TKMデジカメ山歩き 2021/2/19(金)
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曇のち晴
入道ヶ岳
スタート:椿大神社→
ルート :↑井戸谷、↓北尾根
近畿100名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】三重県
【山地系】鈴鹿山地
 
入道ヶ岳
 Ⅲ△905.58m(入道岳)
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※ダウンロードできない場合は こちらを参照
 
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
200m  08:48   ① 椿大神社 第1P 0:57 - 0:57   出発時間 06:30 14:25
   09:45   ② 井戸谷避難小屋 到着時間 08:30 16:30
1:14 - 2:11  
905m  10:59~11:06 0:07 入道ヶ岳 △905.6 片道距離 88 ㎞ 88 ㎞
0:13 - 2:24 0:13
   11:19   ④ 椿大神社 奥宮 往復距離 176 ㎞(AVG=18.7)
0:08 - 2:32 0:21
   11:27   ⑤ 北の頭  
0:54 - 3:26 1:15
   12:21~12:52 0:31 ⑥ 北尾根 昼食地 ASC(総上昇)プロトレック 820 m
0:12 - 3:38 1:27
   13:04   ⑦北尾根 避難小屋 DSC(総下降) 〃 800 m
1:08 - 4:46 2:35
   14:12   ⑧ 椿大神社 第1P 総上昇量(GPS)map60 819 m
  5:24 0:38   4:46 -     移動距離(GPS) 〃 7.9 ㎞
 
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アプローチ
  奈良 ⇔ 《R163》 ⇔ 伊賀一宮IC 《西名阪・R1・R306・県560・県11》 ⇔ 椿大神社
駐車場
  椿大神社 第1駐車場(椿会館前)
※ 駐車場入り口に「長時間駐車する登山者は第3駐車場に・・・」との注意書きがあった
ルート
  P → 《井戸谷コース》 → 入道ヶ岳 → 椿大神社奥宮 → 北の頭 → 《北尾根》 → P
記録
  足の具合にまだ自信がないので、手軽に登れる山 と云う事で、フクジュソウが見ごろになってきたらしい入道ヶ岳に、椿大神社から登ることにした。
ルートは、登りはフクジュソウの自生地のある「井戸谷コース」、下りは「北尾根コース」とした。

山行きの前日、近畿北部には大雪が降った模様だ。
冬シーズン前に、冬用タイヤに交換を予約していた前日(12/6)、山で足をくじいて全治 3ヶ月のケガをしてしまった。そのため、この冬の前半は山歩きは出来そうもないので、今冬は冬用タイヤに交換するのはヤメにした。
予定していた入道ヶ岳のある鈴鹿山地も、昨日大雪が降った模様だが、入道ヶ岳は鈴鹿南部に位置し標高も低く、予定している登山口の椿大神社までのアプローチは問題ないと思われるので、予定通り実行だ。

手軽な山 と云うことで、山歩きの工程は短いので、普段通りに起きて自宅をスタート。
急ぐことはなかったので、安全運転でノンビリ走る。伊賀一宮で西名阪に乗り、しばらく進むと前方に見えてきた油日岳の山塊の上部方面は白くなっていた。
R1からR306に折れ、北に向かって走っていると前方に見えてきた鈴鹿の山々は麓の裾野まで白くなっていた。平地も薄っすらと雪化粧をしており、屋根に雪を乗せた車も何台か走っていた。

2時間かかり現地の椿大神社に到着。
一番手前の第3駐車場には 2~3台、次の第2駐車場は 0台、椿会館前の第1駐車場には 数台しか駐車していなかった。その第1駐車場に駐車する。
長時間駐車する登山者は第3駐車場へ、との注意書きがあったが、今日は平日で混みそうもなく、先に駐車していた人も登山者だったので、気が引けたがそこに停めさせてもらった。


ザックには念のため 4本爪の軽アイゼンを入れてきたが、山にはかなりの積雪がありそうなので、車に置いていた 6本爪のワンタッチアイゼンをザックに入れてスタート。
現地の気温は 3℃、今日は一転して暖かくなるとの予報だったのでウインドブレーカーも持ってきたが、寒く感じたので防寒着を着てスタート。

右手に椿大神社をみて、アスファルト道を道なりに進み、下ってくる予定の北尾根コースの愛宕社を右に見送る。北尾根コースは、11年前(2009-10-10)に登りで歩いたことがある。
その少し先で今度は、広い河原を横切っていく二本松コースを左に見送り、そのまま先に進む。
案内表示が要所にあるのでコースを間違えることない。

少し先で、井戸谷の鍋川を渡渉、その先から山道になる。
薄い新雪が山道を隠しているが、先行者 1人のトレースがあるので、その足跡を追っていく。
無雪期だと全く問題がないと思われるが、積雪のためルートがハッキリしない場所が所々にある。しかし、先行者のトレースがあるのでルート取りに気を使わなくてすんだ。

高度を上げるにつれ雪の量は増えてくるが、登って行く分には新雪なのでほとんど滑らない。
下調べしておいた、フクジュソウの自生地付近に来ても、辺り一面は雪が覆っていて何もない。注意して進むも何も見当たらず。それらしき斜面に踏み込んでみたものの、かなりの積雪があるので、フクジュソウはあっても雪の下の模様だ。
フクジュソウはあきらめて先に進む。

井戸谷の源流方面まで上がると、樹林帯を抜け前方に稜線が見えてきた。傾斜のきつい登りで雪も一層深くなった。先行者のツボ足の跡があるものの、プチラッセルしながら頑張って登っていく。
稜線から数人の団体さんが下ってきて途中ですれ違う。

稜線まで上がり、入道ヶ岳の山頂鳥居に向かうルートも積雪が深かったが、それなりの人が歩いたらしく、シッカリとしたルートが出来ていた。

入道ヶ岳の山頂に到着すると、反対方向から夫婦さんが登ってきたのみで、誰もいない。
強風が吹いていてメチャ寒い。ユックリ昼食休憩を取りたいところだが、とてもムリ。
手袋を防寒手袋に取り替え、写真を撮ったのみで先に進む。

鞍部の池ヶ谷コース分岐から、椿大神社奥宮へ登り返す。祠の裏側が、この地域の最高点で三角点のある入道ヶ岳より 10m近く高い。
そのまま先に進み、「北の頭」に。そこも吹き曝しで寒いので早々に退散。下山に向かう。

北尾根コースに下り始めると、積雪はそれなりにある。ノーアイゼンのまま下ると、2度ほど続けて滑って尻もち。横着せずアイゼンを装着した。
腹が減っているので、適当な場所はないかと下っていくが、風が収まらないので、そのまま下っていく。
ドンドンと下っていくと、時々日が差し始め、風もおさまってきた。少し広いところで昼食休憩にする。

「北の頭」から下る途中、単独さん 4人とすれ違ったので、昼食中に誰か通過するかと思ったが誰も通過せず。結局その先下山まで誰とも出会わなかった。

昼食を終え、先に下っていくと雪解けでアイゼンに雪団子がすぐにできるので、ストックで叩き落としながら下っていく。
愛宕社の上方でアイゼンを外し、参道の石段は滑りやすいので、横の山道を下って参道下の林道に着地。

椿大神社は、汚い服装なので境内に入らず、駐車場に戻り、今日の行程を終える。

歩いた距離、登った累積標高とも、大したことないのに、そこそこ時間がかかってしまった。
 
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椿大神社 第1駐車場
正面はトイレ

伊賀一宮から西名阪に乗ると、前方の油日岳の山塊の上部は薄っすらと白かった。
R1を折れ、R306を北に向かって走ると、前方の鈴鹿山地は裾野まで白く、平地も雪化粧していた。

念のため、4本爪の軽アイゼンをザックに入れていたが、間に合いそうもないので車に置いていた 6本爪をザックに入れてスタート

駐車場から椿大神社の向かう参道には屋台が並んでいた

愛宕社への階段
帰路は北尾根から、ここに下ってくる予定

二本松尾根分岐
そのまま舗装林道を進む

井戸谷の鍋川を渡渉する

振り返ると、谷間から鈴鹿の市街方面が覗いていた

先行者 1人のトレースがあるので、雪に隠れた山道も、ルート取りに気を使わなくてもよい

この辺りの積雪は 1cm程度

木々の雪帽子がいい雰囲気だ

馬酔木の葉にも

トレースは、沢の中に向かっている
先行者のトレースがないと迷うところ

谷中を少し歩いて対岸に上がる

井戸谷 避難小屋

右岸側(左)に移動
少し先で、左岸側に戻る

ロープの上方が、フクジュソウの自生地の模様だが、積雪で判らない

稜線までの最後の登り
急傾斜で、意外と距離があり積雪も深いので、ヒーコラ言いながら登る。

稜線の井戸谷分岐まで上がってきた。

登り切った稜線から井戸谷を見下ろす。
市街地は四日市方面。椿大神社は谷の右側で立木に隠れて見えない

入道ヶ岳 山頂に到着

入道ヶ岳 三角点

11:01 入道ヶ岳 山頂からのパノラマ①

11:02 入道ヶ岳 山頂からのパノラマ②

入道ヶ岳山頂は、風が吹いて寒いので、写真の右端ピーク下に見えている椿大神社に向かう。

小岐須に下る池ヶ谷コース分岐

椿大神社 奥宮
この裏のピーク P915が入道ヶ岳の最高点
ここで昼食を考えたが、ここも寒いのでそのまま「北の頭」に向かう

馬酔木のトンネルを通って
一部ノートレースのところがあった

先ほど通過した、入道ヶ岳 山頂
奥宮と「北の頭」との鞍部より

北の頭
ここも風が強く、とても昼食にできないので、北尾根から下山に向かう

北の頭より①
入道ヶ岳山頂と鈴鹿・四日市方面

北の頭の東肩より①
下っていく北尾根、。中央を横切っているのが新名神。右に鈴鹿PA

北の頭の東肩より②
雲母峰。鎌ヶ岳・御在所山は雲の中

急坂をノーアイゼンで下っていくが、2度ほど、滑って転んだので、アイゼンを装着した

6本爪アイゼン
北尾根は雪深かった

時々日が差し始め、風もおさまったので、北尾根途中の、ここで昼食

北尾根 昼食地より
四日市方面

北尾根 避難小屋

愛宕社
参道の石階段は滑りそうなので、横の山道を下っていく

左側から林道に着地。右は愛宕社への参道(石階段)

椿大神社
汚い服装なので、境内には入らず

椿大神社 第1駐車場
 
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