TKMデジカメ山歩き 2019/11/1(金)
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快晴
コブシ嶺
スタート:大台ケ原P →
ルート :
 
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県・三重県
【山地系】台高山地
 
コブシ嶺(マブシ嶺)
 Ⅲ1411.02 (雷峠1)
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標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
YAMAP
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
1570m  08:17   ① 大台ケ原駐車場 0:30 0:40 0:30   出発時間 05:50 15:35
   08:47   ② 尾鷲辻 到着時間 08:05 18:25
2:11 2:30 2:41  
1411m  10:58~11:39 0:41 ③ コブシ嶺 △1411.0 片道距離 95 ㎞ 95 ㎞
1:32 3:00 4:13 1:32
   13:11   ④ 堂倉山 往復距離 189 ㎞(AVG=16.1)
0:40 4:53 2:12
   13:51   ⑤ 尾鷲辻  
0:25 0:40 5:18 2:37
   14:16~14:21 0:05 ⑥ 大蛇嵓 ASC(総上昇)プロトレック 730 m
0:33 0:50 5:51 3:10
   14:54   ⑦ シオカラ谷吊橋 DSC(総下降) 〃 720 m
0:29 0:35 6:20 3:39
   15:23   ⑧ 大台ケ原駐車場 総上昇量(GPS) 875 m
  7:06 0:46   6:20 8:15     移動距離(GPS)  17.3 ㎞
 
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アプローチ

奈良 → 《R24・県14・県37・県28・R169・県40(大台ケ原ドライブウェー)》 → 大台ケ原


駐車場

大台ケ原 駐車場


ルート

P → 尾鷲辻 → 《尾鷲道》 → コブシ嶺(マブシ嶺) → 《尾根ルート》 → 堂倉山 → 尾鷲辻 → 大蛇嵓 → シオカラ谷 → P


記録

はやいものでもう 11月だ。
この 2・3日は放射冷却で朝は冷え込むものの、今日は秋晴の好天気で、日中は暖かくなるとの事。その機会を逃すことなく、久しぶりに大台ケ原の尾鷲道を歩きに行く事にした。

コブシ嶺へは 2012年と2016年の 2回行った事がある。3年ぶりだ。
展望もさることながら尾鷲道の雰囲気も良いところだ。

先週、大台ケ原は紅葉の見ごろとの報道があったが、それから 1週間以上たっているので紅葉は終わっているかと思われるが、低い所では紅葉が残っているかと若干期待もする。

大台ケ原までは朝早くスタートしても、自宅から 2時間以上かかるので、前日いつもよりかなり早く床に就いたが、起きたのはいつもより少し早い程度だった。
それでも、朝早いので道路は混むことなく順調に現地に向け走る。
R169から大台ケ原ドライブウェーに入り暫く行くと、下って来る車と何台かすれ違った。ご来光でも仰いできたのだろうかな。

そんなこともあり、今日は秋晴れで天気が良いので、駐車場は混んでいるかと思ったがそれほど混んではいなかった。紅葉も終わり平日のためかな。


ビジターセンターの横にある東大台ヶ原登山口から入山。
100名山 大台ヶ原山(日出ヶ岳)に向かう登山口だ。その登山口を暫く行くと尾鷲辻への分岐がある。そこで日出ヶ岳への道を別れ右に折れる。

スタートして 30分ほどで尾鷲辻に到着。
東屋の裏から尾鷲道に入る。ミヤコササの中シッカリとした踏み跡が続いている。
以前はなかった道標が設置してあり、過去 2回とも間違えた折返しの所もロープが設置してあり直進しないように注意を促していた。

所々に残っている紅葉を眺めながらダラダラと下って行き、堂倉山手前では、堂倉山は帰路に寄る事にしてそのまま尾鷲道を進む。
尾鷲道は尾根横を横切っているので、所々で崩壊箇所がある。しかし崩壊場所の手前に迂回路の案内表示があり、迂回ルートにはテープで導いてくれるので迷う事はない。

往路はその指示に従い忠実に尾鷲道を進む。
P1402から地倉山への尾根に出ると前方に絶景が広がっていた。目的地のコブシ嶺からの大展望に期待が膨らむ。

短いが地倉山への厳しい登りを頑張り、尾根上を北に進むと、コブシ嶺に到着だ。スタートしてから無休憩で来て 2:41だった。
期待通りコブシ嶺からは、雲一つない青空の下、大展望が広がっていた。
西側の谷向こうには竜口尾根、その奥の大峯方面は大峯山脈の端から端まで稜線がバッチリだ。
東側は、少し霞んでいたが太平洋の熊野灘とリアス式の海岸も見えていた。

そんな大峯山脈を正面に見ながら昼食。
ところが、ザックの中にカップ麺がない。持ってくるのを忘れた。幸いパンを余分に購入しているし非常用のカロリーメイトも持っているので問題ないが、定番の物がないと物足らない感じだ。
致し方ないので、オニギリを食べた後コーヒーでパンを食し、食後は紅茶でスイーツを頂く。

最高の景色と少し物足りなかった昼食を終え、下山に向かう。下山と云っても帰路は登り返しになるが。
往路は忠実に尾鷲道をたどって来たので、帰路は尾根ルートを辿る事にした。

地倉山から、尾鷲道を離れ尾根伝いに進む。
所々で左からの尾鷲道に合流するが、少しアップダウンのある尾根ルートを進む。
過去 2回とも片道は尾根ルートを利用していたが、以前より尾根ルートは荒れた感じがあり、シャクナゲやアセビのブッシュも進路障害になっていた。
尾鷲道が整備され尾根ルートを歩く人が少なくなったのかな。

白サコで予定通り、堂倉山に向かう。70m程の登りだが踏み跡がないので上を目指して適当に歩けるところを登って行く。
ドンピシャリで山頂にある中継所小屋の横に出た。

山頂で向きを西に変えて下って行く。こちらの斜面はなだらかで、高低差も少ないので、堂倉山は帰路に登るよりも、往路で登った方が楽だと思う。
少し下った所で尾鷲道に合流し、その先ダラダラと尾鷲辻まで登って行く。

尾鷲辻の東屋で水分補給。小屋には2組ほど休憩していた。
尾鷲道に入ってからは人と出合う事も、見かける事もなかったが、東大台ヶ原の周回路に入ると大勢の人と出会った。

前回は、尾鷲辻から日出ヶ岳を経由して戻ったので、今回は大蛇嵓からシオカラ谷を経由して戻る事にして、その大蛇嵓に向かう。

尾鷲辻から 25分ほどで大蛇嵓に到着。数組の人がいた。
いつもならビビりながら、時には尻もちをつきながら先端まで行っていたが、何故か今回はビビる事もなく立ったまま先端まで行けた。
先端にいた 2人さんと入れ替わりに先端から写真を撮り、引返す。

駐車場に戻る、シオカラ谷ルートは、歩いた記憶はあるが、記録が残っていないので、山歩きを始める前に観光で来た時に周回で歩いたようだ。
と 言う事は 10年以上昔の事。

そのシオカラ谷への下りと、駐車場への登り返しを頑張り、大蛇嵓より 1時間強で駐車場に戻り今日の行程を終える。

 
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大台ケ原駐車場
R169から大台ケ原ドライブウェーに入ると、下山して来る何台かの車とすれ違った。御来光を拝みにきたのかな。

駐車場に駐車していた車は、秋晴の好天気であるが、今日は平日のためか、それほど多くはなかった。
 

日出ヶ岳方面への登山口から入山
少し先で、尾鷲辻方面に折れる

日出ヶ岳方面からの周回ルートに合流
右の東屋が尾鷲辻の分岐地点

東屋の裏側より尾鷲道に入る

案内表示が整備されていた

右に折り返して下って行く所。
過去 2回とも、真っ直ぐ続いていた踏み跡に惑わされた所には、ロープが張ってあった。

紅葉が若干残っている感じ

正面の南方面に雲海が 2ヶ所目立っていた。
左端が新宮の烏帽子山、中央に大雲取山

この付近の尾鷲道は、日本庭園のような雰囲気の良い所を抜けていく

正面の盛り上がりが堂倉山
往路はパスし、帰路に寄って行く予定
この付近も紅葉が残っていた

ルート上に倒木が

この手の案内が各所にあるので、まず迷う事はない

広い所に出てきた。白サコ

白サコの表示案内
帰路にココから堂倉山に登る予定

崩壊地
すぐ上を迂回

その先に大崩壊地
踏み跡が見えるが危険すぎるので、大きく上部を迂回

迂回するように案内表示があるので、素直にその指示に従う

この付近の紅葉

P1402への尾根に出ると、雲一つない大展望が広がっていた

地倉山

眼下に坂本ダム湖のエメラルドグリーンが目立っていた

コブシ嶺(マブシ嶺) 三角点に到着

11:00 コブシ嶺からのパノラマ①

11:00 コブシ嶺からのパノラマ②

コブシ嶺 山頂から①
右奥に尾鷲市街

コブシ嶺 山頂から②
左端が新宮の烏帽子山、中央に大雲取山

コブシ嶺 山頂から③
大日岳と釈迦ヶ岳

コブシ嶺 山頂から④
明星ヶ岳・八経ヶ岳と弥山

コブシ嶺 山頂から⑤
鉄山と行者還岳

コブシ嶺 山頂から⑥
行者還岳とバリゴヤノ頭

コブシ嶺 山頂から⑦
国見岳と大普賢岳。国見岳の右奥に稲村ヶ岳と大日山が覗いている

コブシ嶺 山頂から⑧
竜ヶ岳と阿弥陀ヶ森。阿弥陀ヶ森の右に伯母谷覗の崖が見える

コブシ嶺 山頂から⑨
又剣山

コブシ嶺 山頂から⑩
大蛇嵓

コブシ嶺 山頂から⑪
一本木方面へ尾鷲道はこの先も続く

コブシ嶺 山頂から⑫
熊野灘。紀北町方面かな

コブシ嶺 山頂から⑬
腹と展望を満たし、下山に向かう。下山と云っても帰りは登り返しであるが・・

コブシ嶺のすぐ北側の小ピークは低木のヤブが多く分かりにくい。ルートを外すと行き止まってしまう。 この先、正面の地倉山に登り返していく

地倉山
往路で歩いてきた尾鷲道は左側であるが、帰路は正面の尾根を歩いて行く

下り始めは広い尾根なので方向を間違わないように下って行く

シャクナゲブッシュ
尾根上の所々にシャクナゲやアセビのブッシュがあるので、尾根横に逃げながら通過。以前はそんなにヤブはなかったと記憶しているが・・

真ん中の凹んだ所が、これから登り返していく尾鷲辻付近

この付近で、すぐ横を平行していた尾鷲道から離れてP1414への尾根に取り付く

P1414から白サコにくだってきた
ここで尾鷲道を別れ、堂倉山に向かう

堂倉山の山頂にある「三重県 堂倉中継所」

堂倉山 山頂付近

尾鷲辻の東屋まで戻って来た

牛石ヶ原
神武天皇像の前に 20人ほどの団体さんがガイドの説明を受けていた

14:18 大蛇嵓の先端からのパノラマ

大蛇嵓の先端から①

大蛇嵓の先端から②

大蛇嵓の先端から③

大蛇嵓

シオカラ谷の吊橋

吊橋の中央より
シオカラ谷の上流方面


大台ケ原の駐車場に戻って来た
シオカラ谷への下りと登りが、シンドかった。
 
 
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