メジャーなルートではないので、ややこしいかと少し覚悟してきたが、登山口が分かりにくかったのみで、谷中のルートも尾根のルートも障害物はなく、テープ・リボン等があり踏み跡もシッカリしていたので迷う事はなかった。危険地帯は細尾根部分のみ、その部分は積雪期にはより注意が必要かも。

冷川岳では、スタートが遅かったこともあり一息ついただけで先に進む。メインルートに出たので、この先ルートはよりハッキリするかと思うも、冷川岳からの下りでは雪解けの後なのか踏み跡が薄い所もあり、イチイチ確認しながら進む。

冷川岳から下りきって小さなコブに上がると、下方に単独さんが休憩しているのが見えた。そこには標識も多くある。カタクリ峠・六合目だ。
木和田尾から登ってこられた人で、当方より少し年輩かな。時間が厳しいのでそこで引返すとの事。
当方は、12:30までを基本に行ける所まで行く事にする。

この先、一面に雪に覆われていたので、アイゼンを装着して御池岳を目指す。
カタクリ峠の鞍部から尾根に出ると、何とその尾根は無雪。つい先ほど装着したアイゼンを外す。
そんな尾根上を登って行くと尾根が広がり再び一面には雪が出てきたので、アイゼンを再装着。

途中からトレースがなくなったので、感を頼りに前進。ややこしい斜面に迷い込んだりしながら、少しウロウロして、真ノ谷に何とか回り込んだ。
御池岳への表示があった筈と、真ノ谷を遡るも標識はない。このままでは行き過ぎてしまうので、適当に真ノ谷を別れ山頂を目指す。

山頂までの途中で、12:30を過ぎたが、目の前に山頂が見えているので頑張る。
御池岳の山頂には 12:40に到着した。スタートして ジャスト 4時間。
無人の山頂の東側で風を除け昼食。時間が押しているので急いで食べていると、女性 2人さんが来られ少し先で昼食?された。当方より遅い下山になるが、どのルートで下山するのか少し気になった。

急いで昼食を終え、下山に向かう。真ノ谷への下山表示が以前あったと記憶していたので、奥ノ平方面に向かったが、その表示は見つからなかった。致し方ないので方位を決めて適当に下る。
雪が適当に締まっているので、急下りの所は斜めに横切りながら軽快に下る。

途中で古いトレースが出てきたので、それに従う。
下りきると、往路で見つけられなかった御池岳への表示板の所に着地した。往路では谷の少し上側を歩いていたので、谷の中にある標識が見えなかったようだ。

その先、トレースが無くなったので、往路のGPS軌跡を参考に進む。登山道は尾根先を回り込んでいたと記憶していたが、尾根越えのショートカットでカタクリ峠に向かう。
往路で、2度目にアイゼンを装着した所でアイゼンを外す。

カタクリ峠はそのまま通過し、冷川岳への最後の登りを頑張り、冷川岳で小休止。
往路で登って来た丸尾を左に見て、白瀬峠に下る。

まだ未踏の、白瀬峠から頭陀ヶ平への道を歩いてみたいが、体力的・時間的にも無理なので、木和田尾へのトラバース道に入る。
積雪があるので、慎重に進む。先行者の足跡はノーアイゼン。当方もノーアイゼンでしばらく進んだが、スリップが怖くて、途中でアイゼンを装着した。
トラバース道に残雪が無くなった所でアイゼンを外し、木和田尾の頭陀ヶ平・白瀬峠の分岐に到着。

アイゼンをザックに括り付け、木和田尾をひたすら下る。途中の鉄塔台地で単独さんが休憩していたのを横目にドンドンと下って行く。
子向山の手前で、新しくできた標識は、山口への下山道を尾根下に導いているが、今回はそのまま尾根を進み、子向山経由で鉄塔巡視路から下る。

無休憩で頑張り、無事に林道に着地。
電気柵のある農道に入り、勢いよく水の流れている側溝で、アイゼン・ストック・靴の汚れを落とし、駐車した「簡易パーキング(ふじわら)に戻り、今日の行程を終える。


今日は、朝は冷え込んでいたが、日が昇ってからは小春日和の陽気だった。そんなんで、お湯 0.5㍑・水0.5㍑しか持参していなかったので、ほとんど消費してしまった。
次回からは、水の量を増やさないと。

 
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簡易パーキング(ふじわら)
早朝出発にもかかわらず、菰野町役場手前からの渋滞にあい、自宅から 2:50かかった

山口配水池
5台駐車していた。天気が良い事によるのか、平日なのに多い。
当方は、車上荒らしが心配のため、簡易パーキング(ふじわら)に駐車した

白瀬峠登山口
このまま林道を進む。工事中で立入禁止の看板が立っていたが・・
ユンボが 2台工事していたが、合間を縫って通り抜けした。

冷川林道 丸尾 登山口
登山口は明確な谷と思い、通り過ぎてしまい引返したところ。
堰堤の階段を渡って対岸に渡る。

谷の左岸側の踏み跡を遡って行く。可成りシッカリとした踏み跡が続いていた

高度 280mの二股で、その間の尾根に導かれた。その先からは急坂の尾根登りに変わる。

ロープ場もあった

高度 400mの主尾根に乗った。
ここからは尾根歩き

尾根上には杣道が通っていた

細尾根
片面がほぼ垂直に崩れていた。
尾根上を歩けないので、反対側の急斜面を横切る。

細尾根手前(寒山)より
左ピークが冷川岳。中央右奥が御池岳

切れ込んだ尾根の下側を通過してきた。
滑ると、可成り下まで落ちてしまうので、細心の注意で渡る。
可成りヒヤヒヤした。

P673

左の(東側)谷の向こうに木和田尾が見えた。左のコブが子向山かな

P906
所々に残雪の塊が融けずに残っていた。
正面は冷川岳

深い所で 30㎝くらいかな

冷川岳 山頂部に到着
シンドかった。体力をかなり消耗した

カタクリ峠(六合目)
木和田尾から登って来た少し年輩?の単独さんがいた。時間が厳しいとのことで、引返して行った。

カタクリ峠(六合目)
引返すのを見送って、当方は時間イッパイまで頑張るつもりで、アイゼンを装着して御池岳に向かう。

先ほど装着したアイゼンを外す

御池岳 山頂に到着
シッカリとしたトレースはなかったので、適当に登って来たが、ログを見るとかなり大回りをしていた。
山頂東側で風を除けて昼食。時間が押してきているので、急いで食べた。

御池岳 山頂より①
伊吹山
天気は良いのだが、遠方の景色まではなかった。春霞かな

御池岳 山頂より②
隣りのピークとの間の谷が、九合目を通る登山道だったと思うが、表示もなく記憶も薄いので、少しウロウロしてから、隣りのピークからの尾根を下る

御池岳 山頂の南側から、御在所山方面の景色

奥ノ平
向こう側の山頂は御池岳の山頂と違って、雪が飛んでいた。

尾根から下って来たが、真ノ谷の分岐に着地出来た。
ここからもルートが分からないので尾根越えで、カタクリ峠に向かう

カタクリ峠(六合目)
この手前、往路で 2度目にアイゼンを装着した所でアイゼンを外して来た。
ここはそのまま通過。

カタクリ峠より少し上がった所に出ると、前方に冷川岳・頭陀ヶ平が見えてきた。
その中間の鞍部が今から向かう白瀬峠。

冷川岳
往路は向こう側から登って来た

冷川岳②
登りはここで終わりなので、水分休憩を取り、尾根向こうの白瀬峠に向かう

冷川岳の南ピーク(南峰)より
正面に頭陀ヶ平

白瀬峠
ここから頭陀ヶ平へ上がり、ルートを繋ぎたいのだが、体力的・時間的にムリ

白瀬峠からのトラバース道
途中までアイゼン無しで頑張っていたが、滑るとアウトなので、危険部分でアイゼンを再び装着

白瀬峠・頭陀ヶ平 分岐

この先、アイゼンは不要と思われるので、手に持っていたのを、ザックに括り付けた

往路の登った尾根
鉄塔の間が 高度 640m付近の寒山
鉄塔左奥に霊仙山

標識案内の左の折れずに、正面の子向山に直進。
表示板が出来たせいか、正面方面の踏み跡が薄くなっていた

子向山
山名表示は見当たらなかった

往路の登った尾根
中央のコブが寒山、その左が危険地帯の細尾根

鉄塔巡視路 登山口
無事に下山

簡易パーキング(ふじわら)

巡視路登山口から、電気柵のある農道に入り、側溝でアイゼン・ストック・靴を洗い、駐車場に戻った。
 
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