TKM の デジカメと山歩き | 2025/1/31(金) | ☆別ウインドウで拡大表示☆ |
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曇 | |||||
高見山 | |||||
スタート:平野(たかすみ温泉) → | |||||
ルート : | |||||
日本300名山、関・近100名山 | ![]() 歩いた足跡 |
![]() 歩行断面図 |
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【所在地】奈良県・三重県 | |||||
【山地系】台高山地 | |||||
高見山 | 足跡のダウンロードは こちらから ダウンロードできない場合は こちらを参照 |
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Ⅱ△1248.39m (高見山) | |||||
標高 | 時間 到着/出発 |
休憩 タイム |
地名・ポイント名 | 区間 歩行タイム |
らくルート コースタイム |
(往)歩行 累積タイム |
(復)歩行 累積タイム |
自宅⇔現地 | (往) | (復) |
460m | 09:48 | ① たかすみ温泉 P | 0:05 | 1:23 | 0:05 | 出発時間 | 07:25 | 14:50 | ||
09:53 | ② 登山口 | 到着時間 | 09:30 | 16:30 | ||||||
0:55 | 1:00 | |||||||||
10:48 | ③ 高見杉 | 片道距離 | 61 ㎞ | 59 ㎞ | ||||||
0:38 | 0:52 | 1:38 | ||||||||
11:26~11:32 | 0:06 | ④ 分岐(平野・杉谷) | 往復距離 | 120 ㎞/avg.14.5 | ||||||
0:49 | 1:11 | 2:27 | ||||||||
1248m | 12:21~12:59 | 0:38 | ⑤ 高見山 △1248.4 | |||||||
0:28 | 0:41 | 2:55 | 0:28 | |||||||
13:27 | ⑥ 分岐(平野・杉谷) | |||||||||
0:25 | 0:29 | 3:20 | 0:53 | |||||||
13:52~13:57 | 0:05 | ⑦ 高見杉 | GPS 総上昇量 map60 | 925 m | ||||||
0:36 | 0:58 | 3:56 | 1:29 | |||||||
14:33 | ⑧ 登山口 | GPS 移動距離 〃 | 9.5 ㎞ | |||||||
0:05 | 4:01 | 1:34 | ||||||||
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14:38 | ⑨ たかすみ温泉 P | 総上昇量 novaヤマレコ log | 821 m | |||||||
4:50 | 0:49 | 4:01 | 5:34 | 移動距離 〃 | 8.8 ㎞ |
アクセス |
奈良 ⇔ R24 ⇔ 県14 ⇔ R166(伊勢街道) ⇔ 県219 ⇔ R166 ⇔ 県28 ⇔ 平野 |
駐車場 |
たかすみ温泉 駐車場 |
ルート |
P ⇔ 高見杉 ⇔ 分岐(平野・杉谷) ⇔ 高見山 【往復】 |
記録 |
7年ぶりの高見山。 前回の記憶がまあまあ残っているので、記録を確認するまで 7年も経ったとは全然感じなかった。年を取ると年月が加速度的に過ぎ去っていく事を実感した。 「たかすみ温泉」の駐車場は、以前は 24h開いていたが 9時開場に変わったので、9時少し過ぎに到着するように 2時間前に自宅をスタート。 ガソリンをいつものGSで満タンにすると、補助金がなくなったため 7~8円/㍑ 高くなっていた。当方の車のタンク容量は 63㍑なので、補給時にタンクが空っぽに近いとガソリン代に栄一(万札)が必要になってしまう。 通勤時間帯にはまだ早かったので奈良市内は順調に抜けたが、郊外に出ると各所でプチ渋滞に遭う。 そんなんで、思ったより 15分ほど時間がかかり「たかすみ温泉」の駐車場に到着。 駐車場が開いて 30分ほどしかたっていないのに、早くも多くの車が駐車していた。 現地の外気温は 0℃。それほど冷え込んではいない。天気予報では今日一日中 お日様マークが並んでいたが、空はどんよりとして青空は皆無で今のところ天気予報は当たっていない。 川沿いの近道は通れなくなっている模様なので、県道から登山道に向かう。 赤い橋を渡り、表示に従い登山口より入山。登山道は傾斜が緩いにもかかわらず丸太階段で整備され道幅も広い。登山道というより遊歩道といった感じ。 暫くそんな道をダラダラと登って行くと、丸太階段は終わり普通の山道に変わる。とは言っても傾斜はそれほどキツクはない。その付近から登山道には踏み固められた残雪が出始めてきた。 尾根横を巻いて行く場面で少し下り気味になると、足元はツルツルなので小股で慎重に歩く。なのに滑って転びかけた。転んでいたら、右下の斜面に滑落していたかも知れない。 ヒヤッとしたので、より慎重に歩いたつもりだが、その先でも同じように滑ってしまう。 そんなんで、次の下り場面でアイゼンを履くことにした。出来れば高見杉の場所までノーアイゼンで行きたかったが無理することもない。今日は 4本爪と10本爪を持ってきたが、とりあえず 4本爪を履く。 4本爪でも充分で、その後は滑ることはなく普通に歩け、高見杉に到着。 そのまま先に進みかけると、作業用の林道が先にあり、そこに行き掛けたがその手前の山道に気付いたので、その山道に入る。 少し上がった所で林道と交差。先方に山道が見えたので横断する。少し進むと再び林道に出合う。林道上に踏み跡が続いていたので、その足跡に従う。林道を戻り気味に進むと林道分岐があり、踏み跡は進行方向に向かっていたので、何の疑問もなく林道を歩いていると、左下の谷からチリンチリンと鈴の音が聞こえた。見ると谷の中を下って来る単独さんがいた。 ルートミスをしたようだ。引き返すことも考えたが、林道上には明確な踏み跡が続いている。 林道は谷に並行して進んでいるので、その先で繋がる場所があると思いそのまま進む。少し進んだ所で左側に山道が接近していたので、そこで山道にシフト。林道上の足跡はまだ先に続いていた。 その少し先から、傾斜がキツクなり始めた。林道と交差する場面もなくなったので、踏み跡の濃い山道を一生懸命に登って行く。 高見杉から 38分で杉谷分岐に到着。この手前から傾斜のある場面でつま先に力を入れると 4本爪だと爪が浮いて嚙んでくれないので、10本爪に履き替える。 滑ることはなくなったが、慣れるまで小股でユックリと進む。 北風が当たる稜線に出ると、樹々には霧氷が出始めた。ただ、噴き上げてくる風のすごいこと、まるで暴風だ。横からの風で霧氷を飛ばしてくるのでバチバチと体に当たる。 風で体感温度も下がり寒い寒い。とは言っても気温はメチャ低いと言うほどでもないようで、手の先が痺れるような事はなかった。 ホワイトアウトまでとはいかないが、視界はなく、暴風で寒い。一瞬撤退も頭を過ったが山頂まで危険はなく、前後に人はいるので何とか頑張る。 天気予報では今日一日中 お日様マークだったが、「てんくら」の登山指数は一日中「C」だった。この風で「C」評価を納得した。 前方に避難小屋が見えてきて一安心して、そのまま三角点のある山頂に向かう。 山頂にある神社とその裏側にある三角点を確認して、避難小屋に戻る。 避難小屋に入ると、ほぼ満員。狭い隙間に座らせてもらい昼食。小屋の中の気温は -5℃との会話が聞こえたが、それほど低いとは感じられなかった。 昼食はインナー手袋だけで凌ぐ事が出来、食後のコーヒー・デザートを味わう余裕もあった。そんなんで少しユックリしていたら、いつの間にか 1組だけを残して他の人達は下山して行った。 暴風がなかったら、先の請取峠分岐までか、高見峠経由でうろつきたい所だったが、この天候状態ではそんな気力は起きず、おとなしく山頂往復のみで下山することにした。 暴風の中を下山。登りでは一歩一歩ユックリと登ってきたが下山はスイスイ。アイゼンの踵の爪を生かしてドンドン下る。 往路で 10本に履き替えた杉谷分岐も 10本のままで下り、高見杉で避難小屋に入り 10本爪から 4本爪に履き替える。 往路で 4本爪を履いた所もそのまま通過して、登山道上にある固まった雪がなくなった地点でアイゼンを外し手に 持って下って行く。 登りでは 2:33' かかった所を、下りでは 1;39' で、スタート地点に戻り今日の行程を終える。 |