TKMデジカメ山歩き 2017/5/20(土)
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明神岳笹ヶ峰千石山赤倉山
スタート:大又 ⇔
ルート :
明神岳=関西100名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県・三重県
【山地系】台高山地
 
 
 
千石山 足跡のダウンロードは ( こちら ) から
※ダウンロードできない場合は こちらを参照
 Ⅲ△1380.49m (蓮1)
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
670m  07:02   ① 大又林道 P 1:36 - 1:36   出発時間 05:15 15:15
   08:38   ② 前山 到着時間 06:50 17:40
0:19 - 1:55  
1432m  08:57   明神岳 P1432 片道距離 66 ㎞ 68 ㎞
0:25 0:30 2:20  
1367m  09:22   笹ヶ峰 P1367 往復距離 133 ㎞(AVG= - )
0:28 50 2:48  
1380m  09:50~09:58 0:08 千石山 △1380.5  
1:08 1:25 3:56  
1394m  11:06~11:14 0:08 赤倉山 P1394  
1:06 1:20 5:02 1:06
   12:20~12:51 0:31 ⑦ 千石山  
0:27 0:50 5:29 1:33
   13:18   ⑧ 笹ヶ峰 ASC(総上昇)プロトレック 1415 m
0:45 1:00 6:14 2:18
   14:03~14:08 0:05 ⑨ 明神平 DSC(総下降) 〃 1385 m
0:58 0:45+ 7:12 3:16
   15:06   ⑩ 大又林道 P 総上昇量(GPS)eTrex 1651 m
  8:04 0:52   7:12 -     移動距離(GPS) 〃 17.6 ㎞
 
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アプローチ

奈良 ⇔ 《R24》 ⇔ 《県14》 ⇔ 《R166》 ⇔ 《県219》 ⇔ 《R166》 ⇔ 《県16》 ⇔ 《県220》


駐車場

県道220終点にある 大又駐車場


ルート

P → 前山 → 明神岳 → 笹ヶ峰 → 千石山 → 赤倉山 → 千石山 → 笹ヶ峰 → 明神岳 → 明神平 → P


記録

大又から赤倉山へのロングトレールだ。

距離的には当方にも問題ない距離であるが、折り返し点になる赤倉山と千石山との間は、千石山から 180m下ってから赤倉山に 190mの登り返しの、往復がある。
中間の鞍部にはアップダウンもあるので、その間の往復で 累積高度は 400mほどある。折り返し点のこの高度差はキツイ。

そんなこともあり、千石山までは過去に歩いた事はあるが、その先になる赤倉山へは今回が初めて。山歩きには今が一番いい季節で、このところ体調が良ければ結構歩けるときがあるので挑戦してみる事にした。


ロングトレールのため、少し早く起き自宅をスタート。
現地の駐車場には 7時前に到着したが、既に先行車が 10台駐車していた。週末で、今日は好天に恵まれるとの予報なので多いのかな。


朝早いので、まだ気温が上がっていなく肌寒いくらいであるが、林道を登って行くと、汗が出始める。
先週、最初から頑張って歩いたので大汗をかいてシャツがずぶ濡れになったので、今日は少し押さえながら歩く。
林道の折り返し点から、山道に入り少し進むと最初の渡渉点だ。このところの好天からか水量はそれほどでもない。飛び石で渡渉し左岸に渡り、すぐ先で渡り返す。
10分ほどで再び左岸に渡渉、左岸側を少し遡ってから右岸側に戻る。
本流の渡渉は この 4回のみ。水量はそれほどでもなく飛び石する岩が乾いていたので、ロープを利用しなくても楽々渡渉できた。

途中の山道から見る明神滝は、伸びてきた木々の新緑に遮られて全容は見えないが、やはり落ちてきている水量は少なめのようだ。

高度 1200m付近で山腹を折り返し、その先で尾根を回り込む所で時間短縮のため前山へ直登する。
傾斜はそれなりにあるが、足元が良く障害物もないので、ドンドンと登って行く、所々に踏み跡もある。
山道を別れてから前山まで 高度差 200mほどを 22分で登りきる。スタートしてから 1時間36分、いいペースで来た。

押さえて歩くつもりであったが、前山への直登に入り自然に頑張って歩いてしまったので、シャツが相当濡れてしまった。この先暫くは大汗をかくようなキツイ登りはないのでハンカチでシャツの汗を吸い取る。

三ツ塚から明神岳へダラダラと登って行くと、青空の下に遠く大峯の稜線、大普賢岳のギザギザも見える、今日は天気が良く展望がきく。
ピークの明神岳をそのまま通過し、少しガレた所を下ると、雰囲気の良いブナの森に入る。広い所なので方向を間違いないように、踏み跡・テープを確認しながら進む。

登りに掛かり、登りきると広ピーク(1380m)なのでそのまま直進すると、なんだかルートが怪しい。方位を確認すると、案の定、方位違い。方位を修正し少し下ってから登り返すと笹ヶ峰だ。
笹ヶ峰は先ほどのピークより 十数メートルほど低い。このピークも広く雰囲気の良い所であるが、方向を間違えやすい所である、ガスが出たら要注意だ。

下る尾根を確認し、その尾根を下ると次第に細尾根になる。下りきった所が瀬戸越と思われるが、表示もなくそれらしい雰囲気の所も特になかったので、位置は不明。
細尾根にあるコブを幾つか越えて、大きく登り返すと千石山だ。

千石山の三角点の横で、今日最初の小休止。ここまでは以前往復(2013-7-6)したことがある。
オニギリでエネルギー補給してから、試練の赤倉山に向かう。

尾根上を降下点まで進む、短い尾根上の移動であるが、岩稜・アップダウンで少しややこしい。そんな地帯を抜けると、崩れかけた小さなケルンが尾根の中央にあった。その右にテープがいくつかある、そこが尾根別れの降下地点。
そのまま尾根を真っすぐに行くとシャッポ山方面だ。その方向から人の声が聞こえた、キャンプでもしているのかな。
千石山の尾根からの下りは角度のある下りであるが、ルートはジグザグになっており、下が乾いていることもあり滑ることは少ないので下りは快適だ。150mの下りも 10分ほどだった。

下りきった所が、千石山と赤倉山の最鞍部。その先小さなコブを幾つか越えて赤倉山への登りに掛かる手前で同年輩の単独さんとすれ違う。当方と同じルートで大又を 70分早くスタートしたとの事、似たような好き者がいる。
少し登ると展望尾根が一部にあり、そこからも遠く大峯の稜線まで見る事が出来た。
山頂直下のシャクナゲ地帯は、シャクナゲの中にルートがあるので、問題なく通過。そのシャクナゲは最盛期で大きな花が多く咲いていた。

赤倉山への登りは厳しいと覚悟していたが、展望尾根やシャクナゲの花などのメリハリがあったため、すんなりと登りきる。
赤倉山の狭い山頂ピークには、小さな手作りの表示があるのみで、他にこれが山頂 というようなものが何もない、立木が多いため展望も望めない。
この赤倉山には、1昨年(2015-10-10)に反対方向から訪れた事があるので、とりあえず台高の縦走路の一部が繋がった。

昼食には少し早く、千石山への登り返しをこなしてから、ゆっくりと昼食を取りたかったので、水分休憩を取ったのみで引返す。
その千石山への登り返しは、やはりキツカッタ。先ほどの下りではそれほど急下りと感じなかったが、下から登るとかなりの急坂だ。
フーフーと云いながら途中で立ち止まることなく何とか尾根に登りきる。

尾根を千石山に移動し始めると、途中で 11名の団体さんが休憩していた。賑やかに歓談していたので聞けなかったが、どんなルートで来たのかな。年配の女性も混じっていたが。
この団体さんは健脚な団体さんで、明神平で追いついた時に東屋を当方より 5分速くスタートして行ったが、明神滝で休憩していた所でようやく追いつき、駐車場で帰り支度していたら直ぐに戻ってこられた。

千石山の三角点で遅くなった昼食。
気温が上がり、汗を多くかいたためだろうか、口がカラカラでオニギリがすんなりと喉を通らない、水と一緒に流し込む。何だか胃も少しムカムカした。
食後のコーヒーとスイーツをユックリ食べると、胃のむかつきと喉の渇きも解消された。

笹ヶ峰は、目立った標識はないので気付かないうちに通過してしまった。
往路で迷いかけた 1380mのピークは帰路でも迷いかける。広い所なので降下場所が分かりづらい。

明神岳への登りも、この登りが最後の登り と思うと、気が楽でアッサリと登りきる。
そのまま通過して、三塚の手前でショートカット道に入り。明神平に下る。

明神平の東屋をスタートしていった団体さんに入れ替わり一服。水分休憩を取る。
5分ほど休憩してから下山に向かう。
少し下の水場で、今度は冷たい水でのどを潤す。少し水腹になったか。ペットボトルの水も冷たい水と入れ替える。

後は、ひたすら下って行く。
途中で大きな荷物を背負ったグループ・単独さんと多くすれ違う、10組近くすれ違ったかな。今日・明日とこの週末は天気が良いので明神平でテン泊かな。

駐車場に戻ると、端の方まで車が停まっていた。今日はテン泊の人を含め多くの人が入山しているようだ。

 
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大又林道(県道220)の駐車場

到着時に先着車は 10台
天気の良い週末なので、出足が早い

県道終点

林道を別れた所
舗装林道は左に折り返している、その折り返し点を直進し山道に入る

最初の渡渉点
右岸から左岸に渡る。

すぐ上で、左岸から右岸に渡り返す

3番目の渡渉点
再び左岸に

少し左岸側を遡り、右岸に渡り返す
本流の渡渉はココまで、渡り返しを含めて 4回

下から見る明神滝
木に隠れてほとんど見えない

少し上からの明神滝

バイケイソウが登山道の脇に咲き始めていた

ココで登山道を別れ前山への直登りに入る

樹木の密な所もあるが、障害ににはならない

大岩の上から木が生えている

岩の隙間に根を生やし、ソコソコの大きさに育っている

前山に到着
スタートして 1:36 ココまではいいペースで上がってこれた

正面に今から向かう明神岳、左は桧塚方面

水無山
あしび山荘の屋根が小さく見えている

三ツ塚

明神岳への尾根
ミツバツツジの紫が目立っていた

明神岳
今日の最高地点

桧塚分岐
ココは台高縦走路を直進

左端に日出ヶ岳、右奥に大峯の稜線まで見えていた。
中央は白鬚岳

笹ヶ峰

この辺りが瀬戸越だけど

正面に千石山が見え始めた

千石山 三角点
今日初めての小休止、オニギリでエネルギー補給

千石山より
木間から赤倉山が見えたが、まだ遠いな

シャクナゲが満開

縦走路は右の斜面に急降下する。
真っ直ぐ尾根を進むとシャッポ山へ

急下りを終え最初のコブ、この先もコブを 3ッツほどアップダウンする。

10:49 赤倉山への最後の登りの途中① 展望が開けた尾根より

10:57 赤倉山への最後の登りの途中② 展望が開けた尾根より

右奥に迷い岳、左手手前はシャッポ山

赤倉山の山頂直下のシャクナゲ

赤倉山 山頂に到着
展望は殆どない

赤倉山 山頂
一服し水分補給してから、引返す

シャクナゲ地帯

これから戻る千石山(左端)

千石山へ登り返す急登の途中より、写真では伝わらないがキツイ傾斜。

尾根に上がった所。
シンドイ登りだった

千石山 三角点の戻る
この横で昼食。汗を多くかいたためだろうか最初は食事が喉を通りにくかった


昼食を終え、千石山を後に


薊岳(右)と木ノ実矢塚

12:54 千石山からの下りで、これから戻る笹ヶ峰・明神岳方面

これから戻る笹ヶ峰(左のピーク)

笹ヶ峰北側の広いブナの森
癒される場所だ

1380mのピーク
広い所で方向を見誤りやすい
往・復 とも少しウロウロ

癒しの森

大普賢岳(右奥)と白鬚岳(中央)

明神岳
登りはココまで、一安心

三ツ塚に寄らず、ショートカット道に入る

前山

あしび山荘が見えてきた
左は国見山

明神平 東屋より
前山と三ツ塚

明神平を後に下山に向かう

水場
暑かったので、ココの冷たい水を飲み、ペットボトルの水も入れ替える

林道手前

県道終点にある登山ボックス

無事駐車場に帰還
駐車場の端までいっぱいになっていた。
この時間になっても多くの車が残っている

下山途中に大きなザックを背負ったグループ・単独さんと 10組近くすれ違った。
 
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