TKM の デジカメと山歩き | 2017/5/27(土) | ☆別ウインドウで拡大表示☆ |
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晴 | |||||
七面山 | |||||
スタート:篠原林道終点 → | |||||
ルート :大峯奥駈道 オール日帰り繋ぎ 10/20 | |||||
![]() 歩いた足跡 |
![]() 歩行断面図 |
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【所在地】奈良県 | |||||
【山地系】大峯山地 | |||||
足跡のダウンロードは ( こちら ) から ※ダウンロードできない場合は こちらを参照 |
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標高 | 時間 到着/出発 |
休憩 タイム |
地名・ポイント名 | 区間 歩行タイム |
ガイド本 コースタイム |
(往)歩行 累積タイム |
(復)歩行 累積タイム |
自宅⇔現地 | (往) | (復) |
690m | 07:48 | ① 篠原林道 終点 | 1:59 | - | 1:59 | 出発時間 | 05:15 | 16:35 | ||
09:47~09:53 | 0:06 | ② 林道終点 | 到着時間 | 07:35 | 19:30 | |||||
0:30 | - | 2:29 | ||||||||
10:23 | ③ 神仙平 下方 | 片道距離 | 101 ㎞ | 98 ㎞ | ||||||
0:55 | - | 3:24 | ||||||||
11:18 | ④ 舟ノ垰 | 往復距離 | 200 ㎞(AVG= - ) | |||||||
0:42 | 0:30 | 4:06 | ||||||||
12:00~12:26 | 0:26 | ⑤ 楊子ヶ宿小屋 | ||||||||
0:20 | - | 4:26 | 0:20 | |||||||
1693m | 12:46 | ⑥ 楊枝ノ森 P1693 | ||||||||
0:46 | 1:00 | 5:12 | 1:06 | |||||||
1624m | 13:32 | ⑦ 七面山 東峰 P1624 | ||||||||
0:18 | 0:10 | 5:30 | 1:24 | |||||||
1619m | 13:50 | ⑧ 七面山 西峰 P1619 | ||||||||
0:12 | - | 5:42 | 1:36 | |||||||
14:02~14:13 | 0:11 | ⑨ アケボノ平 | ASC(総上昇)プロトレック | 1360 m | ||||||
1:13 | 1:25 | 6:55 | 2:49 | |||||||
15:26 | ⑩ 七面山 登山口 | DSC(総下降) 〃 | 1395 m | |||||||
0:58 | 0:45 | 7:53 | 3:47 | |||||||
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16:24 | ⑪篠原林道 終点 | 総上昇量(GPS) | 1440 m | |||||||
8:36 | 0:43 | 7:53 | - | 移動距離(GPS) | 20.3 ㎞ |
奈良 ⇔ 《R24》 ⇔ 《京奈和道》五条南IC ⇔ 《R24》 ⇔ 《R168》 ⇔ 《県235》 ⇔ 《篠原林道》
※ 帰路は高野辻を経由する殿野林道よりR168に合流。五条ICより京奈和道に入る
篠原林道の終点
P → 七面山登山口 → 林道終点 → 神仙平 → 舟ノ垰 → 楊子ヶ宿小屋 → 楊枝ノ森 → 七面山 東峰 → 七面山 西峰 → アケボノ平 → 七面山 西峰 → 七面山登山口 → P
少しロングコースになるので、気候・体調の良い時に歩いてみようと思っていた、神仙平から七面山に周回するルートを歩きに行く。
登山口の篠原までは自宅からは遠く、またロングコースを歩く予定なので、前夜にいつもより早く床に入った。翌朝は予定通り早く起きる事が出来、自宅を出発。
R168の大塔支所から高野辻経由で篠原に向かう予定であったが、ナビが途中でルートを勝手に変更してしまい、その先の県道235経由に案内が変わったのに気付かず、知らぬ間にR168を行き過ぎて県道235に入ってしまった。
篠原の集落を過ぎると、道は舗装されているものの、穴ボコが多く落石も多く転がっていた。パンクしないようにユックリと慎重に進む。
舟ノ川の渡渉地点手前の林道終点に着くと、先着車が 2台駐車していた。出発準備中に 2台のグループともう 1台が相次いで到着した。
舟ノ川の渡渉は、水が勢いよく流れてはいたが、水深は深い所で 数センチ位だったので、登山靴のままで問題ないが、水苔で滑らないように注意して渡る。
スタートしてから 15分程度で、林道の崩壊地点に到着。林道は完全に落ちていた。
しかし、上に巻道が作られており、ロープも見える。踏み跡を辿り巻道に入ると、高巻いて横断していく部分には、ステップが出来ておりロープもあるので注意して通過すれば問題なかった。ただし足を踏み外したり滑ったりしたら、大変な事態になるけど。
大荒れの林道で、その後も林道一面に崩土が落ちてきている場所が何個所かあるものの、通過するには支障はなかった。
七面山登山口には 1時間程度で到着。そのまま林道を進むが、その先は下り坂に変わった。
林道が大きく回り込んで下っている所はショートカットして、急坂を下った。最後の林道着地点が少し切れ落ちていたが木のある所に回って、その木を掴んで着地、時間短縮を計る。
七面谷の広い河原を横断し、その少し先で林道終点に到着。スタートしてジャスト 2時間。長い林道歩きだった。
オニギリで小腹ごしらえしてから、林道を別れ入山。
カラハツソウ谷を左に見て、樹林地に入ると、踏み跡があった。暫くその踏み跡を進むと、苔むした岩地帯に入り、踏み跡はなくなった。
危険や障害物はないので、歩きやすい所を適当に進む。地形図の等高線が広がっている所が、「山と高原地図」に神仙平となっているので、まずはその辺りを目指して進む。
傾斜がゆるくなった所に着くが、倒木が多く相変わらずの樹林帯の中で空は全く開けていない。それらしき所がないかと、少しウロウロするも、○○平と呼べるような所は見当たりそうにない。あきらめ上を目指すことにする。
舟ノ垰の鞍部を目指して、方位を左に修正し少し登ると、いきなり樹林帯を飛び出し空が広がった。
傾斜はそれなりにあるが、左右も広くズ~ッと上部の方まで開けている。何度も振り返り景色を見ながら、その急坂を登って行く。
チョウド中間ぐらいまで上がった所で、横の方から突然に声をかけられた。当方は下を向いて一生懸命に登っており、こんな所で人に会うとは思ってもいなかったのでビックリ。
八経ヶ岳から来られたという頑強そうな単独さんで、この神仙平で下から上がって来る 5人のパーティーと待ち合わせているが見なかったか との事だった。駐車場所に後から来た車 2台のグループのようだ。
その単独さん曰く、神仙平は一般的には「山と高原地図」にある場所ではなく、今いるココが一般的に神仙平と言われているそうだ。
舟ノ垰への状況を聞いて、再び登りに掛かる。
神仙平の上部を過ぎると、傾斜がますますきつくなり、足元には浮石がゴロゴロとある。しかし、その浮石が意外と足掛かりになるので、急坂ではあるものの案外に登りやすい。
神仙平の最上部から約 150mの高度を 20分ほど頑張ると、奥駈稜線の舟ノ垰に到着。
舟ノ垰の標識がないかと少しウロウロしたが見当たらなかった。位置的には間違いないのを確認してから、楊枝ノ森方面に向かう。
舟ノ垰から少しの間、二重稜線みたいになっており、ルートが少しややこしい。小さなアップダウンも多い。
この稜線歩きで、単独さん 2人とすれ違う。
目の前に楊枝ノ森が迫った時、まだ時間が早いので、楊子ヶ宿小屋まで足を延ばし、そこで昼食にする事として、楊枝ノ森を巻いて行く奥駈道を進む。
楊子ヶ宿まで直ぐかと思ったが、途中に崩壊地があったりしたので、思ったより時間がかかり、その楊子ヶ宿小屋に到着。
小屋の中に入り、さっそく昼食を取っていると、年配の単独さん・同年輩の 2人さんが相次いで入ってこられた。両者とも今日はこの小屋泊りであるが、まだ時間が早いので、七面山まで往復に行くとの事だった。
2人さんが先にスタート。単独さんもスタートしていったので当方も追いかけて行く。
楊枝ノ森への登りの所で、巻道経由で七面山に向かわれた単独さんを見送って、バイケイソウ畑の中を楊枝ノ森の山頂を目指して登って行く。
100mほどの高度差があるが、雰囲気の良い登りだったので、大した苦も無く山頂の到着。2人さんが先着されていた。
楊枝ノ森山頂は、遮るものがないので景色抜群、今日は天気も良いので可成り遠くまで展望があった。
2人さんに続いて当方も七面山に向かう、踏み跡は殆どない。初めは明確な尾根なので問題なかったが少し下ると、二重尾根があったりして、少しウロウロするも、方位さえ捉えておけば何処から向かっても良い。
先行していた 2人さんは地図読みをしながらユックリと歩いていたので、途中から当方が先行した。
一旦鞍部に下ると、踏み跡らしきものが斜面に続いていたので、その踏み跡に入る。すると、何に滑ったか足を下にして左の尻から数メートルほど斜面を滑り落ちた。下草が多く滑落するほどの斜面でもなかったので幸いだったが、危うい所だった。
滑り落ちた所まで登り返し、再び斜面の踏み跡らしき所を進むが、なんだかおかしい。七面山の西峰と東峰の間に出る筈なのにこのままいけば遠ざかって行きそうだ。急坂ではあるがそこで西峰と東峰を結ぶ尾根に登る。
登り切った所が、両峰間の鞍部だった。東峰方面に戻ると奥駈道への案内表示があった。本来はココに出る筈だったが、明確な踏み跡はなかったがな。
七面山 東峰は殆ど展望はない、アケボノツツジが 2本満開を迎えていたのみ。
引返し、西峰方面に向かうと、初めに単独さん、少し先で 2人さんに出合う。何れもルートを外して適当に上がって来たとの事。2人さんは当方と同じルートを取られたようだった。
下草が伸びてきているのでややこしかった。
西峰はそのまま通過点し、アケボノ平に向かう。前回に来た時のイメージではアケボノ平は西峰からほんのチョイの印象であったが、なんだかドンドン下って行く。
帰りの登り返しがシンドイなぁーと思いながら下っていると、突然に前方に広い原っぱが出現。アケボノ平に到着だ。
正面に釈迦ヶ岳・孔雀岳・仏生嶽、左に切り立った東峰を見ながら、しばし休息。これからあとの西峰への登り返しがシンドイが足を延ばしてよかった。
暫くその景色を見ながら、水分補給をして、西峰への最後の登りに掛かる。
100mほどの登りであるが、この登りで今日の登りはお終い と思うと、案外に足が軽い。そんなんで、間もなく西峰に戻る。
ココで、楊子ヶ宿から前後して歩いていた単独さんと別れ、七面尾の下りに入る。
尾根上に咲いている満開のシャクナゲを見ながら、尾根上にトグロを巻いている木の根っこに往生しながら下って行く。
七面尾鞍部で七面尾を別れ林道登山口に下って行く。ルート上には杉の落ち葉が積もり落ちており、ルートが分かり辛い所が多くある。ルートを見失わないように、シッカリと確認しながら進む。
そんなんでルートを外すことなく、無事に林道に着地。
七面山登山口から、荒れて歩きにくい林道を標準タイム 45分の所を 1時間かかって、駐車場の戻り、今日の長かった行程を終える。
帰路は、高野辻を経由する殿野林道に入るが、暫く行くと「崩土のため 通行止」の看板が道路の脇に立てかけてあった。バリケードはなかったのでそのまま進んだ。道路の一部に崩土があったものの、通行には全く支障はなかった。
この看板は、高野辻の反対側にも立てかけてあった。通行止でもないのに紛らわしいがな。
その高野辻で、今日歩いた「神仙平・七面岳」方面を見て、帰宅した。
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