TKM の デジカメと山歩き | 2021/5/3(月) | ☆別ウインドウで拡大表示☆ |
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晴 | |||||
金剛山 | |||||
スタート:水越TN西口 → | |||||
ルート :↑青崩道・カトラ谷、↓金剛山遊歩道・県境尾根 | |||||
日本200名山、関・近100名山 |
![]() 歩いた足跡 |
![]() 歩行断面図 |
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【所在地】奈良 | |||||
【山地系】金剛山地 | |||||
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標高 | 時間 到着/出発 |
休憩 タイム |
地名・ポイント名 | 区間 歩行タイム |
ヤマプラ コースタイム |
(往)歩行 累積タイム |
(復)歩行 累積タイム |
自宅⇔現地 | (往) | (復) |
400m | 07:26 | ① 水越TN西口 (旧)R309石筆橋 | 1:12 | 1:40 | 1:12 | 出発時間 | 06:10 | 14:15 | ||
08:38 | ② セト | 到着時間 | 07:10 | 15:50 | ||||||
0:20 | 0:25 | 1:32 | ||||||||
08:58 | ③ カトラ谷出合 | 片道距離 | 43 ㎞ | 43 ㎞ | ||||||
0:52 | - | 2:24 | ||||||||
09:50~10:05 | 0:15 | ④ カトラ谷 お花畑(ニリンソウ) | 往復距離 | 86 ㎞(AVG=17.1) | ||||||
0:27 | - | 2:51 | ||||||||
1125m | 10:32 | ⑤ 金剛山(葛木神社) P1125 | ||||||||
0:13 | - | 3:04 | 0:13 | |||||||
1111m | 10:45 | ⑥ 湧出岳 △1111.9 | ||||||||
0:18 | - | 3:22 | 0:31 | |||||||
11:03~11:32 | 0:29 | ⑦ 昼食地 香楠荘正面P1028 | ||||||||
0:56 | - | 4:18 | 1:27 | |||||||
1094m | 12:28 | ⑧ 大日岳 P1094 | ASC(総上昇)プロトレック | 1090 m | ||||||
1:04 | - | 5:22 | 2:31 | |||||||
13:32 | ⑨ 登山口(県境尾根) | DSC(総下降) 〃 | 1085 m | |||||||
0:35 | - | 5:57 | 3:06 | |||||||
14:07 | ⑩ 水越TN西口 (旧)R309石筆橋 | 総上昇量(GPS) | 1146 m | |||||||
6:41 | 0:44 | 5:57 | - | 移動距離(GPS) 〃 | 14.0 ㎞ |
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アプローチ | |
奈良 ⇔ 《R24.・京奈和道》 御所南IC ⇔ 《R309》 ⇔ 水越トンネル西口 | |
駐車場 | |
石筆橋から旧道(R309)を 200m以上水越峠方面に上がったところに路駐 ※ ゴールデンウィークの好天気だが、まだ朝早く、しかも今はコロナ禍なので混んでないと思ったが |
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ルート | |
P → 《青崩道》 → セト → 《黒栂谷道》 → カトラ谷出合 → 《カトラ谷》 → お花畑 → 国見城跡 → 金剛山(葛木神社) → 湧出岳 → ちはや園地 → P1028(昼食地) → 《金剛山遊歩道》 → 国見城跡 → 大日岳 → 六道ノ辻 → 太尾塞跡 → 《県境尾根》 → 水越峠 → P | |
記録 | |
当初は、高野山から小辺路の未踏部分を繋いでいこうと思っていたが、今は、ゴールデンウィークの真っ只中。しかも、コロナの緊急事態宣言中(4/25~5/11 大阪・京都・兵庫)でもある。 高野山は和歌山県で緊急事態宣言のエリア外であるが、今はどこもかしこも「不要不急の外出は控える」とか「県外移動は避ける」とかの要請が出ている。 高野山は観光地でもあるので、他県ナンバー車の当方が訪れるにはチョット憚れる。 と云う事で、小辺路歩きは先送りして、県内移動の金剛山に行くことにした。とは言っても登山口の水越トンネル西口は大阪府になるが。 金剛山は自宅から近いので、いつも通りに起きてスタートしようと思ったが、少し早く目が覚めたので、そのまま早めに自宅をスタート。 祝日の早朝と云う事もあり、すんなりと現地に到着。43㎞を途中でコンビニに寄ってもジャスト 1時間で到着した。 水越トンネルを抜けて旧道に折り返すと、路駐車の列がズラリと並んでいた。 石筆橋から 200m程上がった所で、ようやく路駐の列が途切れたのでそこに駐車。 しかし道幅はそれほど広くないので、バスの通過に支障がないように、側溝ギリギリに車を寄せるために車を下りて確認しながら停める。 路駐車の列が、これほど並んでいたのは記憶がない。人の事は言えないがコロナは気にしていないのかな。 ゴールデンウィークの前半は天気が悪く、今日から回復し好天になるとの予報のため、屋外活動に多くの人が来られた模様だ、当方もだが。 天気は良いが、大陸からの高気圧のため気温は低い、現在の外気温は 10℃。少し肌寒さを感じるくらいだが、風もないので山歩きには持って来いの天気だ。 人との接触が多そうなのでマスクをアゴにして、駐車地をスタート。 歩き始めると、子供連れの家族に葛城山へのルートを尋ねられる。、小さな子もいたがコロナに比較的安全な山歩きで家族サービスだろうか。葛城山はツツジが咲き始めた頃かな。 トイレで小用をすまし、青崩道の登山口から入山。 歩きやすい道と云う事もあり、自分なりに良いペースで登っていく。途中で夫婦さん 2組ほどに追いついたが、同年輩の単独さんと若い女性の単独さんに軽く追い越された。 自分なりに、マアマアのペースで「セト」に到着。と思ったが自宅に帰って記録を見ると、タイムは今までより数分遅くなっていた。齢 古希を超えているので、致し方ないか と慰める。 セトで一服していた年輩の男性 2人さんと少し言葉を交わし、黒栂谷へ下る。セトから標高差 150~160m程を 17分で、カトラ谷出合まで下る。 カトラ谷は、2~3年前の台風でルートが消失などして危険なルートになっていたが、その後に多くの人が歩かれ、ルートは回復してきて危険度は少なくなっている。 1年半前(2019-12-29)に歩いた印象でも、一部ヒヤヒヤや道迷いがあったもの、気を付けて歩けば特に危険という感じではなかった。 黒栂谷からカトラ谷に入ると、先行者か 2組いた。 ルートが所々で途切れ、ルートのない谷中を歩いたりするので、先行者は都度立ち止まっていた。お花畑目的の、山歩きに不慣れな人の感じだった。 すぐ先で追い越し、崩壊や倒木でルートが途切れたところでは、先のルートをシッカリと見定めつつ進む。 堰堤を左から超えた所で、前回は迷ったが、その学習効果で今回は迷わずに谷側に下り、少し進むとクリンソウが 3株咲いていた。 その少し先で、右の支谷に入るとクリンソウ群生地があるので、そこから種が流れてきたのだろうか。 その支谷の分岐の所まで来ると大型カメラを持った人がクリンソウ群生地方面から下ってきた。 クリンソウにはまだ早いと思っていたが、先ほど咲いていた事もあるので、急遽行ってみることにした。 荒れた谷を少し上がると、クリンソウの群生地に着いたが、咲いている花は 1株もなかった。 この群生地は谷にあるので 2~3年前の台風で多くが流され面積が縮小してしてはいるものの、頑張って残っているものもまだあるので、再び面積を増やしていってもらいたいものだ。 多く咲き乱れる頃に、また訪れて見たい。 少しショートカットして、本谷に戻ると、そこはお花畑の下部。ニリンソウが花盛り。朝早くまだ冷え込んでいるので花は元気なく見えたが、イッパイ咲いていた。 そんなお花畑を見ながらチンタラと上がっていく。 ユックリと鑑賞している先行者・後ろから登ってくる後続者・多くの人がいるのでマスクを鼻まで覆って進む。 しばらく続いたお花畑の上部から、丸太階段もある急坂にかかるとマスクで息苦しい。アゴマスクにして登っていく。この先、人は多いところではマスク、いないところではアゴマスクと使い分ける。丸太階段の途中で山頂方面からの見学者ともすれ違う。 山頂広場に上がると、大勢の人が各所で寛いでいた。そのまま上の国見城跡に上がると、そこにも大勢の人達が。 時間が早いので、昼食は「ちはや園地 ミュージアム」上にある展望地ですることにして、いいつも通りに湧出岳から金剛山遊歩道への周回に向かう。 金剛山最高点にある葛木神社で、山歩きの無事を祈願して、裏参道からブナ林に下り、向かいの葛城山を見ると、ツツジは色づいて来てはいるが、もう少しという感じだった。 湧出岳の 1等三角点にタッチして、「ちはや園地」まで来ると、この辺りの施設は、コロナで閉鎖中だった。 香南荘はロープウェーが休止しているため、もともと閉鎖している。そんなこともあり、人は少なかった。 なお、金剛山は山頂付近は奈良県であるが、この付近は大阪府。緊急事態宣言(4/25~5/11)の真っ只中だ。 ミュージアム上のP1028に上がり、大峯の展望ベンチで昼食にしようと思っていたが、単独の女性がベンチでラーメンを食していた。 昨日降ったと思われる雪で、山頂方面が薄っすらと白い大峯の主峰だけを見て、展望の薄い少し先のベンチで昼食をした。 休止中のロープウェーの山上駅の上のテラスから岩湧山方面を望み、金剛山遊歩道を経由して国見城跡に戻る。その国見城跡の広場は、一層賑わっていた。 さて、下山道をどうするか。まだ時間は早いので何度も歩いたルートでなく、今回は余り歩いた事のないルートで下る事にしたい。谷ルートで下るのは嫌なので、県境尾根から下ることにした。県境尾根は 4年前(2017-5-11)に登りで 1度歩いた事があるだけ。 国見城跡から 1段上に上がり、山頂売店からの道との交差で大日岳方面に折れ、その少し先のモミジ谷に下る尾根への分岐のある 4辻で直進した。 道なりに左に行くかと思うがドンドンと下っていく。踏み歩かれた道で、今日の足跡も見られる。そのまま谷を下っていくのがハッキリしてきたので、GPSを確認するとモミジ谷に下っていく模様だ。 谷ルートで下りたくなかったので、引返す。30m以上の登り返し。 先ほど直進した 4辻に戻り、北方面に折れる。少し先で青崩道分岐の 4辻に出た。そこは大日岳方面に折れる。 歩きなれた道を、大日岳・六道ノ辻と通り過ぎ、県境尾根分岐になる太尾塞跡に到着。 太尾塞跡からガンドガコバ林道に下る道に入り、下りかけたすぐの所で、左の県境尾根に入る。テープや手作りの案内があった。 はじめは傾斜も緩く澄み跡もあるので問題ないが、すぐ先で急下りに入ると踏み跡が崩れている所が多く判りずらい。左にもルートがある様でテープが見えたが、県境尾根に入るまで方向だけをシッカリ確認して急坂を下っていく。 尾根に乗ると踏み跡もハッキリして来たので、どんどん下るのみ。 C750付近まで下ると、尾根がなくなり再び急坂に変わる。県境尾根と東尾根との分岐の案内表示があった。その辺り踏み跡も薄く、分岐がハッキリしなかったが県境尾根の方位を確認して下っていくと何となく踏み跡があった。 すると前方から屈強な 2人さんが登ってきた。急な登りなので息は荒かったが足取りは頑強に見えた。 廃林道への最後の着地点が崩れていたが、ロープがあったので、それを補助にして無事着地。 その廃林道を少し進むと、東尾根の取付き口の案内があった。テープはあるものの。道なき道を登っていく感じ。下りに使うと苦労しそうだ。 廃林道から橋を渡り、ダイトレのガンドガコバ林道に入ると、意外と元気が残っていたので少し早めに歩き、水越峠の下側で旧道に出て、そのまま旧道を下り、駐車した路駐地に戻る。 すると、当方の後ろに駐車していた、「わ」ナンバーのアクアが脱輪していた。ビックリして脱輪していたところを見ていたら、若い奥さんがやっちゃいましたと体裁悪そうに。 人力では無理ですね と云ったら、連絡して待っているとの事だった。 当方の車を含め前後に車がいたので、縦列駐車をする際に側溝に気づかず車を寄せ過ぎたと思われる。 「わ」ナンバーだったので、運転に慣れていなかった事があったかも。 晴天のゴールデンウィークとはいえ、緊急事態宣言中なのに、こんなに人が多かったのには驚いた。 |