TKM の デジカメと山歩き | 2021/12/29(水) | ☆別ウインドウで拡大表示☆ |
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曇 | |||||
金剛山 | |||||
スタート:水越トンネル西口 → | |||||
ルート :↑青崩道・ツツジオ谷、↓太尾西尾根 | |||||
日本200名山、関・近100名山 |
![]() 歩いた足跡 |
![]() 歩行断面図 |
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【所在地】奈良県 | |||||
【山地系】金剛山地 | |||||
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標高 | 時間 到着/出発 |
休憩 タイム |
地名・ポイント名 | 区間 歩行タイム |
ヤマプラ コースタイム |
(往)歩行 累積タイム |
(復)歩行 累積タイム |
自宅⇔現地 | (往) | (復) |
400m | 07:46 | ① 水越TN西口 石筆橋前 | 1:18 | 1:20 | 1:18 | 出発時間 | 06:25 | 15:25 | ||
09:04~09:12 | 0:08 | ② セト | 到着時間 | 07:25 | 16:45 | |||||
0:39 | 0:40 | 1:57 | ||||||||
09:51 | ③ 折返し点 | 片道距離 | 43 ㎞ | 43 ㎞ | ||||||
0:49 | - | 2:46 | ||||||||
10:40 | ④ 二ノ滝 | 往復距離 | 86 ㎞(AVG=16.3) | |||||||
0:57 | - | 3:43 | ||||||||
11:37~12:10 | 0:33 | ⑤ 国見城跡 | ||||||||
0:10 | - | 3:53 | ||||||||
1125m | 12:20 | ⑥ 金剛山(葛木神社) P1125 | ||||||||
0:16 | - | 4:09 | 0:16 | |||||||
1111m | 12:36 | ⑦ 湧出岳 △1111.9 | ||||||||
0:20 | - | 4:29 | 0:36 | |||||||
12:56 | ⑧ ちはや園地 P1028 | ASC(総上昇)プロトレック | 1190 m | |||||||
0:49 | - | 5:18 | 1:25 | |||||||
1094m | 13:45 | ⑨ 大日岳 P1094 | DSC(総下降) 〃 | 1155 m | ||||||
1:27 | - | 6:45 | 2:52 | |||||||
15:12 | ⑩ 水越TN西口 石筆橋前 | 総上昇量(GPS)map60 | 1309 m | |||||||
7:26 | 0:41 | 6:45 | - | 移動距離(GPS) 〃 | 14.3 ㎞ |
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アクセス |
奈良 ⇔ 《R24.・京奈和道》 御所南IC ⇔ 《R309》 ⇔ 水越トンネル西口 |
駐車場 |
旧道(R309)の石筆橋の直ぐ上側に路駐 |
ルート |
P → 《青崩道》 → セト → 《黒栂谷道》 → 車止め折返し点 → 《ツツジオ谷》 → 二ノ滝(氷瀑) → 国見城跡 → 金剛山(葛木神社) → 湧出岳 → ちはや園地 → P1028 → 《金剛山遊歩道》 → 山頂売店 → 大日岳 → 六道ノ辻 → 太尾塞跡 → 《太尾西尾根》 → P |
記録 |
今年も残すところあと 2日。 昨日は官公庁の御用納めで、多くの企業でも仕事納めだった。今日は当方の山歩き納めだ。 金剛山は家から近いので、いつも通りに起きて自宅をスタート。 昨日までの寒波は収まり、今日はそれほど気温は低くないが、外に出ると風もないのにメチャ寒く感じた。 年末休みに入ったので道路は空いており、コンビニに寄っても 1時間で現地に到着。 水越トンネルを抜け旧道に折り返すと、思いのほか路駐している車は少なかった。準備中に何台か車が通過していったので、多くの人は冬季に人気の「もみじ谷」に行くため、水越峠まで向かっているようだ。 現地の外気温は 5℃、風もない。手は冷たくないのに体は寒く感じる。体調は悪い感じはないのだが。 そんなんで防寒着を着てスタート。 今日はツツジオ谷を歩こうと思っているので、青崩道からのスタートだ。 旧道のトイレ横から林道に上がったすぐの所に青崩道の登山口があるが、その登山口に入らず、そのまま林道を進む。 風化して原型をとどめなくなっていた大堰堤の楠木正成の肖像画を左に見て、その先で石ブテ谷を右岸側に渡ると、渡った橋の正面に石ブテ尾根の登山口がある。 そのまま林道を進むと林道は崩壊した所で行き止り。そこで沢を渡渉して一段上がった所が、青崩道と石ブテ尾根道の分岐。 目的の青崩道へは、正面を上に登って行く。 急な所は丸太階段のステップがあるがかなり荒れている。滑りやすい所もあるので崖側に落ちないように慎重に進む。谷から 17分 高度差 120mの急坂を頑張ると青崩道に合流。そこまで道は荒れていたがルートは明瞭だ。 快適な青崩道を進むと、まだらに白かった足元は、次第に踏み固められた圧接雪に変わる。緩い登りなので滑る事はない。 続けてすれ違った単独さん 2人はチェーンスパイク・簡易アイゼンを履いていた。早い時間にもう下ってきたので金剛山を日課にしている人たちだろうか。 「桐山・二河原辺」分岐から少し下った鞍部がベンチのある「セト」。 そこでパンで小腹ごしらえして、その先「黒栂谷道」を下るため、簡易アイゼンを履く。今日は 4本爪の簡易アイゼンと 6本爪を持ってきたが、積雪・凍結もそれほどでもないので簡易アイゼンにした。数年ぶりに使用する。 簡易アイゼンとはいえシッカリとグリップして、6本・10本爪と違って引っかかりが少ないので、歩きやすい。 そんなんで全く滑る事もなく 15分ほどで林道に着地。 そこでアイゼンを外し手にもってコンクリート林道を下っていく。所々で凍っているので脇を歩いたりして下っていくと、次第に路面はドライになってきた。 橋を渡った林道の車止めで対岸の林道に折返し、すぐ先の橋の手前で、右側の山道に折れる。そこがツツジオ谷の入口。道標はないがガードレールにマジックで書かれていた。 利用する人の多いルートで、踏み跡はハッキリしている。先行している人も 2組ほど見えた。 ボケーっと歩いていたためか、腰折滝を見落とし、タカハタ道分岐で、そのままツツジオ谷を行く木橋を渡ろうとしたら、丸太の木がツルツルで滑りそう。絶対にヤバいので、下に下りて渡渉した。同じ考えの人が多いのか木橋の横に踏み跡があった。 右岸側を高巻きしながら進み谷に下った所で、谷の倒木の間から人の姿が見えた。二ノ滝と思い沢に下り、倒木帯の中に出来ていた抜け道から、谷の上流に出ると、少し凍っていた滝があった。その時点ではそこが二ノ滝と勘違いしていた。台風で谷が荒れ、様相が変わったのだろうと勝手に解釈。 再び倒木帯から元の道に戻り、先に進む。記憶では二ノ滝から上に行く道には岩場があったのにない。おかしいなと思いながら進むと、前方に先ほどよりスケールの大きい滝が現れた。そこが二ノ滝。何度か来たことがある記憶と変わっていない。とんだ勘違いだった。 先日の寒波が緩み始めたので、二ノ滝の氷瀑はないと期待していなかったが、予想よりも凍っていた。半分くらいは凍っていたかな。それなりの見応えはあった。 手で持っていた簡易アイゼンを再び装着して先に進みかけると、ガラガラと大きな音がした。滝の凍った下部が融けて崩れ落ちた音だ。今日の気温で融けていくんだと思っていたら、またまたガラガラと崩壊していく音。ドンドンと融けていく。 予想以上の二ノ滝を見て、先に進むと記憶の岩場。木の根っこを掴みよじ登る。 その先はほぼ平穏な山道。2箇所ほど沢に入る別れがあったが、沢に入らず高巻いていくルートを歩く。 2度目に高巻いた先でルートは沢に引き込まれ、その先から沢の遡行になる。完全に凍っていればまだ歩きやすいが、沢の岩場を歩いていくので歩きにくい事。 余分な力がかかるため汗ばみヒーコラ言いながら谷を遡る。 倒木の塊が谷を塞ぐような場面で、沢を離れ尾根に上がるルートに導かれる。倒木の塊の横にロープが見えるので、そのまま沢を遡っても行けるようだ。 沢を離れ急登の斜面を数分登ると墓場に出て、その墓場の中を抜けると六地蔵のある尾根に合流。 六地蔵の少し先で、左にロープで進入禁止となっているカトラ谷へのルートを見て、その先が国見城跡の下の広場。ボチボチと人がいた。 そこから一段上がった所が時計のある国見城跡の広場。多くの人がいて、ベンチは空いていない。 上の段で昼食にしようと、上に上がったが、樹木で日が遮られて寒い。しかも樹木から融けた雪が雨降り状態。一周して時計台の広場に戻ると、チョウドベンチが空いた所。そこで昼食。 風もなく気温も低くなさそうだが、汗冷えして寒い。 暖かいカップ麺・コーヒーでも、ジッとしているとダンダン冷えてくる。汗をかきながら登ってきたが、めんどくさいので服を脱がなかったのが良くなかったみたい。 時間はまだ早いので、いつも通りちはや園地までの周回に向かう。 売店ベンチの温度計は 1℃だった。風はないので寒くはないはずだが。 成長途中の「かまくら」を見て、金剛山最高点の葛木神社で、山歩きの安全を祈願。 いつも通り、湧出岳の一等三角点に寄り、ちはや園地まで行き、閉鎖中の香南荘の前から P1028のピークに上がる。残念ながら大峯方面の展望はなかった。 ピークの先の橋の手前でロープウェーへの道に下り、ロープウェーの上側から金剛山遊歩道に入る。 周回に 1:20’ほどかかり転法輪寺に戻り、売店の横を抜け大日岳へのルートに入る。 最初の分岐を左に進むのが本ルートだが、正面に進むとすぐ先で四辻がある。右に行けば「もみじ谷」へ下る尾根へ、正面は直接「もみじ谷」へ、左が大日岳への分岐だ。前回同様正面のもみじ谷へのルートに間違って進んでしまい引返す。 元の四辻に戻り、一下りすると青崩道分岐の四辻。そこまで分岐が多く少しヤヤコシイ。 新たに大きな山名表示が設置されていた大日岳の山頂を通過して、六道ノ辻を過ぎると、急下りに入る。 軽アイゼンの効きが良く、急坂を難なく下っていく。無雪期よりも下りやすかった感じ。 太尾塞跡から左の太尾の下りに入ると再び急下りとなり、傾斜が緩みかけた所で積雪もなくなったのでアイゼンを外す。 東尾根・西尾根分岐で一般ルートから外れ、正面の P735に上がり西尾根を下る。 山道と最接近する所で、尾根上に障害物があるため尾根を横から回り込むので、その部分が少しヤヤコシイ程度。後は明瞭な尾根下り。 最後の方で尾根が細ったザレ場を下ると左からの山道に合流。その先から踏み跡の濃いルートを下り、林道にぶつかって、その林道を下り石筆橋を渡って路駐地に戻る。 防寒着を脱ぐと、内側はビッショリと濡れ重くなっていた。ゴアの透湿機能はあまり役に立っていなかった模様だ。 |
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