TKMデジカメ山歩き 2021/6/7(月)
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伯母子岳・赤谷峰
スタート:大股 ⇔
ルート :小辺路 3/7 《大股~伯母子峠》
伯母子岳=日本200名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県
【山地系】
 
 
 
赤谷峰 足跡のダウンロードは ( こちら ) から
※ダウンロードできない場合は こちらを参照
 Ⅱ△1336.24m(赤谷峰)
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ヤマプラ
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
650m  09:22   ① 大股トイレ横 P 0:39 0:50 0:39   出発時間 06:20 15:05
   10:01   ② 萱小屋跡 到着時間 09:05 17:40
0:43 0:50 1:22  
   10:44   ③ 檜峠 片道距離 113 ㎞ 112 ㎞
0:39 1:05 2:01  
   11:23   ④ 伯母子岳 往復距離 225 ㎞(AVG=17.5)
0:31 0:50 2:32  
1332m  11:54~11:59 0:05 赤谷峰 △1336.2  
0:26 0:40 2:58  
   12:25~12:58 0:33 ⑥ 伯母子峠  
0:15 0:20 3:13  
1344m  13:13~13:20 0:07 伯母子岳 P1344  
0:36 0:55 3:49 0:36
   13:56   ⑧ 檜峠 ASC(総上昇)プロトレック 840 m
0:29 0:40 4:18 1:05
   14:25   ⑨ 萱小屋跡 DSC(総下降) 〃 840 m
0:32 0:40 4:50 1:37
   14:57   ⑩ 大股トイレ横 P 総上昇量(GPS) 920 m
  5:35 0:45   4:50 6:50     移動距離(GPS) 〃 15.8 ㎞
 
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アクセス
奈良 ⇔ 《R24・京奈和道》紀北かつらぎIC ⇔ 《R480・R374(高野龍神スカイライン)》 ⇔ 野迫川村役場 ⇔ 《県733》 ⇔ 大股
※ 帰路は道の細い県道733を戻らず、反対方向のタイノ原林道からスカイラインに上がった。遠回りになるかと思ったが、逆に短いくらいだった。走りやすい道だった。
駐車場
大股 トイレ横の登山者用駐車場(4台)
ルート
P ⇔ 《小辺路》 ⇔ 萱小屋跡 ⇔ 檜峠 ⇔ 夏虫山分岐 ⇔ 伯母子岳分岐 ⇔ (伯母子岳←) ⇔ 伯母子峠 ⇔ 赤谷峰 【往復】
※ 伯母子岳は帰路に登頂
記録
小辺路のルート繋ぎ 4回目

緊急事態宣言下(大阪・京都・兵庫の 3府県で奈良には宣言されていない)であるが、2度目の延長の成果だろうか、感染者数は減ってきている。一安心というところか。
6/2に奈良市よりワクチン接種のクーポン券が届いたので、早速ネットで一番早い接種場所を探し山の神の分と一緒に予約した。それでも予約できたのは 6/11。早く自由の身になりたい。


今回のルートの“大股~伯母子峠”間は 13年前(2008-10-4)に歩いた事あるが、その時はまだGPSを持っていなかったので、ルートの記録がない。と云う事で今回同じルートを歩くことにした。
前回は 13年前の事だが、山歩きを始めて間もない頃だったので、頭の中には部分的にではあるが記憶が多く残っている。

大股から伯母子峠まで歩けばルートは繋がるが、ピークの伯母子岳に寄っても距離・時間的には物足りないので、13年前と全く同じに赤谷峰への往復を加える事にした。それでも行動時間は大したことはないので、いつも通りに起きて自宅をスタート。

現地へはR168からのほうが近いが、県道53の山ぞいの部分は道が細く、ナビは高野山経由を指示したので、そのナビの指示に従った。車が増えつつあった時間帯だったので、少し時間がかかり現地の大股に到着。
トイレ横の登山者用駐車場には、先着車が 2台駐車していた。何れも大型車なのでその間に駐車するのに一苦労。何度も切り返しては、車を降りて駐車位置を確認したりした。
そんなんで、いつもは到着してから 10分くらいでスタート出来ていたのに、17分もかかってしまった。


橋を渡り、案内表示のある民家の間の急坂を登る。
舗装されているが狭い道で傾斜がキツイ。民家を抜けると墓地があり、その先は地道に変わったが、手前の舗装区間が今日の行程で一番キツイ坂に思われた。
地道に変わっても道幅は広い。そんな道をジグザグに折り返しながら登っていく。

スタートして 40分弱で萱小屋跡に到着。小屋は 13年前とは異なり新しく建て替えられていた。帰路に寄ることにしてそのまま通過。
その先、急坂をしばらく頑張ると、一旦尾根のような所に出て尾根横をダラダラと登っていく。30分ほどそんな道を進むと急に明るくなり尾根に上がった。そのすぐ先が檜峠。
檜峠から尾根を登っていくといつの間にか尾根横のルートに入っていた。夏虫山の分岐があった筈だが見落としたみたいだ。

その見落とした夏虫山分岐から、尾根横の崖を削って苦労して通したルートと思われる所を、今度はダラダラと下っていく。
檜峠から 24分ほどで伯母子岳分岐に到着。正面の尾根を登れば伯母子岳、右に行くと龍神方面、左は小辺路のルートの伯母子峠方面。ココは左の小辺路ルートから伯母子峠に向かう。
途中に尾根側から水が流れている所が 2ヵ所ほどあった尾根横のルートを 15分ほどで伯母子峠に到着。

2ヶ月前に反対側から、この伯母子峠に上がって来ているので、これで高野山から三浦口(三田谷橋・五百瀬)まで小辺路ルートが繋がった。
その 2ヶ月前に上がってきた方面を見るとロープが張ってあり、伯母子岳の山頂方面への「迂回路→」の表示があった。先の方には「崩落のため通行止め」との表示もあった。
2ヶ月前に五百瀬から来たときは通行出来ていたのだが、五百瀬までの河中道路が冠水した 5/21の大雨の影響だろうか。
通行止めはいつまで続くか分からないが、小辺路の正規のルートを歩いておく事が出来ていて良かった。

時間に十分余裕があるので、予定通り赤谷峰に向かう。
小屋の裏から尾根を進むと、すぐ先の尾根鞍部で左からの林道に合流。この地点が地形図上の伯母子峠となっている所だ。

13年前は、その林道をかなり先まで進んで引返している。今回はその二の轍は踏まず、反対側の尾根に入る。
案内やテープはないが、緩やかで広めの明白な尾根なので迷うような所はない。障害物などのない新緑の尾根で雰囲気も良い。尾根が細ると踏み跡が現れた。

赤谷峰の山頂が近づくと、樹木はなくなり、足元は少しザレてきて、傾斜も出てきた。そんなところを一登りすると赤谷峰の三角点に到着。前回あった山頂表示はどこにも見当たらず。
山頂からは伯母子岳方面に展望が広がっており、パノラマ写真等を撮っていると小さな虫(ブユ?)がイッパイ顔に群がりついてきた。手で追い払っても効き目なし。刺されたら酷いことになるので、虫よけスプレーを、顔と手の周りにイッパイブッカケて防御。かなり効き目があったが、それでも勇敢なヤツがいたので、赤谷峰の山頂は早々に撤退。

伯母子峠に戻り、避難小屋の中に入り昼食にする。出来れば伯母子岳の山頂で昼食を取りたかったが、虫がいたら面倒なので、小屋の中で座って昼食にする事にした。
入り口のドアは、明り取りのため開けっ放しにしていたが、昼食中に誰も来なかった。

腹を重くして、伯母子岳の山頂に向かう。
15分ほどで山頂に到着したが、無人。人もいなかったが虫もいなかった。
2ヶ月前よりも天気が良く、前回は見えていなかった大峰の主峰群は今日は見えていた。金剛山も荒神岳の奥にかすかに覗いていた。

一通り景色を見て、下山に向かう。
伯母子岳の山頂から伯母子岳分岐への下りは、新緑の森の中の緩い下りで雰囲気が良い。
伯母子岳分岐まで下ると、後は来た道を戻るだけ。
途中の夏虫山は、3年前に龍神方面から来た時に寄っているし、展望も何もない所なのでパスして、と いうかシンドイので、そのまま小辺路を下っていく。

往路では通過した萱小屋跡に寄ると、大きなザックの親子らしき 2人さんが休憩されていた。今日はここで泊りとの事。
小屋の中を覗くと、こじんまりとしていたが寝具などの非常用具は全て整っている感じ、薪ストーブもあり外にはその薪小屋もあった。所有者のボランティアの模様だが有難い事だ。
小屋の裏(横)に水があるとの表示があったので、見に行くとパイプから勢いよく水が流れていて、ビールが何本か冷やしてあった。無人販売で 300円。ここまでは担ぎ上げるしか方法はないので非常にリーズナブル。車の運転が無ければ・・・。

その先、ジグザグ道を下りスタート地点に戻る。
ワンボックスの先着車が残っていたが、山中で出会った人は、萱小屋にいた人しかいなかったが・・。


自宅への帰路は、少し遠回りになるが野迫川村役場方面に戻らず、先に進みタイノ原林道からスカイラインに上がることにした。
先月、大股から水ヶ峰に往復したときに、タイノ原林道の上部を歩いたが、道が広く軽トラ 3台ほどとすれ違っている。ナビは案内してくれないが通行可能と思ったからだ。

大股から先に進み、タイノ原林道に入ると 1車線しかないが離合個所は何処にもあり、走りやすい道だった。生活道路ではないので、崩落等があった後には直ぐに復旧されないだろうから、台風・大雨の後は通行できるか確認要だ。
遠回りになるかと思ったが、自宅までの距離は逆に短いくらいだった。


橿原北ICから再び京奈和道に入り、走行車線を走っているトラックに付いていたが、登り坂でスピードが落ちたので追い越し車線から抜いた。暫く追い越し車線を走って何台か抜いたが、追い越し車線を走っている車はなかったので、走行車線に戻ると、黒いプリウスが追い越し車線から抜いていった。するとグレーの覆面がサイレンを鳴らしてプリウスの後ろに密着。

多分、その手前で当方もグレーの覆面を追い越していただろうから、走行車線に戻らずそのまま追い越し車線を走っていたら、当方がやられていたかも。

運転免許を取って、かれこれ半世紀。無事故無違反でここまで来れたので、このまま墓場まで持っていきたい。
 
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大股 トイレ横の登山者用駐車場


駐車場の幅が狭く、両隣りは大型車のため、駐車に苦労する。

小辺路の案内図
外人も多く歩くためか英語併記

民家の間の急坂を登っていく

ここで舗装が切れ、山道に
ここまでの舗装道が、全行程の中で一番急坂に感じられた

広い道をジグザグに折り返しながら登っていく

崩れないように整備されている

萱小屋跡
帰路に寄ることにして、スルー

尾根に上がると、急に上が明るくなった

檜峠

伯母子岳分岐
ここは、小辺路ルートの左の伯母子峠に向かう

この倒木は処理してほしいな

伯母子峠に登着
2ヶ月前(4/25)に反対側からきているので、高野山から三浦口(三田谷橋・五百瀬)まで繋がった

三田谷方面はロープが貼って、迂回路の表示がある

先には、「崩落のため通行止め」と。
2ヶ月前に来たときは通行できたのだが。五百瀬までの河中道路が冠水した 5/21の大雨の影響だろうか

地形図上の伯母子峠
伯母子峠の避難小屋から、赤谷峰に向かうべく林道横の尾根から出てきた。13年前、初めて伯母子岳に来た時はココから尾根に上がらす左の林道に進んでしまい引返した

地形図上の伯母子峠から緩やかな尾根に入る

踏み跡・テープはないが、広い一本尾根で、ルートは明白。雰囲気も良い

赤谷峰の山頂の下は、ツツジの低木?で開けていた

赤谷峰 三角点に到着
Ⅱ△ 赤谷峰

赤谷峰 山頂より①
伯母子岳と夏虫山

11:57 赤谷峰 山頂よりのパノラマ

赤谷峰 山頂より②
龍神岳(護摩壇山はこの奥)と、ごまさんスカイタワー

赤谷峰 山頂より③
鉾尖岳、稜線上に目立っていた

赤谷峰 山頂より④
虫(ブヨ?)が顔にまとわりつき、手で払っても効き目がなく、虫よけスプレーを大量にブッカケテ、早々に退散

新緑の樹林帯は、虫もなく平穏無事

地形図上の伯母子峠
右の林道は下って行っているが、麓に通じているのだろうか

伯母子峠に戻ってきた
できれば伯母子岳の山頂に行って、昼食にしたかったが、虫がいると厄介なので、避難小屋の中で昼食にする

伯母子峠避難小屋内部
ここに座って昼食をとった。昼食中に誰も現れず

伯母子峠
昼食を終え、重たくなった腹で伯母子岳の山頂に向かう

山頂横の稜線に上がってきた

伯母子岳 山頂の全景

伯母子岳 山頂手前側より
夏虫山の右には高野山の山々が

伯母子岳 山頂

13:14 伯母子岳 山頂よりのパノラマ①

13:14 伯母子岳 山頂よりのパノラマ②

伯母子岳 山頂より①
龍神岳(護摩壇山は龍神岳の陰)と、ごまさんスカイタワー

伯母子岳 山頂より②
奥に大塔山

伯母子岳 山頂より③
奥の尾根は、高野山から南西に伸びる紀伊山地方面

伯母子岳 山頂より④
荒神岳(左)と、奥に金剛山

伯母子岳 山頂より⑤
仏生嶽・孔雀岳・釈迦ヶ岳

伯母子岳 山頂より⑥
頂仙岳・弥山・八経ヶ岳

伯母子岳 山頂より⑦
竜ヶ岳・頂仙岳

伯母子岳 山頂より⑧
山上ヶ岳・稲村ヶ岳・竜ヶ岳

伯母子岳 山頂より⑨
中央左奥に生石ヶ峰

伯母子岳 山頂より⑩
下山に向かう。正面は夏虫山

伯母子岳分岐への下りの尾根も雰囲気が良い

伯母子岳分岐

左は夏虫山に向かう尾根。
3年前に行っているので、というかシンドのでパス

左から問題なく通過できるが、小辺路のルート上なので、処理してほしいな

往路で見過ごした、夏虫山への分岐
伯母子岳分岐からここまでダラダラとした登りだったが、ココからは下り

檜峠

萱小屋跡
親子と思われる 2人さんが泊まるとの事

萱小屋跡 内部①

萱小屋跡 内部②

小屋横には、パイプから勢いよく水が流れており、ビールを冷やしていた。
父親?が、うまそうにビールを飲んでいた

集落の上側まで下ってきた


ワンボックスが残っている、萱小屋にいた人のかな
 
 
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