TKMデジカメ山歩き 2016/9/1(木)
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白山(大汝峰・御前峰)
スタート:別当出合 →
ルート :↑観光新道、↓展望歩道・砂防新道
日本100名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】石川県・岐阜県
【山地系】両白山地
 
白山(御前峰)
 Ⅰ△2702.14m (白山)
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※ダウンロードできない場合は こちらを参照
 
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ヤマプラ
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (移動)
1210m  05:08   ① 別当出合 駐車場 1:07 1:40 1:07   出発時間 17:15 16:30
   06:15~06:20 0:05 ② 別当坂分岐 到着時間 05:00 21:10
2:22 3:10 3:29  
   08:42~08:58 0:16 ③ 室堂 片道距離 276 ㎞ 91 ㎞
0:51 1:05 4:20  
2684m  09:49~09:58 0:09 大汝峰 P2684 往復距離 644 ㎞/avg. -
1:09 1:10 5:29  
2702m  11:07~11:39 0:32 白山(御前峰) △2702.1 【車中泊地】北鯖江PS
0:18 0:30 5:47 0:18
   11:57~12:49 0:52 ⑥ 室堂 (着)21:00 (発)03:30
0:12 0:10 5:59 0:30
   13:01   ⑦ 展望歩道分岐 【移動】→道の駅;瀬女
1:01 1:20 7:00 1:31
   14:02   ⑧ 南竜山荘 ASC(総上昇)プロトレック 1640 m
0:39 0:35 7:39 2:10
   14:41~14:49 0:08 ⑨ 甚之助避難小屋 DSC(総下降) 〃 - m
1:28 1:20 9:07 3:38
   16:17   ⑩ 別当出合 駐車場 総上昇量(GPS) 1577 m
  11:09 2:02   9:07 11:00     移動距離(GPS) 20.8 ㎞
 
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アプローチ
 

【往路】
奈良 → 《R24》 → 宇治西 IC 《京滋バイパス・名神・北陸》 福井北 IC → 《R416・R157・県33》 → 別当出合

【移動】
別当出合→ 勝山市内(入浴・スーパー買出し・夕食) → 「道の駅 瀬女」


※ 車中泊地 《北陸道 『北鯖江 PA』》
※ 高速料金 《宇治西→福井北》=¥3,370(深夜割引)
※ 温泉入浴 「勝山温泉センター水芭蕉」=¥650
駐車場
  別当出合 下段の駐車場
ルート
  P → 別当出合 → 《観光新道》 → 別当坂出合 → 殿ヶ池避難小屋 → 黒ボコ岩 → 室堂 → お池めぐり分岐 → 大汝峰 → 巻道の合流点 → お池めぐり分岐 → (白山)御前峰 → 室堂 → 展望歩道分岐 → 《展望歩道》 → アルプス展望台 → 南竜山荘 → 南竜道分岐 → 《砂防新道》 → 甚之助避難小屋 → 中飯場 → 別当出合 → P
記録
  今年の大阪の 8月の猛暑日は 23日もあった。これは 1983年の統計開始以来、最多日数を更新したとの事。そんな暑さの中、とても山歩きをする気力が生まれず、ズーッと自宅待機をしていた。
その長かった猛暑日も 26日(金)で終わったが、その週末は迷走台風 10号が Uターンしてきている。

8月も終わり9月になろうとしているが、久しぶりに山歩きに出かける。
今回は、どうなるか分からないが、車中で 2泊し 2日間の山行に初挑戦だ。
1日目は 白山の大汝峰、2日目は少しお手軽な白山釈迦岳を予定した。

別当出合は週末はマイカー規制があるので、今回も平日に行く事にした。


8月の最終日(31日)の夕方に自宅を出発。R24沿いのスーパーで明日の朝・昼食と行動食の買出しとフードコートで夕食をし、スーパーになかったサンドイッチをコンビニで購入してから、宇治西 ICで京滋バイパスに乗る。
車中泊地の北鯖江 PAには 21時に到着。そこから現地まで少し遠いが、当日は平日なので高速料金の深夜割引を適用さるため、高速のPAで車中泊することにした。

3時に目覚ましをかけ睡眠に入るが、例によって中々眠りに入れず、ウトウトとするのみ。結局深い眠りに入れず、アラームの鳴る 3時前に起きた。
24H営業のPAの売店でコーヒーを購入しサンドイッチとオニギリの朝食。予定より早目に現地に向かう。

いつも迷う勝山市内で今回も少し迷ったが、深夜・早朝のため快適に走れ、別当出合の駐車場には 5時前に到着する事が出来た。
県道沿いの駐車場は満車のため、下段の大駐車場に行くと、一番手前が空いていたので何も考えずにそこに駐車。後で分かった事だかそこはタクシー専用の駐車場だった。


到着時はまだ暗く、ヘッ電を付けてスタートして行く人もいたが、準備中にうす明るくなってきたので、明かりは必要なくスタートする。
下の段に駐車場すると別当出合まで、余分に数十メートル登らなければならない。

別当出合の鳥居を潜り、左の観光新道に向かう。
無風であるが気候が丁度良いので、急坂の上りを大汗をかくことなく別当出合からジャスト 1時間で、越前禅定道との出合の別当坂分岐に到着。そこでオニギリを食し一服。

小腹を満たし、尾根登りに入ると所々で展望が開けたが、そこから見える景色には、あいにくと高い山頂方面にはガスがかかっていた。
仙人窟の手前で同年輩の単独さんに追い抜かれる、可成り健脚な人のようでそれ以降見かけることはなかった。

前方の上方に殿ヶ池避難小屋が見えると、男性 2人がこちらの方を見ているのが仰ぎ見えた。
その避難小屋に着くと、先ほど見えた人はすでにスタートされていなかった。一昨年(2014-7-21)ココを通過した時は、小屋の建て替え中で何もなかったが、男女のトイレのある立派な小屋が出来ていた。
小屋の前は展望が良いので、パノラマ写真を撮り暫く景色を堪能。

その後も順調に進み、黒ボコ岩に付くと、単独さんが岩に乗っていたので当方も入れ替わりにその岩に登り、下界を俯瞰する。

黒ボコ岩のすぐ上の、木道が通っている弥陀ヶ原を抜け、暫く急な坂を登ると室堂の建物が突然目の前に現れた。建物の中を通り抜け、工事中の神社の前のベンチで暫く休憩。ここでもオニギリを小腹に入れる。
別当出合から、この室堂まで 3時間27分 まずまず順調に来れた。

神社の横から山頂方面に 100m程進むと、大汝峰への分岐があったので、そこで左折。
ガレた登りを 25分程ダラダラと登り、雪の残っている千蛇ヶ池を右に見て、その先の御前峰への分岐を右に分け、直ぐ先で大汝峰下の分岐に到着。往きはここから直接大汝峰に登り、反対側へ下り巻道からここに戻る予定で、山頂に向かう。

大汝峰下の分岐から 15分程で大汝峰の山頂に到着。
南北にフラットな山頂で、南端には石垣でブロックされた大汝神社があり、北の端には、同じく石垣でブロックされた避難小屋があった。

避難小屋から北側に七倉山が見えたので、進みかけたがルートが見当たらない。辺りを見回すと右手後方から下って行く道が見えたので、そこまで戻り七倉山方面に下って行くと、巻道分岐の表示があった。
殆ど高低差のない巻道を右下に明日登る予定の白山釈迦岳を見下ろしながら進み、少し登りにかかると、先ほど別れた大汝峰下の分岐に戻る。山頂での休憩 9分を含め一周 53分だった。

お池をめぐりながら、白山の主峰 御前峰に向かう。御宝庫と天柱石の間の鞍部を目指して、ガレたルートを 60m程登ると、その鞍部に到着、少し横に移動すると、御前峰に到着だ。
少し前からガスが湧き出し、山頂の北・東側はガスに覆われて視界ゼロの状態、北アルプスも当然見えなかった。
山頂付近をウロウロしながら、ガスが飛ぶのを待ったが、濃くなるばかりだったのであきらめ、下山に向かう。

下りは早く 20分弱で室堂に到着。丁度お昼時であるが、平日のため人は少なくベンチは半分以上空いていたので、ベンチを1つ独占し昼食。
昼食後にコーヒーとコンビニで購入したカスタード入りドーナッツでマッタリと休憩。

下山道は予定通りの「展望歩道」に向かう。平瀬道を別れ展望歩道に入り、ダラダラと下って行くと、左側に展望が開け、平瀬道の尾根や白水湖も見え、山頂からはガスで見えなかった三方崩山も顔を覗かせていた。
下りの傾斜がキツクなり、暫くそんな状態で下るとアルプス展望台に到着。展望はかなり良いが、残念ながらアルプスは雲の中でそこまでの展望はなかった。

その先、少し荒れ気味の足元を注意しながら下り、左前方の下方に南竜ヶ馬場野営場の建屋や正面に別山を望みながら下り、南竜山荘の分岐に到着。
南竜道を砂防新道に向かいダラダラと登って行くと、南竜道分岐の少し手前で、展望台があった、昨年ここを通過した時はガスで何も見えなかったが、今日は展望が開けている

南竜道分岐で砂防新道に乗り、そこから少し下った甚之助避難小屋で、トイレと水分休憩。
登りは弱いが、下りはそれなりに歩けるので、途中何人も追い越し中飯場に到着。ここでは冷たい水で顔と首を冷やし、引き続き下山に向かう。

途中でトレランの単独若者に抜かれ、無事別当出合に到着。
駐車場まで下り、駐車場から県道に出ようとすると、駐車場までのアプローチ道路上には多くの車が路駐していた。駐車場が満車になり停められなかったようだ。


下山後、勝山に移動し「勝山温泉センター水芭蕉」で汗を流し、勝山市内のスーパーで明日の朝・夕食と寝酒のビールを購入し、夕食を取り、次の車中泊地の「道の駅 瀬女」に移動。

⇒ 2日目の記録 白山釈迦岳
 
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別当出合 下段の駐車場



暗くて様子が分からず、空いていた一番手前に駐車した。そこは後で分かったが、タクシー用の駐車場だった。

下山すると、アプローチ通路にも多くの車が路駐していた。

別当出合
駐車場からここまでの登りが、案外にシンドかった。

鳥居を潜り、今日も左の「観光新道」へ進む

別当出合から 1㎞、室堂まで 5㎞ まだまだ遠いな

右手が開けると、山頂方面はガスっているようだが、今日の天気予報は晴。

ダケカンバが迎えてくれた

別山方面 (と思う)、山頂はガスっていて特定できない

別当坂分岐 越前禅定道に合流
ここでオニギリ休憩

別当坂分岐より①
小腹を満たしスタート。
山頂方面のガスは無くなったぞ
中央ピークは「馬のたて髪」あたり、白山はまだ先で見えない

別当坂分岐より②
別山もガスが消えてきた。
チブリ小屋も見えている

別当坂分岐より③
勝山方面だろうか?、雲海に沈んでいる

別当坂分岐より④
チブリ小屋のアップ

右下の別当谷には、林道か工事用道路だろうか、こんな奥深い所まで伸びている

朝日が眩しくなってきた

仙人窟の岩くぐり
室堂まで 3㎞表示

左手に、あした登る予定の白山釈迦岳が青空に映えていた、工事用の荷揚げヘリも

白山釈迦岳の全景

チブリ尾根と手前の尾根には、下山時に歩く予定の「砂防新道」が通っていると思うがルートは見えない

お花畑かな

殿ヶ池避難小屋
2年前(2014-7-21)は工事中で何もなかったが

07:30 殿ヶ池避難小屋の前からのパノラマ

殿ヶ池避難小屋の内部
トイレも男子用と女子用があった

殿ヶ池避難小屋より①
歩いてきた尾根
左下が別当出合

殿ヶ池避難小屋より②
まだ白山は見えてこない

殿ヶ池避難小屋の全景

甚之助避難小屋と油坂ノ頭から別山へ続く稜線

馬のたて髪

手前が砂防新道が通る尾根
甚之助避難小屋も見える

蛇塚

黒ボコ岩

08:21 黒ボコ岩の岩の上に登って

白山 御前峰がようやく見えてきた

弥陀ヶ原
登山道ではなく白山登拝道
白山は三大霊峰の一つ

室堂に到着
スタートして、3時間34分かかった

ベンチでオニギリを小腹に入れ、エネルギー補給し、先に進む

大汝峰も見えてきた

千蛇ヶ池
まだ雪が融けずに残っていた

お池めぐりの案内板

大汝峰下の分岐

大汝峰の山頂に到着

大汝神社
石垣でブロックされている

大汝峰より①
剣ヶ峰と御前峰、ここからは翠ヶ池の全景が見える

大汝峰より②
お花松原方面 行ってみたいが、鞍部から 350mも下る。登り返しが大変

大汝小屋
ココも石垣で厳重にブロックされているが、緊急時以外立入禁止とある

大汝峰の山頂
山頂は南北に長細い
真っ直ぐ七倉山方面に行きかけたが道は無く、見渡すと右方向から下る道が見えた

巻道の合流点
真っ直ぐ行くと七倉山・四塚山
左に大汝峰を巻いて、御前峰に向かう

大汝峰の巻道より①
ナナカマドの実
右は、七倉山から白山釈迦岳への尾根

大汝峰の巻道より②
ハイマツの中を通り抜ける

大汝峰下の分岐 に戻って来た
山頂での休憩 9分を含み、一周 53分だった

ヘリが工事用資材をピストン輸送していた
登山道を修復しているようだ

血ノ池にガスっている御前峰がかすかに写り込んでいる

御池めぐり 案内板

翠ヶ池と剣ヶ峰

干上がりかけている油ヶ池と御前峰

御宝庫(手前のピーク)と天柱石(次のピーク)の間の鞍部に登り返す

天柱石

白山釈迦岳が下方に見える

白山 御前峰 山頂に到着
裏側(北・東方面)はガスって展望は無くなってしまった

スマホで自撮り

白山 御前峰 山頂より①
山頂はボチボチの賑わい
神社の屋根を修復中であった

白山 御前峰 山頂より②
南竜ヶ馬場野営場から油坂ノ頭・別山に続くルートが見える

白山 御前峰 山頂より③
油ヶ池(左)と紺屋池(右)。
正面の大汝峰は低く見えるが、18mしか変わらない

白山 御前峰 山頂より④
室堂に向かって下山に向かう。
奥には別山が控えている

室堂まで戻って来た
下りは早い

室堂にて昼食
今にも弾けそう

昼食を終え下山に向かう
ルートは予定通り「展望歩道」に向かう。
山頂はガスに包まれてしまった

「展望歩道」分岐
ここで平瀬道を別れる

別山方面に向かって進む

ハイマツの中の道

展望歩道

ガスが消え三方崩山がようやく顔をだした

南竜ヶ馬場野営場の建屋と 油坂ノ頭へ続く道、奥には別山
 

13:32 アルプス展望台より

アルプス展望台

柳谷
南竜ヶ馬場まで 1㎞

南竜山荘分岐
室堂から 1時間13分、長かった

南竜ヶ馬場
油坂ノ頭と別山

エコーライン分岐
 

14:18 南竜道 展望台より

南竜道 展望台①
昨年ここを通った時はガスで何も見えなかったが、今日は良く見える

南竜道 展望台より②
眼下に甚之助避難小屋。中央右に越前禅定道の途中にある六万山、その左下は別当出合の駐車場か

南竜道分岐

甚之助避難小屋
トイレと水分休憩

あとひと踏ん張り、頑張って下山に向かう

中飯場
冷たい水で顔と首を冷やす

もう少し頑張れば

吊橋

別当出合に無事下山
行動タイム 11時間を超えた
 
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山で出会った 花・生き物
 
 
 
 

やまははこ(山母子) キク科
 
 
 





まつむしそう(松虫草)
マツムシソウ科





ななかまど(七竈)
バラ科

しらたまのき(白玉の木) ツツジ科





いわぎきょう(岩桔梗)
キキョウ科





こけもも(苔桃)
ツツジ科

くろまめのき(黒豆の木) ツツジ科
 
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