TKM の デジカメと山歩き | 2018/2/17(土) | ☆別ウインドウで拡大表示☆ |
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曇 | |||||
明神岳・桧塚奥峰・桧塚 | |||||
スタート:大又林道終点 P ⇔ | |||||
ルート : | |||||
明神岳・桧塚=関100名山 | ![]() 歩いた足跡 |
![]() 歩行断面図 |
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【所在地】奈良県・三重県 | |||||
桧塚(奥峰)は三重県側 | |||||
【山地系】台高山地 | |||||
桧塚 | 足跡のダウンロードは ( こちら ) から ※ダウンロードできない場合は こちらを参照 |
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Ⅲ△1402.17m (蓮2) | |||||
標高 | 時間 到着/出発 |
休憩 タイム |
地名・ポイント名 | 区間 歩行タイム |
ガイド本 コースタイム |
(往)歩行 累積タイム |
(復)歩行 累積タイム |
自宅⇔現地 | (往) | (復) |
680m | 08:26 | ① 大又 駐車場 | 0:30 | - | 0:30 | 出発時間 | 06:20 | 15:20 | ||
08:56 | ② 林道終点 | 到着時間 | 08:15 | 17:30 | ||||||
1:18 | 1:15 | 1:48 | ||||||||
10:14~10:22 | 0:08 | ③ 明神平 | 片道距離 | 66 ㎞ | 66 ㎞ | |||||
0:28 | 0:35 | 2:16 | ||||||||
1432m | 10:50 | ④ 明神岳 P1432 | 往復距離 | 133 ㎞(AVG=15.4) | ||||||
1:00 | 1:05 | 3:16 | ||||||||
1402m | 11:50 | ⑤ 桧塚 △1402.2 | ||||||||
0:19 | 0:20 | 3:35 | 0:19 | |||||||
1420m | 12:09~12:16 | 0:07 | ⑥ 桧塚奥峰 | |||||||
0:20 | 1:15 | 3:55 | 0:39 | |||||||
12:36~12:55 | 0:19 | ⑦ 判官平(昼食地) | ||||||||
0:57 | 4:52 | 1:36 | ||||||||
13:52~14:07 | 0:15 | ⑧ 明神平 | ASC(総上昇)プロトレック | 1105 m | ||||||
0:42 | 0:45 | 5:34 | 2:18 | |||||||
14:49 | ⑨ 林道終点 | DSC(総下降) 〃 | 1095 m | |||||||
0:18 | - | 5:52 | 2:36 | |||||||
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15:07 | ⑩ 大又 駐車場 | 総上昇量(GPS) | 1601 m | |||||||
6:41 | 0:49 | 5:52 | - | 移動距離(GPS) | 14.6 ㎞ |
奈良 ⇔ 《R24》 ⇔ 《県14》 ⇔ 《R166》 ⇔ 《県16》 ⇔ 《県220》 ⇔ 大又林道 P
県道220の終点にある駐車場
P⇔ 明神平 ⇔ (前山←) ⇔ 明神岳 ⇔ 桧塚奥峰 ⇔ 桧塚 【往復】
※ 桧塚奥峰・前山は復路で寄る
道路は、大又の集落まで完全にドライで、道路横にもほとんど残雪もなかったが、集落から先は除雪されていないので所々で残雪があり、その残雪が凍っていた。
少しお尻を振られることもあったが、登りなので滑ることもなく、難なく駐車場に到着した。(帰路は滑りまくりで、危険イッパイだった→後述)
先着車は 4台、うち 2台は準備中の人で、先行してスタートして行った。先着車は 3台がスバル、1台がマツダだった。何れも 四駆スタッドレスでチェーンは付けていなかった。当方の車も同。
駐車場も凍っており、滑るのでアイゼンを装着してスタート。
スノーシューを担いでいるので重たい。凍った林道をアイゼンでガリガリ言わせながらユックリと登って行く。
ダラダラと歩いていたが途中で、駐車場から先行した 2組(5人グループ、夫婦さん)に追い付いてたので、先行させてもらう。
このところ降雪がなかった模様で、ルートは完全に踏み固められていた。そんな山道をアイゼンを効かせながら頑張って登って行く。
日は照っていないものの、気温は緩んできており風もないので汗をかく。最初の渡渉点を超えた所で、インナーのフリースを脱いだ。
明神滝は完全氷瀑に近いほど凍結していた。氷結した明神滝を見るのは初めてだ。
氷結している氷の塊が、薄青色で中々の見ごたえだ。絞りを変えながら写真を撮るも、残念ながら撮った写真にその薄青色は表現できていなかった。
明神滝の上からはジグザグに山の斜面を上がって行くが、所々にあるショートカットのトレースを利用した。が、トレースと間違い急登の所を登ってしまい途中で四苦八苦、往生する場面もあった。
稜線近くなると、風が吹き始めた。早くも下山してきた人がいたので聞くと、風がすごかったので下山して来たとの事。
明神平に上がると、先ほど出会った人の言う通り爆風が吹いていた。
一瞬、撤退もちらついたが時間も早いし、この先特に危険な所もないので予定通り桧塚に向かう事にする。
天理小屋の横で、爆風を避け、アイゼンからスノーシューに履き替えて、爆風に向かってスタート。
フカフカの新雪ではないが、積雪量はタップリとある。表面は固く締まっているが積雪量が多い為、スノーシューでも少し沈む。トレースを見ると、先行者が数名いるようだが何れも壺足で、可成り深い壺足の後も見受けられた。
スノーシューでルンルンと歩くも、稜線上などで風の通る所は、爆風が吹き荒れ寒い。
尾根上の通過点のような明神岳を過ぎ、その先で尾根を別れ桧塚方面に折れると、爆風は吹かなくなった。
快適に雪上をスノーシューで漫歩する。
桧塚奥峰の手前で、先行者だった単独さんと 2人さんが戻って来たのに続けてすれ違う。何れもアイゼンを履かれていた。
桧塚奥峰の分岐で、その桧塚奥峰は帰路に寄ることにして、三角点のある桧塚に向かう。
先ほどの先行者は桧塚奥峰から引返したようで、その先トレースはなかった。
マナコ谷ルートへの分岐のある主稜出合の付近は、風の通り道になっているのか雪が飛ばされて、一部で地肌が露出していた。そこを通過していくのに吹き飛ばされそうな位に風が吹いていた。
桧塚の三角点は、雪に埋まっているかと思ったが、頭だけが雪の上に出ていた。山頂付近の積雪はそれほどでもないようだ。
山頂の三角点を確認して、引返す。
桧塚奥峰の分岐まで戻ると、これから引返す 2人さんとすれ違う。
分岐からすぐ横の桧塚奥峰の展望地に移動する、無人で誰もいない。
爆風ではないが強風が吹いている。空は曇っているものの、大峯の遠方の山々は霞んでいたが展望はそれなりにあった。
チョウドお昼時なので、風を避けられるところはないかと、ウロウロしたが何処も風が強い。
そんなんで、桧塚奥峰の展望地での昼食は諦め、帰路の適当な所で昼食をすることにして、下山に向かう。
判官平から下り始めた所で、風がなかったので昼食にする。
落ち着いて食べられる状態ではなかったので、立ったままの昼食だ。
すると、風が吹き始めてきた。風が通らない所と思っていたが、凪の時だったようで判断を誤った。
凍える手でカップ麺を腹に流し込み、早々に昼食を終える。
いつものことだが、昼食を取った後は、手の先が冷たいというか痛くなる。血が胃に回ってしまうためか、ジッとしているためか、だろうか。
防寒手袋を、インナーの付いた防寒手袋に交換して、帰路に向かう。それでも当分指先は痛かった。
明神岳へのシンドイ登り返しを頑張り、そのまま明神平に向かわず、三ツ塚・前山経由で明神平に向かう。
雪深かった前山から明神平に下り、あしび山荘の横で、大活躍したスノーシューからアイゼンに履き替える。
小屋の横で風を避けようとしたが、爆風が舞っていて、何処も風がキツかったので、手っ取り早く交換して、爆風吹き荒れる明神平を後にして下山に向かう。
明神滝で、再びブルーに凍った氷瀑を目におさめて、無事下山。
途中、大きな荷物を背負った単独さんとすれ違ったが、あの爆風の明神平でテン泊かな。大変だわ
駐車場からの帰路、凍った林道で滑りまくり。
轍で滑り、コントロールが効かずガードレールに接触しそうになったことも。ブレーキを踏むと滑ってしまうので、Xモードを初めて使用した。遅い定速で走れるので運転に集中出来るので便利だった。
なお、当方の前に先行して、帰って行く車がいたので、ノロノロ運転のその後をついて行って正解だった。
そうでなかったら、往路で問題なく走れたので、その感覚でスピードを出していたらヤバかったかも。
凍った下り坂は、スタッドレスでも要注意だ。