TKM の デジカメと山歩き | 2024/6/29(土) | ☆別ウインドウで拡大表示☆ |
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曇/ガス | |||||
日出ヶ岳・三津河落山・経ヶ峰 | |||||
スタート:経ヶ峰登山口 → | |||||
ルート : | |||||
日出ヶ岳=日本100名山 | ![]() 歩いた足跡 |
![]() 歩行断面図 |
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【所在地】奈良県・三重県 | |||||
経ヶ峰は奈良県側 | |||||
【山地系】台高山地 | |||||
経ヶ峰 | |||||
Ⅲ△1528.98m (経堂塚) | |||||
日出ヶ岳 | 足跡のダウンロードは こちらから ダウンロードできない場合は こちらを参照 |
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Ⅰ△1695.12m (大台ヶ原山) | |||||
標高 | 時間 到着/出発 |
休憩 タイム |
地名・ポイント名 | 区間 歩行タイム |
らくルート コースタイム |
(往)歩行 累積タイム |
(復)歩行 累積タイム |
自宅⇔現地 | (往) | (復) |
1480m | 09:38 | ① 登山口(経ヶ峰) | 0:09 | - | 0:09 | 出発時間 | 06:55 | 15:25 | ||
1529m | 09:47 | ② 経ヶ峰 Ⅲ△1529.0 | 到着時間 | 09:20 | 18:05 | |||||
0:27 | 0:23 | 0:36 | ||||||||
10:14 | ③ 登山口(大和岳) | 片道距離 | 94 ㎞ | 89 ㎞ | ||||||
0:28 | 0:55 | 1:04 | ||||||||
1597m | 10:42~10:52 | 0:10 | ④ 大和岳 P1597 (⇔北尾根先散策) | 往復距離 | 183 ㎞/avg.16.7 | |||||
0:25 | 0:44 | 1:29 | ||||||||
11:17~11:46 | 0:29 | ⑤ 三津河落展望地 | ||||||||
0:06 | 1:35 | |||||||||
1654m | 11:52 | ⑥ 三津河落山 P1654 | ||||||||
0:37 | 0:49 | 2:12 | ||||||||
12:29 | ⑦ 川上辻 | |||||||||
0:49 | - | 3:01 | 0:49 | |||||||
1695m | 13:18~13:23 | 0:05 | ⑧ 日出ヶ岳 Ⅰ△1695.1 | ASC(総上昇)プロトレック | 575 m | |||||
0:33 | 0:38 | 3:34 | 1:22 | |||||||
13:56 | ⑨ 大台ヶ原 P | DSC(総下降) 〃 | 620 m | |||||||
1:16 | 1:26 | 4:50 | 2:38 | |||||||
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15:12 | ⑩ 登山口(経ヶ峰) | 総上昇量 novaヤマレコ log | 634 m | |||||||
5:34 | 0:44 | 4:50 | - | 移動距離 〃 | 14.6 ㎞ |
アクセス |
奈良 ⇔ 《R24・県14・県37・県28・R169・県40(大台ケ原ドライブウェー)》 ⇔ 経ヶ峰登山口手前路駐地 |
駐車場 |
経ヶ峰 登山口(西側)手前 100mの路肩に駐車 |
ルート |
P → 経ヶ峰 → 大和岳 → 日本鼻 → 三津河落山 → 名古屋岳 → 川上辻 → 巴岳 → 日出ヶ岳 → 大台ヶ原ビジターセンター → 《ドライブウェー》 → P |
記録 |
梅雨に入った途端、ズーっと雨模様の天気。 今日 1日だけは雨のなさそうな天気予報で、明日からはまた暫く雨模様の天候が続くため出かけられそうもないので、最悪雨に降られても危険はなさそうな山域に行くことにした。 大台ヶ原界隈で、まだ行ったことのない経ヶ峰から日出ヶ岳に周回することにした。復路でドライブウェーを 6㎞歩くことになるので、時間により途中でのショートカットも視野にいれた。 今日の行程は短く、休日なので道路の渋滞もなさそうなのでユックリと自宅をスタート。 現地までは遠いため、ガソリンが頼りなさそうに見えたので、少し大回りになるがいつものGSに寄る。またジワジワとガソリン価格が上がってきている。 年内(2024年)は補助金が出るそうだが、補助金がなくなったら一体いくらまで上がるのだろうか。自分が直接使用するガソリン代だけではなく物流費がすべて上がるので物価高が心配だ。 円安・物価高・インフレと、日銀の無能力さには目に余る。あり得ない金融緩和を 10年も続け、国債を大量発行して世界に類を見ない大借金大国としてしまった。 バスーカならぬバカーカ・黒〇が退いてマシになるかと思ったら、思い切った変更のできない日和見主義の学者さん。 大量発行した国債をどう返却して行くのだろうか。金利を上げれば国債の金利支払いがままならない。ゼロ金利政策を続ければ、円安とインフレ。かじ取りが難しいのは分かるが、先の短い当方が言うのは何だが将来(子供達の未来)の為にも、一時の停滞(不況)は我慢しても健全政策(プライマリーバランス・正常な金利)を取るべき事が本筋ではなかろうか。 ガソリン価格から脱線してしまった。 さて本題 特に渋滞はなく順調に走り現地に到着。経ヶ峰の登山口をナビにセットしていなかったので、現地近くまで来て、スマホで登山口を確認して、停められそうな路肩に駐車。登山口の 100mほど手前で、大台ヶ原まで 6㎞の 60番ポストの所。 準備中に大量の虫が群がってきたので、あわてて虫よけ剤を体中にまき散らした。 気温は 18℃で温度的には快適温度であるが、雨上がりと立ち込めるガスで湿気が多く蒸し暑い感じ。 駐車した先のガードレールの端から入山。 入口に、ニホンジカ捕獲のワナが設置してあるため「立入禁止」の看板が落ちていた。その横に踏み跡の濃い登山道(?)があったので、踏み跡を辿れば問題ないと思い入山。 そんな踏み跡をサクッと 8分ほど歩くと 三等三角点のある経ヶ峰に到着。 ガスっていて何も見えないが、立ち木で展望は薄そうな山頂だった。そんなんで何もないのでそのまま通過して反対方向から下る。 1カ所でややこしい場面があったが、崖ではないので足元を確認しながら慎重に下るとドライブウェーの横に着地。しかしそこはドライブウェーに下りずに、左側に並行していた林道から向かうことにして、一段下がった林道に下りる。 林道を歩きかけると、すぐ先で林道が完璧に崩壊。とても進めないので元に戻り、ドライブウェーから大和岳の登山口に向かう。 10分弱ドライブウェーを歩くと、道路横に尾根先の登山口が見えた。 踏み跡のある登山口の横には「植生保護のため立入禁止」の看板が立っていた。この地域一帯は環境省による立ち入り禁止区域になっている模様。 ただ西大台地区と異なって、利用調整地区ではないので罰則はないと思うので、禁止の趣旨(植生保護)を念頭に入山する。 踏み跡を外さないように登って行く。それほどキツイ登りはなく少し登るとササハラの中に入った。 スタート時からスパッツを履いていたので問題ないが、今朝までの雨でヒザ下までのササが濡れていて足元がビッショリになる。そのため靴の上部に水が浸透してきて靴の中が湿っぽくなってきた。 入山して 30分弱でチョットしたピークに岩が乗っかている大和岳に到着。 ガスが流れていて部分的に景色が晴れる。東方面は真っ白だったが、歩いて来た西方面はガスが飛んでいたので、ササハラの尾根が見下ろせ、奥の方には大峯の稜線も見えていた。 今日の行程は短いので、踏み跡のある北尾根の方に散策に行ってみる。 ドライブウェーから大和岳までは初めて歩くルートだが、大和岳には 14年前(2010-5-8)に川上辻から歩いて来たことがあり、記憶にはないが北尾根の肩の所まで歩いたGPSの軌跡が残っている。 尾根の肩の所まで行くと、何故か駐輪禁止の幟が 3ツ 木の枝に結びつけられていた。そこで引き返す。 大和岳の戻り、岩の間に設置されていた「大和岳」と彫られた石標を確認して、先に進む。 大和岳から少し下り、反対側に登り返したササハラのピークが日本鼻。ピーク横にブロック造りの建物があり、壁には「建設省 大台雨量観測所」との銘板が貼ってあった。その奥の岩場に「日本鼻」の石標があった。 観測所に戻り先に進むと、直ぐの所に小さな小屋があり、扉に「農林水産省 大台ヶ原雨量局」と銘板が貼ってあった。先ほどの建設省の建物と用途が同じ雨量観測と思われるが、すぐ近くに設置されているのは国の二重行政の象徴のように感じられたが。 その少し先の「三津河落」の石標のある所の倒木に座って昼食にする。4年前(2020-11-26)にコブシ峠からここに来た時も同じ倒木に座って昼食した記憶が真新しく頭に残っている。 絶景の展望地でもあるが、今日はガスで展望は一部しかないのでそんな景色を見ながら昼食を取って、先に進む。 なおこの地点の、【北側】は吉野川から紀の川となり大阪湾に流れ、【東側】は大杉谷から宮川となって伊勢市から伊勢湾に流れ、【南側】は瀞八丁から熊野川となって熊野灘に流れる。3カ所の津(港=海)に流れるので三津河落と名付けられたらしい。 6分ほどで三津河落山のピークに到着。「如来月」の石標があったが、三津河落山の山名表示は見当たらなかった。分水嶺はピークの三津河落山でなく、先ほど昼食を取った北側の「三津河落」の石標のある所だ。 ピークからの下りでルートミス。何となく頭の中にピークの横から下った記憶があったのに、登ってきた反対方向から下ってしまう。ややこしそうな所から無理くりに下るも、先にルートが見当たらない。周りを見ると右の奥にテープが見えた。山頂の横から下って来るルートだ。 そのピークの所に移動して、明確なルートを次のピークの名古屋岳に向かう。 登り途中まではシッカリしたルートだったが、足元に岩場が多くなるとルートが分かり辛くなり、薄くなった踏み跡を何とかたどりながら、名古屋岳の尾根に上がる。 名古屋岳のピークに戻るように向かうと、当方が上がってきた所よりピーク側に濃い踏み跡があった。違うルートから上がってきたようだ。 名古屋岳のピークで「名古屋岳」と彫られた石標を確認して、上がってきた尾根を下る。尾根上のルートは踏み跡が濃い。 途中からネットフェンスが並行してきて、その横を下って行くと筏場道に合流。その下側が川上辻。 川上辻から戻ることも視野に入れていたが時間的に早いのでそのまま日出ヶ岳に向かう。この辺りにも、植生保護のため「立入禁止」の看板があった。 ササハラの中に濃い踏み跡が続いているのでそれに従う。少し先で樹林帯に変わり、足元に下草はなくなるが踏み跡は確認できる。 そののまま日出ヶ岳まで行くと、ドライブウェーからの戻りが長いので時間が気になった。ビジターセンターへの道と接近する所で、その道に下ることを少し思案する。 地形図上は問題なさそうだが、横にはネットフェンスが見える。フェンスで行き詰まりになるかも知れず、ルートを外れササが密集している場所を抜けるので植生保護の看板も気になった。 という事で、引き返すのも何なのでそのまま先に向かう。 そこから一登りしたピークに「巴岳」の石標。何もない小ピークで日出ヶ岳の下にあるコブのような所。 そこから一旦少し下り、尾根上の岩場を避けるように巻いていく。足元は岩場なのでルートが分からず適当に歩き反対側に出ると、再びハッキリとしたルートに合流。明確な尾根なのでどこを歩いてもルートミスはしないが、ルート上を歩くことを心がける。 傾斜がキツクなるとルートはジグザグに上がって行き、傾斜が緩むと展望台が目の前に現われた。 展望台も含めその付近は無人だった。 展望台に上がり周りを見回すもガスで展望は一部のみ。展望案内図を見てそこからの景色を確認。今日は雨覚悟で来たので景色は期待していない、雨に降られなかっただけでも良しとする。 展望もなく、この先のドライブウェー歩きが長いので早々に展望台を後にする。 下りかけると、登ってくる人たちと次々にすれ違う。山頂が無人だったのは当方がいた一時だけだった。 木製階段場が備されていて下りやすくなった所をトントンと下り、熊野灘を見下ろす展望台はスルーしてビジターセンターへの近道に折れる。 分岐から少し下ったコンクリートの緩い下りの所で、地面の凸凹で足を引っかけたようで前のめりに転倒する。あり得ない転倒だ。油断もあったが反射神経が鈍っていた。両ひざをコンクリートでうち、手のひらで顔を打つのを避けたので、両ひざと手にひらの痛いこと。ただ傷つくほどの事ではなかったので一安心。痛さより何でもない所でこけた情けなさの方が痛い。 日出ヶ岳から 33分でビジターセンターの駐車場に到着。そのまま駐車した経ヶ峰の登山口に向かう。 ビジターセンターから駐車地までドライブウェーを 6㎞歩くことになる。時速 5㎞/hで歩くと 72分だ。 とにかくひたすらに歩くだけ。 黙々と歩き、76分で駐車地に戻った。 |