TKMデジカメ山歩き 2020/1/11(土)
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快晴
滝山・天和山
スタート:県道53号 →
ルート :
 
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県
【山地系】大峯山地
 
天和山
 Ⅲ△1284.82m (川瀬峠)
滝山 足跡のダウンロードは ( こちら ) から
※ダウンロードできない場合は こちらを参照
 Ⅲ△1140.50m (和田)
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
520m  08:08   ① 県道53号 路駐地 0:18 - 0:18   出発時間 06:00 14:20
   08:26   ② 取付き口(滝山) 到着時間 07:55 16:30
0:30 - 0:48  
   08:56~09:01 0:05 ③ 四等三角点 692.8 片道距離 76 ㎞ 76 ㎞
1:01 - 1:49  
1140m  10:02   滝山 △1140.5 往復距離 153 ㎞(AVG=17.1)
1:02 0:55 2:51  
   11:04   ⑤ 滝山分岐 P1183  
0:37 0:45 3:28  
1284m  11:41~12:29 0:48 天和山 △1284.8  
0:30 0:30 3:58 0:30
   12:59   ⑦ 滝山分岐 P1183 ASC(総上昇)プロトレック 965 m
0:57 1:00 4:55 1:27
   13:56   ⑧ 登山口(和田発電所) DSC(総下降) 〃 945 m
0:14 0:00 5:09 1:41
   14:10   ⑨ 県道53号 路駐地 総上昇量(GPS)map60 1082 m
  6:02 0:53   5:09 -     移動距離(GPS) 〃 11.1 ㎞
 
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アプローチ

奈良 ⇔ 《R24・京奈和道》 御所南IC ⇔ 《R309・県53》


駐車場

県道53号 中和田バス停北側 吊橋の正面の路肩が広がった所


ルート

P → 四等三角点△692.8 → 滝山 → P1183(滝山分岐) → 天和山 → P1183(滝山分岐) → 天和山登山口(和田発電所) → P


記録

今回の山行きは、大峯から派生している天和山だ。
マイナーな山であるが、登山口のある和田発電所から山頂まで登山道はシッカリしている模様だ。
しかし、その往復のみでは少し物足りないのでネットで検索していたら滝山からの周回しているレポが何件かあった。
山地図には登山道として載ってはいないが、レポを見る限り危険はなさそうなので、ルートをGPSに落として周回することにした。

登山口と下山口は 3㎞ほど離れているので、その間の県道53号で中和田バス停の北側の道路が広がった所に駐車する。周回なので、その間であればどこに停めても距離は変わらない
到着時の外気温は-1℃。風はないが寒く感じるので防寒着を着てニットの手袋をしてスタート。

西之谷ふれあいの森キャンプ場を左に見て、天ノ川に架かる橋を渡った先にある作業小屋の横で県道を別れ入山。
登りかけるとパイプと踏み跡に出合ったので、その道を進む。尾根先の広がった所に回り込むと石垣が棚田のように積まれている広い場所に出た。昔に水田か畑だったところだろうか。

そこから尾根芯を目指して登って行く。一登りすると杣道のような踏み跡が現れ、少し先で右からの道と合流した。
その先、その道を進もうとするが倒木や茂って来た薮が障害となるので避けながら尾根芯付近を離れないように進む。傾斜がキツクなると障害はなくなった。

キツイ登りで汗をかき始めた頃に尾根途中にある四等三角点に出合う。そこで防寒着を脱いで小腹にパンを入れる。
エネルギー補給をして再び急登を頑張って登って行く。

三角点から 15分ほど頑張ると一旦傾斜が緩くなり尾根が広がってきた、右からの尾根が合流した付近のようだ。
登りでは問題ないが、下りでは迷いそうな所だ。上に登っているケーブルが出てきたのでそれに沿って登って行く。

少し先で再び傾斜がキツクなった。
黙々と 30分以上頑張って登っていると、傾斜が緩み始め、やがて左からモノレールが尾根上に合流してきた。

モノレール沿いに少し上がると、今度は右からのモノレールと合流。合流したすぐ先で、モノレールは終点となっていた。

滝山の山頂手前の急登を頑張ると、三角点のあるピークにやっと到着。
狭い山頂で木が生い茂っていたが、それなりに展望があり、テッペン付近が白くなった大峯の主峰が望めた。

まだ先が長いので、パノラマ写真を撮ってそのまま通過。少し先で左の尾根に折れる。
急坂を下って行くと、尾根が細り岩場交じりの激下りになった。そこは慎重に恐々と下る。
何とか無事に鞍部まで下り、登り返しに入る。

登って行くと、尾根芯にネットフェンスが現れ、所々でヤブ化していた。通過できないヤブもあるので、時々尾根の下側を回り込んだりして通過して行く。鬱陶しい限りだ。
登り詰めたピークで左に折れる尾根を下って行く。

50m程下って、同じ分登り返したピークがP1183。和田発電所からの登山道との合流点だ。
天和山に向かって少し下った所に鉄塔(7番鉄塔)があり、下方の集落に向かって高圧線が下っており、それを支える鉄塔がいくつか見える。帰路の下山時に登山道となっているその鉄塔巡視をを下って行く。
先ほどのP1183からはテープが多くあるので、迷うような所はない。

その鉄塔から少し下った鞍部が川瀬峠。
右(南)方面に下って行く道があるが荒れ放題の状態。よく見れば左(北)側にも回り込んで下って行く道があった。
当方が持っているガーミンのmap60にはそこから和田発電所方面に下ってくルートが点線で載っているが、逆に先ほどのピークP1183からのルートは載っていない。道が付け替えられたのかな。

川瀬峠から登りに入り、偽ピークを 2つほど越えると天和山の山頂に到着。
少し広めの山頂で展望はあるが、大きく伸びてきている木が 2~3本展望を邪魔していた。

腹も減り時間も良いので、三角点の横で昼食
風は若干あったが、日も差しているので寒さは感じなかった。

当初の目論見では、前方に見える赤白の鉄塔の所まで往復出来れば と思っていたが、ここまで思った以上に時間がかかり、アップダウンが意外と響いていてシンドクそんな気力は残っていなかった。

正面に見える大峯の雄峰を見て下山に向かう。
来た道を戻り、P1183に登り返し、登山口の和田発電所に向かう尾根を下って行く。
その尾根を 50mほど下った所でテープと踏み跡に従い右の斜面に下る。山腹を巻いて行くように下って、少しジグザグに下ると、鉄塔からの巡視路と合流。

その先からトラバース道に入るが、危険な所には滑落防止のロープが張ってあったりするので、それほど危険はない。
トラバース道から先ほど別れた尾根の下側で合流し。その先からは尾根上の鉄塔巡視路を下って行く。
可成り傾斜のある下りなので、滑らないように下って行く、膝と腿に厳しい。登りではシンドイ所だ。

ほぼコースタイムで下り、登山口にある和田発電所に無事下山。
発電所前の橋を渡って、県道に出て駐車した所までブラブラと歩いて今日の行程を完了

 
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←駐車地
県道53号 中和田バス停の北側
吊橋の正面の路肩が広がった所に路駐

外気温-1℃、風はないが寒かったので防寒着を着て、ニットの手袋をしてスタート
 

「仏棚 登山口 まで 1.4キロ」
「弘法大師霊跡佛棚へ→約 3㎞」
の案内があるけど地図には載っていない

橋を渡った作業小屋の右側から入山

登りかけるとパイプと踏み跡があったので追って行くと

石垣の積まれた昔の棚田のような広い所に出た

尾根芯を登って行くと杣道が出てきた
しかし倒木で通れないところが多くあった

四等三角点
防寒着を脱いで小腹にエネルギー投入

四等三角点の手前ぐらいから急登が続く

この少し手前の P612からの尾根と合流したあたりでケーブルが出て来たので、そのケーブルに沿って登って行く

左からのモノレールに合流

今度は右からのモノレールに合流
この直ぐ先がモノレールの終点だった

滝山 三角点
木間から、東と西方面に展望があった

滝山 山頂より①
西方面の展望

10:05 滝山 山頂からのパノラマ

滝山 山頂より②
これから歩いて行く稜線。左端が目的地の天和山

滝山からの下り
この先で細尾根の岩場も出て来て、暫くの間緊張して恐々と下る

明確な尾根ルートだが、ネットフェンスが出てきたあたりでヤブが多く、ネットに付かず離れずで通過して行く

1190mの尾根曲りのピークより
木間から、山頂部分か白くなっている大峯の雄峰が見え隠れしてきた

天和山の登山口からのルートと合流

P1183 滝山分岐

7番鉄塔より
下に見える集落と高度差 600mほど

天和山 三角点に到着

天和山 山頂より①
赤白鉄塔の所まで行きたかったが、ここまでのアップダウンで気力なし
※ 拡大図に山名表示

天和山 山頂より②
山上ヶ岳・稲村ヶ岳方面
※ 拡大図に山名表示

天和山 山頂より③
八経ヶ岳・明星ヶ岳と、手前にトップリ平
※ 拡大図に山名表示

天和山 山頂より④
仏生嶽・釈迦ヶ岳
※ 拡大図に山名表示

天和山 山頂より⑤
腹を膨らまして、下山に向かう

川瀬峠
左(南)も右(北)も旧道のようなルートが見えたが、荒れ放題にみえた

P1183 滝山分岐
天和山登山口に向かって下山開始

右の尾根から急坂を下って来た
正面は、右上に写っている稜線下の最初の鉄塔へ

トラバース道から先ほど別れた尾根先に向かう

親切に滑落防止まで設置されていた

トラバースを終え、尾根に合流した所

この先は鉄塔沿いに下って行く

鉄塔の上部側

ルートはシッカリとしているが、傾斜は可成りキツイ

右側から下って来た
左側は古い地図によると川瀬峠に向かっているが、道は繋がっているかな

この辺りから道が広くなった

下山完了

ココから下りてきた

県道53号を駐車地まで戻る途中で振り返ると、正面に歩いてきた稜線と滝山分岐のP1183(中央鞍部右)が見えていた


無事下山完了
 
 
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