TKMデジカメ山歩き 2010/9/11(土)
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快晴
七曜岳行者還岳
スタート:行者還TN西口 ⇔
ルート :大峯奥駈道 オール日帰り繋ぎ 7/20
行者還岳=関西100名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県
【山地系】大峯山地
 
行者還岳
 Ⅲ△1546.57m (行者還)
  足跡のダウンロードは こちらから
ダウンロードできない場合は こちらを参照
 
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
1100m  07:12   ① 行者還トンネル西口 1:03 0:50 1:03   出発時間 05:05 16:05
   08:15   ② 奥駈出合 到着時間 07:00 19:05
0:38 0:20 1:41  
   08:53   ③ 一ノ垰 片道距離 84 ㎞ 91 ㎞
1:02 1:00 2:43  
   09:55   ④ 行者還小屋 往復距離 175 ㎞/avg. -
1:29 1:25 4:12  
1584m  11:24~11:51 0:27 七曜岳 P1584  
1:01 1:10 5:13 1:01
1546m  12:52~13:02 0:10 行者還岳 △1546.6  
0:23 5:36 1:24
   13:25   ⑦ 行者還小屋  
1:12 1:10 6:48 2:36
   14:34   ⑧ 一ノ垰 ASC(総上昇)プロトレック 1010 m
0:29 0:20 7:17 3:05
   15:06~15:10 0:04 ⑨ 奥駈出合 DSC(総下降) 〃 1005 m
0:45 0:30 8:02 3:50
   15:55   ⑩ 行者還トンネル西口 総上昇量(GPS) 1112 m
  8:43 0:41   8:02 6:45     移動距離( 〃 ) 15.0 ㎞
 
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アプローチ
  【往】 奈良 → 《R24》 → 《R169》 → 河合 → 《R309》 → 行者替トンネル西口
【復】 行者替トンネル西口 → 《R309》 → 《R169 東熊野街道》 → 《県37》 → 《県14》 →
    《R24》 → 奈良
駐車場
  トンネル西口
ルート
  トンネル西口 ⇔ 奥駈出合 ⇔ 一ノ峠 ⇔ 行者還小屋 ⇔ (行者還岳←) ⇔ 七曜岳
帰りに行者還岳を踏む
記録
  今年の暑さは異常だ! 7~8月の暑さは観測史上(113年間)で最高の暑さとのこと。
大阪の「猛暑日」の累計も 29日となり、1961年の観測開始以来 1994年の記録を上回って、史上最多を更新したとの報道である。

とは言っても、もう9月も中旬に入った。8日には台風 9号が日本海(福井県)に上陸し太平洋(関東)に抜けるという異常な進路をとった。その台風の影響でやっと暑さはゆるんだ。しかし昨日からまた暑さがぶり返してはいるが・・。

そんな酷暑の続く中ではあるが、秋の気配も若干は感じられ始め、山の上はそれほどでもないであろうと、暫く途切れていた GPSによる大峯奥駈道繋ぎに行くことにした。3ヶ月(6月12日以来)ぶりである。

七曜岳までは繋いでいるので、今回は奥駈出合から七曜岳まで歩く予定だ。ガイドブックによると総行程の時間は往復で 6時間55分となっている。

歩行時間が長くなるため、5時過ぎに自宅を出発した。R309を河合から入り細い道を、軽の後からついていくと、前から材木を乗せたトラックが来た。
離合場所がないために、狭い道をぶつかりそうになりながら延々とバックを強いられた。帰りは距離は長くなるが行者還トンネルから帰ろうと思う。

西口駐車場には予定より少し遅れ7時過ぎに着いたが、駐車場は既に半分以上埋まっていた。朝早くからきているようだ。
奥駈で行き違った単独さん(奥駈繋ぎをしているとのこと)も 5時40分より歩き始めたと言われていた。暑さしのぎにも、又何かあった時のために十分な時間的余裕を持つために早いに越したことはないのだが・・・

車から降り、出発の支度を始めたら肌寒く感じた。
時計(プロトレック)の温度計を見ると21.9°であった。長袖のポロシャツを着込んで出発したが出合までの急坂を登り始めると直ぐに汗が吹き出して来たため着込んだシャツを脱いだ。結局最後まで半袖Tシャツで過ごした。
山の上では風の通るところでじっとしておれば意外と涼しく感じた。腕時計の温度計をみると19°であった、やはり下界とは大分温度差があるようだ。

今回のルートは、とぎれとぎれではあるが歩いた経験がある。道も整備されており歩く人も多い。実際に何人(何組)かと出会った、意外と単独さんが多かったが。
尾根歩きは、小さなアップダウンがあり過去に歩いた時にはそんなに感じなかったが、今回は通しで長距離となったせいか結構しんどく感じた。

また、往きに行者還岳の分岐手前で倒木をまたいだ時に、枝で右膝をうち痛みで暫く動けなくなった。一時は今日の山歩きはやめ戻ろうかと考えた程である。暫くの間、休憩し小腹が空いたのでパンを食べたらしていたら痛みが少し和らいできたので、ストックを取り出して歩き始めたら最初のうちは力を入れると痛みがあったが、そのうち痛みは感じなくなっていた。
今回はこの程度のことで済んだが、もう少し大きな怪我であったら戻ることすら出来なかったかも知れない。山歩きでは細心の注意を持った行動を心がけなければならない と自らを戒めるが、心配しだすときりはないけど・・・

今日の山歩きは長距離となるためにゆっくりと歩き、熱中症にならないために水分補給をしながら、普段あまり取らない小休憩を何回か取ったりしため、ガイドブックの標準タイムを大分オーバーした。このところ標準タイムをオーバーする時間が長くなったようだ。
 
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西口駐車場
気圧=894ヘクトパスカル。温度=21.9°
この場所の高度は 1,100mくらいある

この橋を渡って尾根に取りつくが、今日は下の川の水量は少ない

奥駈出合に到着
駐車場所から 1時間強
2組休憩していた、何れも弥山方面に出発。当方は反対側へ

途中南方面の展望
中央ピークが仏生ヶ嶽、左に孔雀岳、釈迦ヶ岳は仏生の奥で見えない

同左のズームアップ

奥崖道の気分の良い尾根歩き
良く踏み歩かれている
尾根も樹木があるため直射日光は当たらない

振り返って
左ピーク方面が小谷林道方面

弥山
右下のピークが鉄山

弥山のズームアップ
弥山小屋がハッキリ分かる

フラットな尾根歩き

トンネル東口への分岐

一ノ峠

トンネル西口への近道
前に西口より行者還に行ったとき帰りにここより下山した。今回もその予定であったが結局は出合から下山した

トンネルの真上
高度は1,430mを示している
330m真下にトンネルが通っている

大台方面
ピークは日出ヶ岳か?

行者還小屋

急階段
上に向いて撮影しているので分かりにくいがかなり急な階段である

行者還岳への分岐
帰りに登る予定

七曜岳

誰もいないのでゆっくり記念撮影
暫くいたが誰も登ってこない
この手前で大普賢より周回している単独さんと少し雑談・・

西方面のパノラマ 天気が良いので稜線がハッキリ分かる
左手前に行者還岳、奥に弥山、中央右に稲村ヶ岳

昼食
途中ランチパックを食べたので、わりこそばとパンはクロワッサン1個のみで後は食べ残す。このところ”わりこそば(うどん)”が続いている

七曜岳山頂よりみる大普賢岳

遭難碑とケルン
昭和40年 大工大2回生(22歳)が悪天候のため疲労困憊し遭難死
生きていれば67才、当方より7歳上

行者還岳への分岐

行者還岳
ここは 3回目、数名の団体さんがいたが入れ違いに降りて行った

三等三角点

行者還岳より南の展望
左下が行者還小屋、正面に弥山

行者還岳よりの下り初めに垣間見えた大普賢岳、手前が七曜岳

行者還小屋

一ノ峠

奥駈出合
ここで 5分休憩、3組弥山方面から下りてきた

無事駐車場に
8時間43分の行程であった
 
 
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山で出会った 花・生き物

とりかぶと
所々に咲いていた

同左のアップ
蜂が1匹 蜜を吸いに渡り飛んでいた

別の場所で蜜を吸う虫(蛾のような虫だが?)

シカよけ?のネット
ネット内には外にはない花が咲いている
黄釣り舟にいているが?

芽が出始めているが
何の木??
 
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