TKM の デジカメと山歩き | 2017/6/15(木) | ☆別ウインドウで拡大表示☆ |
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晴 | |||||
仏生嶽・孔雀岳・釈迦ヶ岳 | |||||
スタート:太尾登山口(旭登山口) ⇔ | |||||
ルート :大峯奥駈道 オール日帰り繋ぎ 11/20 | |||||
釈迦ヶ岳=日本200名山 | ![]() 歩いた足跡 |
![]() 歩行断面図 |
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【所在地】奈良県 | |||||
【山地系】大峯山地 | |||||
釈迦ヶ岳 | |||||
Ⅰ△1799.87m (釈迦ヶ岳) | |||||
仏生嶽 | 足跡のダウンロードは ( こちら ) から ※ダウンロードできない場合は こちらを参照 |
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Ⅲ△1805.18m (佛生岳) | |||||
標高 | 時間 到着/出発 |
休憩 タイム |
地名・ポイント名 | 区間 歩行タイム |
ガイド本 コースタイム |
(往)歩行 累積タイム |
(復)歩行 累積タイム |
自宅⇔現地 | (往) | (復) |
1300m | 07:15 | ① 太尾登山口 | 1:41 | 2:05 | 1:41 | 出発時間 | 04:40 | 16:15 | ||
1799m | 08:56 | ② 釈迦ヶ岳 △1799.9 | 到着時間 | 07:05 | 19:20 | |||||
1:06 | 0:55 | 2:47 | ||||||||
10:02~10:10 | 0:08 | ③ 孔雀覗 | 片道距離 | 108 ㎞ | 107 ㎞ | |||||
1:05 | 1:15 | 3:52 | ||||||||
11:15~11:44 | 0:29 | ④ 楊子ヶ宿小屋 | 往復距離 | 215 ㎞(AVG= - ) | ||||||
0:43 | 1:30 | 4:35 | 0:43 | |||||||
1805m | 12:27 | ⑤ 仏生嶽 △1805.2 | ||||||||
0:41 | 5:16 | 1:24 | ||||||||
1779m | 13:08 | ⑥ 孔雀岳 P1779 | ||||||||
0:09 | 5:25 | 1:33 | ||||||||
13:17 | ⑦ 孔雀覗 | ASC(総上昇)プロトレック | 1130 m | |||||||
1:00 | 1:10 | 6:25 | 2:33 | |||||||
14:17~14:25 | 0:08 | ⑧ 釈迦ヶ岳 | DSC(総下降) 〃 | 1105 m | ||||||
1:38 | 1:40 | 8:03 | 4:11 | |||||||
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16:03 | ⑨ 太尾登山口 | 総上昇量(GPS)eTrex | 1292 m | |||||||
8:48 | 0:45 | 8:03 | 8:35 | 移動距離(GPS) 〃 | 17.9 ㎞ |
奈良 ⇔ 《R24》 ⇔ 《京奈和道》五条IC ⇔ 《R168》 ⇔ 旭 ⇔ 《不動小屋谷林道》 ⇔ 太尾登山口(峠の登山口・旭)
太尾登山口(峠の登山口・旭)
P → 古田ノ森 → 釈迦ヶ岳 → 孔雀覗 → 楊子ヶ宿小屋 → 仏生嶽 → 孔雀岳 → 孔雀覗 → 釈迦ヶ岳 → P
当方の足では厳しいと思っていた、『 明星ヶ岳~仏生嶽 』 間の奥駈道。
先月の 5/27に篠原から神仙平を経由して七面山に周回した時に奥駈道の 『 舟ノ垰~楊子ヶ宿小屋 』を、
先週の 6/9には湯ノ又から中尾尾根で明星ヶ岳に登り、神仙平へ周回した時には 『 明星ヶ岳~舟ノ垰 』 の奥駈け道を繋いだ。
残り 『 楊子ヶ宿小屋~仏生嶽 』 間を歩けば、奥駈道(北)が繋がる。
その最後の仕上げに向かう。太尾登山口(峠ノ登山口・旭)から楊枝ヶ宿小屋までの往復だ。
このルートは仏生嶽までは一昨年(2015-6-28)に歩いている。仏生嶽から楊子ヶ宿小屋までは、それほど遠くはない。
一昨年歩いた時には、奥駈道を繋ぐのは端から不可能だと思っていたので、仏生嶽のピークから引返した。
今年に入って、以前から訪れていたいと思っていた神仙平。体調の良い時にと思い実行に移すと、快調に歩け奥駈けの一部 『 舟ノ垰~楊子ヶ宿小屋 』 を歩いた。
その時残った 『 明星ヶ岳~舟ノ垰 』 ・ 『楊子ヶ宿小屋~仏生嶽 』 間も当方の足でも、歩けることが分かり、先週に 『 明星ヶ岳~舟ノ垰 』 間を歩いたので、今日は最後の仕上げだ。
太尾登山口に着くと、平日の早朝にもかかわらず先着車が 6台駐車していた。
天気予報通りに青空が広がって、清々しい中をスタート。
P1434の少し手前で、左に巻いてショートカットしていく薄い踏み跡があったので、その踏み跡に入る。
獣道のような踏み跡であったが歩きやすい道で、まもなく P1434から釈迦ヶ岳への道に合流。
バイケイソウが尾根一面に広がり、新芽をつけた新緑の稜線を気分よく進む。
古田ノ森の手前で、ユックリと歩いていた夫婦さんを追い越し、古田ノ森のピークに上がり前方に全貌を現した釈迦ヶ岳に向かう。
気温はそれほど高くないが、晴天で日が照っているので体が暑かったので、「かくし水」で顔を冷やすために寄る。流れている水は細いが、勢いよく流れていた。近畿地方は 1週間前(6/8)に梅雨入りしているが、雨が降ったのはその当日と翌日の午前中のみで、その後は晴天が続いていたので、水量が少なくなっていた。しかし、何度かここにきているが涸れたのを見た事がない。
休息していた年配の単独さんは 50年通っているが、水は時々涸れることがあるとの事。
昨日の午後から入山し、孔雀覗の手前でテン泊し、今から下山するとの事。当方もテン泊をしてみたいと思っており、用具を物色中のため、テン泊のアドバイスを少し伺う。
釈迦ヶ岳山頂には、スタートしてから 1:41で到着。一部ショートカットしたがいいペースで歩けた。
山頂からは、そこそこ遠方までの展望があり、七面山の向こうには金剛山・葛城山も薄らと見えていた。
これから歩いて行く孔雀岳・仏生嶽への稜線はクッキリと青空と分けていた。
順調に進んで来て特に疲れもないので、景色を取ったのみで、三角点の横で菓子袋を広げていた年配の単独さんをあとに、先に進む。
釈迦ヶ岳からの下りは滑りやすい急下りでありロープもある。滑っても服が汚れ擦り傷程度で済むそれほど危険な所ではないが、ストックを利用しながら滑らないように慎重に下る。
一旦下りきると、名所の「馬ノ背」だ。ここからは危険地帯が孔雀覗の手前まで続く。今回で 3回目になるが、来るたびに危険の感じ方が異なる。
一番初めに訪れたときには、初っ端の馬ノ背のステンレス杭、2度目の時は鎖場、そして今回は崖横の細道。とその時々で恐怖感は異なるが、来る度に年のせいか恐怖感は増している気がする。
そんなんで、とにかく慎重に進むのでペースが遅く、なんだか体のシンドさも増す。
ややこしい場面が続くが、そのややこしい所に 馬ノ背・鉄鉢岩・空鉢岳・椽ノ鼻・両部分け・と名前の付けられた場所がある。
前回訪れた時には、一部の場所の特定が出来ずに見過ごしていたが、その後に案内表示が設置されたようなので、今回はその場所を確認しながら進んだ。
危険地帯を通過し終わった孔雀覗で、一服しオニギリでエネルギー補給する。
孔雀岳と仏生嶽は、復路で寄る事にして、横を巻いて行く奥駈道を進む。
仏生嶽への分岐を右に見ると、その先からは今回が初めて歩く道になる。
帰りの登り返しがキツイなと思いつつ分岐の少し先からドンドンと下って行く。
下り終わった所で、突然に見覚えのある楊子ヶ宿小屋の標識に出合う。小屋は尾根の右下にあり、若葉を付けた木々の下にあるので遠くからは見えない。尾根上にある標識がないと気が付かないかも。
当初予定では、そのまま引返し仏生嶽で昼食のつもりであったが、釈迦ヶ岳からココまで意外と時間がかかったのと、疲れもたまって来たので、小屋の中に入り昼食にする。
楊子ヶ宿小屋で奥駈道が繋がったので、昼食を終えると帰路に向かう。
腹を膨らまし、休息をしたので体力が回復したようで、仏生嶽への登り返しは苦も無く歩く。途中で仏生嶽の山頂に直接向かおうと奥駈道を別れたが、ヤブ・倒木が多くとても進めない。方位を修正し再び奥駈道に戻り、素直に仏生嶽への分岐から山頂に向かう。
仏生嶽の山頂は展望がないので三角点にタッチしたのみで引返す。山頂へは上を目指せば良かったが、山頂の手前は場所が広いので、てんでに歩かれているのか踏み跡がない。戻る方位を間違えないように確認しながら元の奥駈道に戻る。
孔雀岳の手前の「鳥の水」の冷たい水でのどを潤す。ここは涸れる事が多いらしいが、水は細いものの途切れずに流れていた。
ペットボトルに水を補給して、水場の横から孔雀岳の山頂に直接向かう。先ほどの仏生嶽と違ってヤブはなく倒木も少ないので、歩きやすい所を適当に進む。山頂が近付くと薄い踏み跡が現れた。
孔雀岳の山頂の先で一部展望をみて、反対側に下って行く。こちら側は岩稜があるのでルートは少しややこしいが踏み跡は濃いので問題ない。
奥駈道に合流する所には、分岐案内が設置されていた。
直ぐ先にある、孔雀覗を通過すると、その少し先からは危険地帯が始まる。復路も注意して進むが、基本登りが多いので危険度合いは少ない。
途中で単独男性とすれ違う。釈迦ヶ岳から先で出会ったのは、その男性 1人のみだった。
釈迦ヶ岳への最後の登りは大汗をかいたものの順調に登る。
孔雀覗~釈迦ヶ岳 間の危険地帯は往路の下りよりも帰路の登りの方が時間的には早かった。
無人の釈迦ヶ岳山頂で一服。今日は昼から気温が上がって来たので、いつもより水分を多くとったためか、汗を多くかき疲れがたまって来たので、少し長めの休憩をとり下山に向かう。
「かくし水」でも冷たい水でのどを潤し、ペットボトルと山専ボトルに冷たい水を補給する。
後はひたすら歩くのみ。釈迦ヶ岳の山頂と「かくし水」で休息をしていたので、誰にも会う事はないと思っていたが、古田ノ森の先で立ち止まっては写真を撮っていた単独さんに追い付いた。
往路でショートカットした所は、帰路ではコースと通りにP1434を通過して駐車地の戻る。
駐車している車は増えていたが、出発時に停まっていた車は、当方の車と あと 1台のみで、他は後から来た車であるが、帰路で山中で出会ったのは 3組のみであったが、他の人は何処に行ったのだろうか