TKMデジカメ山歩き 2019/3/20(水)
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快晴
藤原岳
スタート:新町 ⇔
ルート :↑↓孫太尾根
日本300名山、関・近100名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】三重県・滋賀県
【山地系】鈴鹿山地
 
 
 
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標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
220m  08:24   ① 新町 墓地前 P 1:00 - 1:00   出発時間 05:40 15:10
   09:24   ② 丸山 到着時間 08:10 17:35
1:23 - 2:23  
965m  10:47~10:54 0:07 ③ 多志田山 P965 片道距離 109 ㎞ 108 ㎞
0:43 - 3:06  
1140m  11:37~12:34 0:57 藤原岳 C1140 往復距離 218 ㎞(AVG=19.2)
0:30 - 3:36 0:30
   13:04   ⑤ 多志田山 ASC(総上昇)プロトレック 1085 m
1:02 - 4:38 1:32
   14:06~14:13 0:07 ⑥ 丸山 DSC(総下降) 〃 1075 m
0:45 - 5:23 2:17
   14:58   ⑦ 新町 墓地前 P 総上昇量(GPS) 1090 m
  6:34 1:11   5:23 -     移動距離(GPS) 10.9 ㎞
 
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アプローチ

奈良 ⇔ 《R24・R163・西名阪・R1・R306》 ⇔ 新町


駐車場

新町 墓地前 駐車地


ルート

P ⇔ 《孫太尾根》 ⇔ 丸山 ⇔ 草木 ⇔ 多志田山 ⇔ 藤原岳


記録

今年は厄年かな。
3週間前にスーパーのスロープで転倒し尾骨にヒビが入ったみたいだ。(たぶん)
小雨降る中、傾斜の緩いスロープで足が滑り、両足を前方に投げ出すような形になり、お尻の上部から思いっきり叩きつけられた。手に重い荷物(買い物)を持っていたためその重量も加わり加速度がついた感じ。
幸いに背中・頭は叩きつけられずに済んだが衝撃が大きく、大げさに言うと脳震盪になったような感じだった。
当初は大きな打身かなと思っていたが数日しても治らず逆に痛くなってきた。
尾底骨ではないので座るのには支障がないが、仰向けに寝ると尾骨が当たり痛いので仰向けに寝られない状態が続く。

幸いに座ったり歩くのには問題がないので普通に生活している分には支障はないが、力を入れたり階段の昇り降りでは痛みがでる。
半月ほどすると、まだ仰向けになり尾骨が当たると痛いものの、階段の昇り降りでの痛みはほとんどなくなった。

で、転倒したりして尾骨に衝撃を与えない限り問題ないと思い、しばらくぶりに山歩きに出かける事にした。山歩きは 25日ぶりだ。

今年に入って、正月 2日に腸閉塞で入院。2月には舌を噛んで 2週間程食事に支障があり、今度は転倒して尾骨の損傷だ。ろくな出来事がない。心がけが悪いのかな。


今年は暖冬だったのか、雪が少なく春の訪れは早いようで、少し遅いかもしれないが藤原岳にフクジュソウ・セツブンソウを見に行くことにした。
花の時期の藤原岳は今年で 8年連続で 9回目、花の時期以外も含めると 13回目になる。
ルートは孫太尾根から。

頑張っていつもより 1時間近く早く起き自宅をスタート。
空は薄明るくなりかけていた。いつの間にか明日はお彼岸だ、これからは昼間が長くなる。

現地に向かう途中、奈良県側は曇っていたが、関トンネルを抜け三重県側に入ると青空が広がっていた。今日は日本全国晴模様の天気予報だ。

菰野市役所の付近では早朝にも拘らず渋滞があり、スタート地点になる新町の墓地前の駐車地に着いたら 8時をかなり回っていた。
時間が遅くなったためか駐車地はほぼ満車状態だった。平日なので登山者は少ないかと思ったが、今日は久しぶりに天候に恵まれるとの予報なので花目当ての人が繰り出して来たのかな。

2~3組先行して行ったグループを追いかけて当方もスタート。
神武社殿跡まですぐと記憶していたが案外長く感じ、天気が良いこともあり一汗かいた。
その先の少し上がった所で、2組ほど温度調整で服を脱いでいたグループを追い越す。当方も暑く脱ぎたかったが、もう少し先の丸山まで頑張る事にした。

その丸山に上がると、セツブンソウ・ヒロハノアマナ・ミスミソウなどが咲いていた。
上着を脱ぎシャツ 1枚になってそのまま先に進む。
久しぶりの山歩きで、足が馴染んでいないので休憩がてらに花の写真を取りながら進む。

多志田山手前の急坂は、ユックリながらも何とか休憩せずに登り切り、多志田山で今日初めての休憩を取る。
水分の補給とドーナッツを小腹に入れて、藤原岳への最後の急登を目指す。

残雪の残っていた多志田山から少し下り、藤原岳への登りに入ると、踏み跡は滑りやすい尾根横の方に向かっていた。
多分フクジュソウの群生地を通過して行くものと思いその踏み跡に従う。

予想通り少し上がると、綺麗な黄色の花があちらこちらに。可憐なセツブンソウも群生していた。
写真映えするのを見つけてはシャッターを切る。
適当な所で切り上げて、藤原岳の台地に上がり、山頂に移動。平日にもかかわらずそこそこの人がいた。

藤原岳の山頂からは快晴の天気であるものの空気が濁っているのか遠方の景色は霞んでいた。期待していた白山・御嶽山までの展望はなかった。
お昼も近いので山頂の西側に移動して昼食にする。

ポカポカ陽気で風もないので、コンロを出してアルミ鍋うどんと玉子入りの雑炊の昼食。
食後はティータイムでスイーツも味わう。

腹を膨らまして下山に。
今日はユックリ登って来た、と言うか登りがシンドクてユックリとしか登れなかったので、時間がかかり疲れも出ているので、そのまま引返すことにする。
本来なら天狗岩あたりまで往復したいが、病み上がり?で致し方ない。

山頂台地からの激下りは、登って来たルートから下りずに本来のルートのガレ場から下る。
ガレ場の方はフクジュソウは見当たらないが足場が良いので、落石にのみ気を付けて下って行く。
途中のピークの多志田山・草木もそのまま通過して丸山で一服。

丸山から少し下った所で、後方から単独さんが追いかけてきたこともあり一生懸命に下る。
何とか最後まで頑張り今日の行程を終える。


久しぶりの山歩きと云う事もあり、歩いた距離・総上昇量もそれほどでもなかったが、かなり疲れた。
山歩きの翌日は太ももに筋肉痛、2日後は太ももとふくらはぎに筋肉痛。それほどの山歩きでもなかったが、筋肉痛が出たのは久しぶりだ。

 
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新町 墓地前駐車地
平日なのにほぼ満車状態。
今日は好天の予報のためかな
 

神武社殿跡
ココまで一登り。ウォーミングアップどころか大汗をかいた

山道に落ちていた椿の花
花がポトンと落ちるのは椿。花びらが 1枚づつ落ちるのがサザンカらしい

隣りの遠足尾根と静ヶ岳

丸山に到着
汗をかいたので、上着を脱いでシャツ 1枚になる。

採石場のブルドーザーのエンジン音がやかましいくらいに響いていた。

草木

多志田山の山頂直下のアグラをかいた木。
草木との鞍部から多志田山への登りがキツイ

多志田山に到着
一服し、ドーナッツを小腹に入れる

多志田山の裏側には残雪が見られた

藤原岳への最後の登り
左側が藤原岳の山頂

1輪だけ咲いているフクジュソウを発見。そこから上部に行くと、フクジュソウ・セツブンソウが群生していた

その 1輪だけ咲いていたフクジュソウのアップ

藤原岳の台地に上がって来た

治田峠下降点から
登って来た孫太尾根

藤原岳 山頂に到着

11:39 藤原岳 山頂からのパノラマ

左に伊吹山、右の雪を冠った山が能郷白山。その右にある白山は見えなかった

藤原岳 山頂の西側で昼食
天ぷらうどん

シャケオニギリで雑炊

腹ごしらえを終え、歩きまわる元気がないので、ピストンで下山に向かう

治田峠への下降点より
復路は、足場の良いガレ場より下る

多志度山
方位を変え、孫太尾根に向かう

山頂 下のアグラをかいた木
手前の二又に別れた木も目立つ

草木

丸山
復路で初めての水分休憩

大鉢山
昨年 5月5日に青川キャンプ場から、大針山から竜ヶ岳に行き、孫太尾根より下山した。

スタートした墓地に帰還
駐車している車は半分くらいになっていた。
 
 
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山で出会った 花・生き物






丸山から下ると、花を咲かせた馬酔木のトンネルがあった。






ねこのめそう(猫の眼草)
ユキノシタ科
※ねこのめそうにはいろんな種類があるが良く分からない

山道上に咲いているので、奇特な人が石でブロックしていた

みすみそう(三角草) キンポウゲ科






せつぶんそう(節分草)
キンポウゲ科

ふくじゅそう(福寿草) キンポウゲ科






おにしばり(鬼縛り)
ジンチョウゲ科






ひろはのあまな(広葉の甘菜)
ユリ科
 
 
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