TKMデジカメ山歩き 2021/10/24(日)
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快晴
三浦峠
スタート:西中 ⇔ (復路で「西中→昴の郷」を走破した)
ルート :小辺路 6/7 《昴の郷~三浦峠》
 
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県
【山地系】
 
 
 
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※ダウンロードできない場合は こちらを参照
 
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ヤマプラ
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
210m  10:01   ① 国道登山口(西中大谷橋) 0:48 0:50 0:48   出発時間 06:00 16:40
   10:49~10:54 0:05 ② 矢倉観音堂 到着時間 09:00 19:25
0:59 1:00 1:47  
   11:53   ③ 出店跡 片道距離 121 ㎞ 121 ㎞
0:18 0:30 2:05  
   12:11   ④ 古矢倉跡 往復距離 242 ㎞(AVG=18.2)
0:18 0:25 2:23  
1060m  12:29~13:01 0:32 三浦峠  
0:17 0:20 2:40 0:17
   13:18   ⑥ 古矢倉跡  
0:15 0:25 2:55 0:32
   13:33   ⑦ 出店跡  
0:47 0:50 3:42 1:19
   14:20   ⑧ 矢倉観音堂 ASC(総上昇)プロトレック 875 m
0:27 0:40 4:09 1:46
   14:47   ⑨ 国道登山口(西中大谷橋) DSC(総下降) 〃 920 m
1:46 2:10 5:55 3:32
   16:33   ⑩ 昴の郷 P 総上昇量(GPS)map60 890 m
  6:32 0:37   5:55 7:10     移動距離(GPS) 〃 21.1 ㎞
 
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アクセス

奈良 ⇔ 《R24・京奈和道》五條IC ⇔ 《R168・R425》 ⇔ 昴の郷

駐車場
昴の郷 P
ルート
バス移動 昴の郷→西中大谷橋 ¥490(十津川村村営バス)
西中大谷橋バス停 ⇔ 矢倉観音堂 ⇔ 出店跡 ⇔ 古矢倉跡 ⇔ 三浦峠 【往復】
※ 下山後に西中大谷橋バス停より昴の郷まで歩いて、小辺路を徒歩で繋ぐ
記録
小辺路の日帰り繋ぎ、6回目
今回の範囲は、昴の郷~三浦峠。但し昴の郷から国道登山口の西中大谷橋までは、距離が 8㎞ほどもあり往復とも歩くのは厳しいので、歩くのは復路の片道のみとして往路はバス移動とする。

その バスの本数が少なく、バスの運行時間から導き出すと、昴の郷 発 9:40 西中大谷橋 着 10:06 のバスで、往路をバス利用するしか選択肢はなかった。
道路状況が良いので昴の郷までは 2:30’までかからないと思うが、何らかの渋滞を考慮に入れ、9:40発のバスに乗るため、自宅を 6:30にスタートする予定とした。

当日、朝早く目が覚めたのでユックリ走るつもりで、予定より早いが 6:00に自宅をスタートした。
車の流れが良く、その流れについて走っていたら、現地到着が予定よりかなり早くなりそうだったので、道の駅「十津川郷」に寄って時間をつぶした。小さな道の駅だが通る度に気になっていた所だ。
30分ほど今日歩く所の地図を見たりして、時間をつぶして現地の昴の郷に向かう。

それでも、昴の郷にはバスの時間より 40分も早く到着した。
到着時の外気温は 11℃。自宅をスタートした時の外気温は 6℃しかなかったが、今日は高気圧に覆われ日中は暖かくなるとの事で、日が昇ってくると気温が上がってきた。

昴の郷構内を視察したりして、バス停には定刻 9:40の 10分前にバスが来るのを待った。
今日はバス移動があるのでザックは一番小さいものにした。ストックもコンパクトなもの 1本のみ。
2~3分遅れてバスが到着、小型のバスで乗客は誰も乗っていなかった。運転手さんが、行先を聞いてきたので終点の登山口と答える。

細い道を小型のバスとはいえ道幅ギリギリの所を難なく通過していく。途中何ヵ所かで通信物(新聞かな)を窓から指定場所に置きながら進み、西中の手前で年輩の女性が乗ってきた、運転手さんとは顔なじみのようで何らかの会話をして、終点手前の西中で下車した。

その少し先で、運転手さんが、右手の登山口の前で、登山口から少し上がった所が崩れていて今は通行禁止になっている。通れないことはないが、迂回路は先にあるとの事。
無理することはないので、その迂回路まで行ってもらう。
なお、一応バス停はあるがどこで乗り降りしてもかまわないみたい。
終点の西中大谷橋のバス停の少し手前の、迂回路の道路入口で降ろしてもらう。料金は ¥490。

GPSをセットして、山歩き開始。
アスファルト車道の入り口に迂回路の案内があり、そのアスファルト道を登って行く。
10分強アスファルト道を登った所で、山道に折れる小辺路の案内があった。当方が歩いてきた迂回路ではなく本来の小辺路は、この少し先でアスファルト道に上がってくるようだ。

山道の入口部分からいきなりの急登。と 思ったらすぐ先で穏やかな道に変わり、数分で回り込んできた先ほどのアスファルト道に合流。
そのアスファルト道を少し進むと、右上に蔵のある民家があり、その横でアスファルト道から山道に折れる小辺路の案内があった。民家の前でおばあさんが日向ぼっこをしていたので挨拶を交わした。

案内に従い進むルートは、昔の集落内の道のような感じ。少し上がった所に廃屋があり、その先からは完全な山道となった。
杣道(作業道?)分岐が何ヵ所かあったものの何れの分岐にも案内があり、小辺路以外は「この道は熊野古道ではありません」との表示があるので、迷いようがない。

スタートして 48分で最初のポイントの矢倉観音堂に到着。
植林内のルートを歩いてきたので日は当たらないが、汗をイッパイかいたので、上着を脱ぐ。観音堂の扉を明け中の石仏を拝んで、先に進む。

最後の廃屋を過ぎてからのルートは、傾斜を緩くするために、山腹を斜めに高度を上げていくルートが多く樹林帯の中を抜けるため、ズーっと単調な道が続き、展望も見るべきものもないので、ヒタスラに歩くのみ。
尾根を通過するときに、樹間から一部に展望があったのみ。

2つ目のポイントの出店跡は、ルートの上側にあったので気付かずに通過してしまったが、すぐ先で折り返した所で下方に案内板が見えたので、見落としたのに気付いた。帰路に見る事にしてそのまま先に進む。

相変わらず見どころのない単調なルートを歩き、次のポイントの古矢倉跡に到着。
先週(10/15)に三浦峠から古矢倉跡まで足を延ばしたので、そこで小辺路は一応つながったが、そのまま繋ぎの基準点になる三浦峠に向かう。

スタートして 2:28’で三浦峠に到着。何時もより背負っている荷物が軽いので一生懸命に歩いてきた。
日曜日で天気が良いので、多くの人とすれ違うかと思っていたが、途中で 3人さん・6人さん の 2組にしか出会わなかった。3人さんは 西中 14:01のバス、6人さんは十津川まで歩くとの事だった。その 6人さんとは車での帰途、R168に合流した先で歩いているのを見かけた。

先週と同じく、三浦峠の東屋の中で昼食。
ポットのお湯を持ってきたので、定番のカップめんとオニギリの昼食。暖かいものが良い季節になった。
今日は暖かくなるという予報だったが、そんな感じはなく、汗冷えして寒いくらい。日の当たる所でカップめんを立ち食いした。

登り初めて最初のポイントで脱いでいた上着を再び着て、引返しにかかる。歩き始めると手も冷たくニットの手袋も着用した。
単調なルートで危険はないとはいえ、崖横のルートもあるので、そんな場面では安易に歩きザレた足元で滑らないように慎重を期す。問題を起こすのはいつも下りだ。

往路で見落とした出店跡で、表示の案内を読み、そのまま行きかけたが、跡らしき所はルートから見えなかったので引返し、案内表示の所から、荒れた場所を一段上がると、チョットした広場になっており石垣も残っていた。ただそれだけの場所だが、ルートは下側を通っているので気付かない場所だ。

下山は登ってきた道を下るだけで何もない単調な道なので、ヒタスラ歩くのみ。
無休憩で歩き続け、迂回路から上がってきた所で、本来のルートから下ってみようとその方向に進む。
運転手さん自身が何回か歩いたことがあり通れないことはないと言っていたからだ。
しかし、その方向に向かいかけると迂回路の立看板があった。
下りでは、ヤバいかも と思い、無理するのはヤメ往路と同じ迂回路から戻る事にした。
スタートした国道登山口には、三浦峠から無休憩で 1:46’で下ってきた。登りは 2:28’だった(休憩の 5分を含む)。

山頂で着た上着を脱いで、駐車した昴の郷まで、往路はバスで来た道を歩いて向かう、距離は約 8㎞。
始めはチンタラと歩いていたが、途中から真面目に歩いた。終盤近くなって、前方の山の中腹に集落らしきものが見えたので、スマホで方向位置確認すると、次回歩く予定の果無集落の方向だった。

国道を歩き始めて 1:46’で無事駐車した昴の郷に戻る。三浦峠からの下山と偶然に同タイムだった。
何もない国道の 8㎞、起伏がほとんどなかったのが幸いだったが疲れた。

昴の郷に駐車している車は少なかったが、遠方の他府県ナンバーもあった。
緊急事態宣言が 9月末で解除され、その後 嘘のように感染者数が激減してきたので動き始めたのかな。

今日歩いたルートは、小辺路の中で一番単調で何もないルートだった。ほとんど植林や樹林帯の中を歩いているだけだった。
次回は、最終回。果無峠越え。多分見どころは多いルート。
 
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昴の郷 駐車場
行先表示には「三浦峠 14.7㎞→」。
往路は、R425の「西中」登山口までバスを利用するが、復路はココまで 14.7㎞全線をを歩く予定

自宅から 120㎞あるが、道路事情が良いので 2:30’位で走れると思ったが、余裕を見て自宅を 6:30スタート予定としていた。
しかし早く目が覚め、することがないので 6:00に自宅を出た。

途中の道の駅「十津川郷」で 30分ほど時間をつぶした
実質走行時間は 2:30’だった。

昴の郷のバス停 9:40 発のバス
3分遅れで来たバスには、乗客は乗っていなかった。
運転手にどこまで行くのかと聞かれ、終点の登山口までと答える。

乗ってきたバス
乗客は西中手前で、運転手と馴染みの年輩女性が乗ってきたのみ

迂回路の登山口
GPSをセットしてスタート
運転手は、本来の登山口は、通れないことはないが一応禁止になっていると言っていた

ココまで迂回路の舗装道路を上がってきて、ここから小辺路に入る

先ほど分かれた道路と再び合流

民家の横で山道に折れる
分岐には道路上にマーカーが埋め込まれたいる

一番上の廃屋

矢倉観音堂
スタート時に着ていた薄い上着を脱ぐ

観音堂内の扉を開けて中に安置されていた石仏を拝む

密になっている植林の中を進む

道はシッカリしているが、左に踏み外すとただでは済まない

ほとんど展望のないルートで、展望のあった所に「今西集落」の案内があった。多分集落は茂ってきた樹木で見えていない
右奥のピークが十津川の行仙岳

馬酔木のトンネル

出店跡
気付かず通り過ぎ、回りこんだ上方で気付いた

古矢倉跡
一応ココで小辺路が繋がった
先週(10/15)、三浦峠を越えココまで足を延ばした

三浦峠
先週に引き続き、東屋で昼食
ココまで、3人・6人の 2組にしか出会わなかった
3人は 西中からバス、6人は十津川まで歩くとの事。十津川手前のR168で歩いている 6人を見かけた

今日はバス移動があるので、一番小さいザックで来た

昼食を終え、下山に向かう

崖側に踏み外さないように、念を入れ注意しながら下った

古矢倉跡

出店跡
往路で見落とした案内。ルートの上側にあり、下からは死角になっていた

ルートの一段上に小さな平地があり、石垣も残っていたが、入口は荒れていてココに寄る人はほとんどいない模様

この辺りにも石垣があるが、水田跡かな?
出店跡の説明板に、遠方の谷から水を引いた水田が何枚もあったとの説明があった

五輪の塔

石垣の中には墓石らしきものが、いくつか立っている

矢倉観音堂

民家横から車道に下りてきた

分岐案内が分かり辛く、見落としかけたが、舗装道路に埋め込まれたマーカーに気付いて

下側で先ほどの舗装道と合流
埋め込まれたルート案内は左側に向かっているが、立て看板に迂回路案内があり、往路で登ってきた右側から下る

R425に下ってきた
右奥が西中大谷橋
往路はここまでバスに乗ってきたが、帰路は歩き。歩かないと小辺路が繋がらない

R425にある本来の登山口
「崩土のため通行止め」

R425を駐車した昴の郷まで、歩いて向かう

R168まで 7㎞
昴の郷はその手前 1㎞ぐらいなので、あと 6㎞の歩き

稜線下側に集落が見えたので、確認すると方向的に果無集落の方向だった。次回(最終回)はその果無集落

集落をズームしてみた

昴の郷
大きな建物は温水プール

昴の郷駐車場
ヒタスラ国道を歩いてきたが長かった、約 8㎞を 1:46’かかった。
グーグルで確認すると 7.9㎞、徒歩で 1:33’とあるが、外人さんの長いコンパスが標準だろうか
 
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