TKMデジカメ山歩き 2019/2/24(日)
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御池岳
スタート:鞍掛橋 →
ルート :テーブルランド周回
関西・近畿100名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】滋賀県
【山地系】鈴鹿山地
 
 
 
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※ダウンロードできない場合は こちらを参照
 
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
420m  07:36   ① R306 鞍掛橋 1:57 - 1:57   出発時間 05:05 14:40
1182m  09:33   ② 北鈴岳 P1182 到着時間 07:25 17:20
0:33 - 2:30  
1247m  10:06   御池岳 P1247 片道距離 110 ㎞ 107 ㎞
0:12 - 2:42  
1241m  10:18   ④ 奥ノ平 P1241 往復距離 218 ㎞(AVG=17.5)
0:18 - 3:00  
1191m  10:36   ⑤ P1194  
0:12 - 3:12  
   10:48   ⑥ テーブルランド東展望地  
0:39 - 3:51  
   11:27   ⑦ ボタンブチ  
0:19 - 4:10  
   11:46~12:17 0:31 ⑧ 御池岳 ASC(総上昇)プロトレック 1060 m
0:43 - 4:53  
   13:00   ⑨ 鈴北岳 DSC(総下降) 〃 1035 m
1:28 - 6:21 1:28
   14:28   ⑩ R306 鞍掛橋 総上昇量(GPS) 1149 m
  6:52 0:31   6:21 -     移動距離(GPS) 13.8 ㎞
 
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アプローチ

奈良 ⇔ 《R24・R307・R306》
※ 帰路はR306とR307の交差の多賀を通過せずナビの指示に従いショートカット?


駐車場

R306 鞍掛橋の手前の路肩


ルート

P → 鈴北岳 → 御池岳 → 奥の平 → P1194 → テーブルランド東展望地 → 土倉岳降下点 → T字尾根降下点 → ボタンブチ → 天狗鼻 → 御池岳 → 鈴北岳 → P
※ テーブルランドを周回した


記録

2週間ぶりの山歩き
先々週、「天女の舞」に行った翌日の夕食時、再び腸閉塞にならないように良く噛んで食べていたらおもいっきり奥歯で舌まで噛んでしまった。
痛いの何の。その後は食事も反対側の歯で噛んで食べていたものの響いて痛い。熱い物・冷たい物・刺激のあるものは沁みる沁みる。
すると、その影響からか歯も沁みるような感じになって来て何だか痛い。顎から耳にかけても痛みが出てきた。おまけに前から調子の悪かった右の肩まで状態が悪化してきた。体のあちこちの弱い所に一斉に問題が生じてきた感じだ。
等々で自宅療養

それから 2週間たって、まだ完全ではないが、痛みはほぼ治まり食事も普通に出来る様になったので、ようやく出かける事に。
謹慎中の 2週間、雪山の時期に山歩きに行けなかったが、その間に山の雪はドンドン融けている模様。今年は暖冬なのか雪が少ない。

そんな中、まだ比較的に雪が残っていると思われる御池岳に行く事にした。ルートは鞍掛橋から。自宅から可成り遠いが、雪目当てなのでそれほど厭わない。

日曜日の早朝と云う事もあり、下道を走ったものの 110㎞を 2:20で現地に到着できた。
早い時間に到着できたが、既に先着車は 5台あり。準備中にも 1台到着してきた。
先着車のうち 2台は 4名の団体さんでスタートして行くところ。続いて単独さんがスタートして行った。

風もなく気温もメチャ寒いという程でもないが、車での途中最低気温は -4℃だったこともあるので防寒着を着てスタート。また、山の上を見ると白いものが目立ったのでスノーシューも背負う。

駐車地から 100mほど先に進み、R306が鞍掛橋でヘアピンカーブになっている手前の林道に入る。
直ぐ先で、林道は崩落防止のためか大きな土嚢で遮られている。左側から土嚢を回り込んで反対側の林道に出て暫く行くと、林道分岐となっており案内表示がある。その案内表示に従い左に橋を渡る。

その橋を渡った所が目的の尾根であるが、尾根先は岩場になっているので少し回り込んだ所に林道登山口がある。
急斜面の所なので、とても登山口と見えないが少し上にロープがあり、小さな案内表示もある。
その急坂から入山。林道からの取っ掛かりは分かりにくいがロープ場を少し上がると、その先はジグザグに登って行くシッカリした踏み跡が続いていた。
このルートは 2年前(2017-3-29)に下山で利用したことがある。

急登を一生懸命に頑張ると 鉄塔に出た。スタートして 30分も経っていないがイッパイ汗をかいたので防寒着を脱ぐ。
最初の鉄塔から 20分弱で 2番目の鉄塔に着くと、前方に先行した 4名の団体さんが見えた。
女性をエスコートするような方雰囲気でスローペースで登っていた。

その団体さんをかわして、踏み跡もあり明確な尾根なのでドンドンと登って行く。
残雪が出て来るようになると、やがて鞍掛峠からの尾根のルートに合流。
鞍掛峠からの尾根には残雪が多かったが、雪のない所を選びながら登って行く。

次第に残雪部分が尾根を覆うようになっても、雪が凍っていないのでアイゼン無しでも問題なく登れた。
尾根上には樹木がないので見通しが良く、これから向かう鈴北岳が見えるが中々近付かない。
駐車地を先行した単独さんも、先を登って行くのが見えた。

その鈴北岳に上がると風のキツイ事。
尾根上にあった雪も吹き飛ばされて地面が露出している。体感温度はグッと下がり手も冷たくなってきた。再び防寒着を着て手袋も防寒に変える。

寒さ対策をして、御池岳に向かう。
雪の上にあるトレースは 1本ではなくあちこちにテンデにあるので、見えなくなった御池岳を方位を定めて、適当に進む。

ほぼ最短距離で御池岳に到着。山頂には山ガール 3人がいた。
日差しはなく曇ってはいるが、低い所に雲はなく、それなりに展望はあったものの、靄がかかっているような感じで遠方の景色はない。霊仙山は見えたが伊吹山までは見えなかった。

時間も早いので、テーブルランドを周回することにして、そのまま通過。
尾根沿いに奥の平に向かう。
ボタンブチの案内がある鞍部から少し登り返すと奥の平だ。
奥の平も風が抜ける所なのが雪がない。先ほどの御池岳の山頂はタップリと雪が残っていたが、すぐ隣なのに不思議だ。

奥の平からそのまま尾根を次のピーク P1194に向かって進む。
古いトレースが残っているので、それなりに歩く人も多い模様。
P1194手前でどこから現れたのか単独さんと遭遇。同じような目的かな。

反対側に下るとテーブルランドの東端に到着。
頭陀ヶ平から藤原岳の稜線、竜ヶ岳の山塊が正面に控えていた。
東のボタンブチは何処にあるのかとテーブルの端を回って少し南に行くと、展望のある岩場地帯に出た。何の表示もないが展望が良いのでたぶんそこが東ボタンブチと勝手に決め込む。(帰宅後調べると違っていた)

その展望地から東・南の大展望を見て、テーブルの端を西に進む。
新しく標識が設置された、土倉岳への降下点・T字尾根への降下点から、小さな起伏をしばらく進むと、何度か来ているボタンブチだ。

ユックリとしたいところだが風があり寒いので、パノラマをカメラに収めて隣の天狗鼻に移動。
天狗鼻から同じような景色を見て、テーブルランド周回の続きに向かう。

しかし、天狗鼻からテーブルの端を歩いていたつもりでいたが、いつの間にか御池岳の山頂に戻ってしまった。
ちょうどお昼の時間だったので、山頂の西斜面で風を除けて昼食。2組ほど同類がいた。
風がないとそれほど寒さを感じないので、食後にコーヒーとスイーツも味わう。

まだ時間に余裕があるので、そこから鈴北岳方面に向かわず、テーブルランドの端の方に下って行く。
広い所で目印も何もないので、歩けそうなテーブルの端に向かって適当に進む。
途中に古い幾つかのトレースがテンデ勝手に付いていた。

テーブルのほぼ西の端についた所で、テーブルランドの周回を終え、鈴北岳に方位を変える。
少し下ると案内表示の賑やかしい元池への分岐点だ。
そこから鈴北岳まで、雪の解けたルートを歩いたので靴はドロドロになった。

テーブルランドの周回は、鈴北岳から御池岳を経由して再び鈴北岳まで戻って来るまで、昼食時の休憩を除いて 3時間だった。距離にして 6.5㎞ほどだったかな。

鈴北岳から鞍掛峠への尾根下りもノーアイゼンで行く。傾斜の緩い所は残雪の上を高速で、傾斜のある所は残雪部を避けるか、避けられない場合は蹴り込んで足場を確保して下る。

登ってきた尾根分岐で、同じルートの送電線巡視尾根から下るか、鞍掛峠からのルートで下るかで悩みに悩む。
見知らぬルートからの下りは不安があるが、時間も早いので最悪戻ることも覚悟して、初めてのルートに挑戦。

その分岐から、アッと言う間に目的の尾根分岐に到着、目印のテープがあった。
その分岐から尾根を下れば、鞍掛峠からのルートと途中で合流するはずなので、そこまで細心の注意で下るつもりだったが、テープが案内してくれ、危険な所もなかったので楽勝。

少し下ると鉄塔があり、そこからは巡視路なのか踏み跡もあった。
気を付けていなかったので鞍掛峠からの合流点は確認できなかったが、踏み跡を少し下ると下の鉄塔に出た。

その先は、植林地の中の少し広い所に入るが、テープ・踏み跡を見失わないように下る。
尾根先の急下りに入る前に、前方を行く 2人さんに追い付いた。御池岳の山頂にいた人だ。
先に行かさせてもらい、ジグザグの急坂を下ると、支谷の堰堤上の沢に着地。

渡渉して堰堤を左岸から越えると、本流横の林道登山口に着地。
川沿いの林道を数分下ると、往路で入山した林道登山口だ。
そこからは来た道を引き返し無事下山。


駐車地から見る山の上は白かったのでスノーシューを背負って行ったが、まったっく出番なし。
単なる重荷で歩荷訓練に終わる。
残雪は 数十㎝ほどあったが、アイゼンも使用しなかった。

心配していた体調は、問題なくほぼいつも通り歩くことが出来た。

 
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R306が鞍掛橋でヘアピンカーブになっている手前約 100mの路肩に駐車。
先着車は 5台、準備中に 1台到着。

2台で来ていたグループ 4名と単独さんがスタートして行く所だった。
 

鞍掛橋が架かる犬上川の左岸の林道に入る。入って直ぐの大きな土嚢の横を抜けていく

標識に従い橋を渡る。
渡った所が目的の尾根先であるが、林道登山口は岩場を向こう側に回り込んだ所

林道登山口
急傾斜地なので登山口に見えない。
少し上部にロープが見えていて、標識もあるが分かりにくい。

最初(下)の鉄塔
車での途中 -4℃を表示していたので防寒着を着てスタートしたが、暑くなって防寒着を脱ぐ

最初(下)の鉄塔より
鈴ヶ岳と鞍部はヒルコバ
雪が冠っている

2番目(上)の鉄塔
左の尾根は茶野・一本木のある尾根

スローペースで女性をエスコートしていた団体さんに追い付く

左に鞍掛峠からの尾根が見えてきた

尾根分岐に到着
広めの場所で分岐が分かりにくいがテープがイッパイある

こちらの尾根は雪が多いが、凍っていないのでノーアイゼンで頑張る。
木の周りが融けてツリーホールになっている

鈴北岳
風が強い場所なので雪が飛んでいる
体感温度がグッと下がったので、脱いでいた防寒着を着て防寒手袋をする

鈴北岳より①
これから向かう御池岳

鈴北岳より②
霊仙山と登ってきた尾根

ドリーネ

御池岳に到着
鈴北岳から適当に歩いてきた。
寒く、大展望とまで行かないのでそのまま通過

奥の平
御池岳の山頂は雪タップリだったのに、ここの山頂は雪がない

前方に竜ヶ岳の山塊が見えてきた

P1194

P1194から台地の東端へ①
頭陀ヶ平・天狗岩・藤原岳

P1194から台地の東端へ②
鞍部は白船峠(白瀬峠)。奥は養老山地

テーブルランド東展望地
展望が開けていたので東ボタンブチかと思うも違う模様

10:51 テーブルランド東展望地からのパノラマ

テーブルランド東展望地から藤原岳をズーム

土倉岳への降下点
標識が出来ていた

土倉岳への降下点より
直ぐの所が土倉岳

T字尾根降下点
ココにも標識が出来ていた

T字尾根降下点より
T字尾根と奥に天狗堂

ボタンブチが見えてきた

11:27 ボタンブチよりのパノラマ

ボタンブチの隣にある天狗鼻

天狗鼻より①
隣りのボタンブチ

天狗鼻より②
T字尾根と天狗堂

御池岳に戻ってきた
西の斜面で風を除けて昼食
御池岳に戻る予定はなかったが、適当に歩いていたらココに出てしまった。

御池岳より
昼食を終え、鈴北岳に直接向かわずに、テーブルランド周回の続きへ

岩や木の苔がサマになっている

一面真っ白で雪多いが、春が近い感じ

鈴ヶ岳と右奥に霊仙山

元池あたりだけど
左の台地が鈴北岳

賑やかしい表示

鈴北岳に戻ってきた

鈴北岳より①
御池岳を見納め

鈴北岳より②
鞍掛峠方面に下って行く。
左に下っている尾根が登ってきた尾根

鞍掛峠への尾根を軽快に下って行く

北側の送電線巡視路尾根の分岐
この手前の登って来た南側の送電線巡視路の尾根分岐で、散々迷ったが、歩いた事のない、この尾根から下る事にした

樹林帯に入るので、見通しがなく尾根を間違えないように確認しながら下る

上の鉄塔
この手前で左の尾根に行きそうにるが、眼下に見えた鉄塔を目標に下る

下の鉄塔

植林地の中を、踏み跡とテープを確認しながら下る。杉の落ち葉がイッパイだったものの踏み跡は分かりやすかった

最後の急坂も、ルートがジグザグに切ってあるので、すんなりと支谷の沢に着地

支谷の堰堤上部に出てきた
この手前で、御池岳で見た 2人さんに追い付いた

堰堤上で支谷を渡渉し、堰堤の左から林道に下る

林道登山口に着地
鞍掛峠の案内があった

林道登山口①
堰堤上部で渡渉してきた

林道登山口②
右下は犬上川の本流

往路で登った登山口
急斜面なので、下の標識を見落とすと気付かないかも

鞍掛橋(右)
駐車地は道路を回り込んだ所



無事駐車地に帰還
スタート時に駐車していた車は 2台帰っていたのみ
 
 
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