TKMデジカメ山歩き 2024/1/17(水)
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快晴
金剛山
スタート:水越TN西口 →
ルート :↑青崩道、↓太尾西尾根
日本200名山、関・近100名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県
【山地系】金剛山地
 
 
 
湧出岳 足跡のダウンロードは こちらから
ダウンロードできない場合は こちらを参照
 Ⅰ△1111.89m (金剛山)
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ヤマレコ
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
400m  08:56   ① 水越TN西口 旧道路肩 1:21 2:01 1:21   出発時間 07:00 15:20
   10:17~10:23 0:06 ② セト 到着時間 08:45 16:35
0:55 1:04 2:16  
1125m  11:18   金剛山(葛木神社) P1125 片道距離 43 ㎞ 43 ㎞
0:16 0:29 2:32  
1111m  11:34   湧出岳 P1111.9 往復距離 86 ㎞/avg.15.2
0:23 - 2:55  
1028m  11:57~12:32 0:35 ⑤ 香楠荘の頭 P1028  
0:40 0:58 3:35  
   13:12   ⑥ 国見城址  
0:13 0:11 3:48 0:13
1094m  13:25   大日岳 P1094  
0:26 0:24 4:14 0:39
   13:51   ⑧ 太尾塞跡 ASC(総上昇)プロトレック 920 m
0:31 0:32 4:45 1:10
   14:22   ⑨ 分岐(太尾尾根) DSC(総下降) 〃 920 m
0:48 0:42 5:33 1:58
   15:10   ⑩ 水越TN西口 旧道路肩 総上昇量 novaヤマレコ log 988 m
  6:14 0:41   5:33 -     移動距離  〃 11.9 ㎞
 
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アクセス
奈良 ⇔ 《R24.・京奈和道》御所南IC ⇔ 《R309》 ⇔ 水越トンネル西口
駐車場
旧道(R309)の石筆橋の直ぐ上側に路駐
ルート
P → 《青崩道》 → セト → 金剛山(葛木神社) → 湧出岳 → ちはや園地 → 香楠荘の頭(昼食) → 《金剛山遊歩道》 → 国見城址 → 大日岳 → 六道ノ辻 → 太尾塞跡 → 《太尾西尾根》 → P
記録
6週間ぶりの山歩き。今回はリハビリ登山だ。

前回の山歩き(網掛山)から 3日目に 突然に腸閉塞になってしまった。その 13日前に腸閉塞で退院したばかりだったのに再発だ。
今回は続いたこともあるので開腹手術となった。術後の経過が思わしくなく入院が長引いてしまい、病院に 25連泊となった。入院中はほとんどベッドの上で過ごし、延べ 19日絶食していた事もあり、体力がガタ落ちで体重も 5~6㎏も減ってしまった。

退院後、体力回復に努め以前通りに毎日 2~3時間の散歩も出来るようになったので、試しにリハビリ登山に挑戦だ。手軽で勝手知りたる金剛山でルートは楽々ルートの青崩道とした。

リハビリ登山なのでロングルートにならない山頂往復程度に留めるつもりなので、いつも通りに起きてのユックリのスタート。
今日は天気が良いので放射冷却だろうか、朝はメチャ冷え込んでいて駐車場を出て走りだすと車の温度計は -3℃まで下がっていた。、奈良市内の道路にある温度表示は -1.4℃を表示していた。
まだ通勤時間帯前で奈良市内は比較的スムーズに抜けたが、市内を過ぎて郊外に出るとプチ渋滞の連続。そんなんで現地まで 3~40分余分にかかった感じ。

水越トンネルを抜けて、旧道に折り返すとパトカーとマイクロバスが停まっていて登山者でない人が多くいてビックリ。駐車しようと路肩に車を停めると片言の日本語で映画の撮影をしているので移動してほしいとの事。少し上側に路駐するとそこにもパトカーが停まっていたがナンバーは隠してあった。撮影用のパトカーみたいだが、本物と見分けがつかない。詳しくは聞けなかったが香港の映画の模様。


日が登ってきたこともあり現地の外気温は 3℃まで上がっていたが、それでも寒いので防寒着を着てスタート。大勢いるスタッフを横目に青崩地から山頂を目指す。
青崩道はメインルートなので道幅は広く傾斜もキツくはないが、丸太階段が延々と続くルートだ。
久しぶりの山歩きなので無理せずに適当に歩く。少ししんどい感じはしたが息が上がる事はなく心配するほど厳しい山歩きにはならず「セト」に到着。

「セト」で一服してパンを小腹に入れ、そのまま青崩道から山頂を目指す。
最近は「セト」から黒栂谷を下り、千早から山頂に上がることが多かったが、今日は無理をしない。青崩道を通しで山頂を目指すのは久しぶりだ。

「セト」からは傾斜がキツクなり、残雪が踏みつけられて固まっているので滑りやすくなってきた。登りなのでノーアイゼンで歩けるが下ってくる人はみなさんチェーンスパイク等を履いていた。
国見城址へ直接登るルートは再び通行止めとなっていたので、大日岳からのルートに向かい、合流地殿で 4本爪のアイゼンを履く。6本爪も持参してきたが 4本爪で十分だ。

合流地点から、直接国見城址に向かわず、そのまま直進して「もみじ谷ルート」方面に向かい、葛木神社の裏側の巻道から裏参道に向かおうとしたら通行止めになっていた。致し方ないので転法輪寺方面から葛木神社に向かった。

葛木神社で山歩きの無事と長期入院となった病気の治癒を祈願して、いつも通り一等三角点のある湧出岳からちはや園地に向かい、香楠荘の正面にあるピーク(香南荘の頭)のベンチで昼食。最近はこのピークを昼食地とする事が多くなった。

いつもと同じメニューの昼食後にコーヒー・デザートで少しユックリして、金剛山遊歩道から国見城址に向かう。
昼食地から 40分で国見城跡に到着。天気が良く六甲山や愛宕山の山塊が見えていた。広場にはまだ多くの人がいた。

下山道は安全な太尾から下ることにして、広場から一段上に上がり、茶店の裏側に出て、大日岳に向かうルート合流。往路で横断した青崩道分岐を直進して大日岳への登りに入るが、短い登りなので直に大日岳のピークに到着。

大日岳から暫くは広尾根なので歩きやすそうな踏み跡を辿るが、六道ノ辻からは激下り。チャチな 4本アイゼンだがそれなりにグリップを効かして急坂を下る。と モモが張ってきた。
頑張って下りきり、傾斜が緩んだ先が太尾塞跡。水分休憩で一服。

太尾塞跡からも激下り。木の根が多くステップ状になているためズルっと滑ることはないがアイゼンで引っかけないように注意して下る。
モモが張ってきて、下る一歩一歩がキツイ。登りと同じくらい時間がかかる感じ。
その急下りも何とか頑張り太尾の分岐で、またまた一服。六道ノ辻で追い抜いた夫婦さんが追いついて来た。
そのまま東尾根に下って行った夫婦さんを見送って、当方は西尾根から下る。当初は正面のピークから尾根を下るつもりだったが、そんな元気は残っていなかった。
分岐から暫くは穏やかな下りなので、いつもならルンルンで下れる傾斜だが、その緩やかな傾斜がモモにキツイの何の、這う這うの体で下る。
下り傾斜がキツクなると、足を下ろす一歩のキツイこと。力が抜けて転倒しないように頑張るが限界に近い。少し歩いては足を休ませる休憩の連続。
そんなかやで、ヘロヘロになって林道に着地。丸滝谷・中尾ノ背に向かう林道には撮影用の機材がイッパイ置いてあった。

林道の緩やかな舗装道を下るにもまともに歩けないくらいに足にダメージがあった。
石筆橋を渡ると、撮影用の?パトカー 2台がまだ停まっていて、制服を着た警察官らしくない人もいた。

帰り道は珍しく渋滞はなく順調に走れたので、思ったより早く自宅に帰れた


リハビリ登山の位置付での山歩きだったので、いつもより歩く時間・距離・総上昇量とも少なかったが、下山時にモモにダメージが出て、まともに下ることが出来ず何とかギリギリに下山した感じ。
いつもの散歩は普通に歩けるようになったが、山歩きの足は別物だった。体力の衰えを痛感した山歩きだった。
 
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水越トンネル西口から旧道へ折り返し、石筆橋の先に路駐。
香港の映画クルーが大掛かりな撮影をしていた。パトカーが2台停まっていたが撮影用のパトカーみたい。

撮影関係者はかなりの人数がいて、多くの機材があった

青崩道の登山口
曲がり部分にあるので、見逃しそう

石筆林道の終点への分岐
案内表示はなく踏み跡も薄い

水分道への分岐

この石碑に気付いたのは初めて。
祠は誰かが勝手に置いたのかも

町石

五町刻みに新たに町石を設置したとの事

桐山・二河原辺道への分岐

セト
パン休憩。パンをかじっている最中単独の女性が黒栂谷から上がってきて、下山して行ったが、二の滝の氷瀑を見学してきたのだろうか

踏み固まって凍っている所もあるのですれ違う人は皆さん滑り止めを付けていた。当方は登りなのでノーアイゼンで登って行く

国見城址へのルートは通行止め。
一旦修復されたが、すぐまた崩れた。
このまま放置されるのかな

大日岳からのルートに合流
国見城址へは右に折れた方が近いが、ピークの神社に向かうためここは直進

4本爪のアイゼンを付けた。
6本爪も持ってきたが、4本で十分

第六堰堤からの尾根に出て、神社裏(北)の巻道に合流すると、裏参道方面は通行止めだった。致し方ないので転法輪寺に向かう

転法輪寺の正面を横切る

雪化粧した転法輪寺の境内

葛木神社
登山の安全と、病気の治癒を祈願

表参道からいつも通りの周回に向かう

葛城山の奥に冠雪した蓬莱山が見えていた

一の鳥居
かなり傷んでいる感じがした。銘板には昭和59年とあった。チョウド40年

湧出岳
Ⅰ△1111.89m 基準点名:金剛山

右側から下って来て、周遊路に合流した。道が荒れていて通り辛い箇所もあった

千早園地
閑散としていた。ロープウェーが休止(廃止?)している事もあるのか

ちはや園地のミュージアム前の展望場所から大峯山方面。これだけハッキリ見えたのは初めて

香楠荘の頭 P1028
ピークにあるベンチで昼食

この景色を見ながら昼食にした

昼食を終え、国見城址に向かう。

休止しているロープウェー山上駅
右奥の山塊に岩脇山があるが、ピークがハッキリしてないので特定できない。

金剛山遊歩道の途中

山頂の温度計は 4℃

カマクラは小っちゃ

国見城跡より①

国見城址より②
右に愛宕山・左に六甲山の山塊が見えていた

国見城址より③
それなりに賑わっていた

国見城址より④
バルタン星人の雪アート

国見城址より⑤
??の雪アート

朝は左(青崩)から右に横切った。
正面の大日岳方面に進む

大日岳 P1094

六道ノ辻
ココから急下り

太尾塞跡
ココからも急下りがある

太尾東尾根・西尾根分岐
急下りでモモが張って、力が入らない

太尾西尾根は良く踏み歩かれたルートだが、下る足が限界に近く何度も休憩しながら下った

石筆橋
香港の撮影は、まだ続いていた

足がヨレヨレで駐車地に戻る
 
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