TKMデジカメ山歩き 2019/11/30(土)
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明神岳桧塚・桧塚奥峰
スタート:大又林道終点 P →
ルート :
明神岳・桧塚=関西100名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県・三重県
【山地系】台高山地
桧塚・桧塚奥峰は三重県側
 
 
桧塚 足跡のダウンロードは ( こちら ) から
※ダウンロードできない場合は こちらを参照
 Ⅲ△1402.17m (蓮2)
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
680m  07:59   ① 大又林道終点 P 1:29 - 1:29   出発時間 05:55 15:05
1334m  09:28   ② P1334 到着時間 07:45 17:45
1:07 - 2:36  
1432m  11:35   明神岳 P1432 片道距離 68 ㎞ 68 ㎞
0:58 1:05 3:34  
1402m  11:33   桧塚 △1402.2 往復距離 134 ㎞(AVG=15.1)
0:22 - 3:56  
   11:55~12:29 0:34 桧塚奥峰 C680  
1:10 - 5:06 1:10
   13:39~13:47 0:08 ⑥ 明神平 ASC(総上昇)プロトレック 1110 m
0:52 0:45 5:58 2:02
   14:39   ⑦ 林道終点 DSC(総下降) 〃 1095 m
0:20 - 6:18 2:22
   14:59   ⑧ 大又林道終点 P 総上昇量(GPS)map60 1219 m
  7:00 0:42   6:18 -     移動距離(GPS) 〃 14.4 ㎞
 
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アプローチ

奈良 ⇔ 《R24・県14・R166・県16・県220》 ⇔ 県道220(大又林道)車止め前


駐車場

県道220(大又林道)車止め前 駐車場


ルート

P → P1334 → 前山 → 明神岳 → 桧塚 → 桧塚奥峰 → 明神平 → P


記録

今日で 11月も終わり、明日からは 12月だ。
今年の 2月(2019-2-5)に歩いたルートと全く同じルートを歩く。異なるのは前回は積雪時だったことだ。

この 2・3日 北方の高気圧が張り出し天気は良いが 12月中・下旬の寒さになり、放射冷却で朝晩は冷え込むとの事。そのためか、現地到着時の外気温は -2℃だった。そこまで冷え込むとは想定外だ。
しかし、風がなかったので、厚めのフリースのみで、ウインドシェルは着用せずスタートした。

駐車場から車止めの A型バリケードを越えて、少し先のモルタルで固められた擁壁に設置してある鉄階段から入山。
鉄階段を上がるとシッカリとした踏み跡が、尾根先をジグザグに登っている。傾斜はジグザグにして緩くしてあるものの、それでも傾斜はキツク、踏み跡も細いので踏み外すと滑落してしまうので足場を確認しながら慎重に登る。下りで使うと怖い思いをする場面だ。

ジグザグ道から尾根を直進して行くルートになると、危険はなくなったが相変わらず傾斜はキツイ。そんな急斜面を頑張って登っていると、汗が出始めた。
所々で、傾斜がキツイ為か、尾根上にある放置された間伐材の障害のためか、踏み跡は尾根の東側を巻く場面がある。

高度を上げると、薄らと雪化粧をしており樹々には霧氷も見られるようになってきた。全く想像していなかったので少しビックリ。幸い凍っていないのでアイゼンは必要なかったが、今日は持ってきていない。
スタートした時は無風だったが、尾根上を吹き抜ける風が吹いていたので寒くなって来た。
しかし、急登りで体は熱を持っているのでウインドシャルは着ずに頑張る。

山頂が近付くと再び急登になった。このルートは過去 2回登っているが、登り始めの急登は別にして後半にも急登があったイメージは残っていない。
そんな急登を何とか頑張っていると、傾斜が緩くなりダラダラと登って行くと、薊岳への稜線上にある P1334だ。

積もっているほどでもないが周りは雪化粧をしており、樹々に着いた霧氷とあわせて完全な冬景色だ。
ここまでの尾根登りは風があって寒かったので、稜線に上がったらウインドシェルを着ようと思っていたが、稜線上はそれほど風がなく、寒さもそれほど感じなかったので着用せず。

今回も薊岳はパスして、桧塚に向かう。
P1334から稜線上の下りで、雪で濡れて滑りやすいので注意して下る。
普段は所々にある見晴らしの稜線であるが、今はガスが立ち込めていてほとんど展望なし。

とりあえず、黙々と歩いて行く。小さなアップダウンを 3つほど越えて、100m程登り返すと前山だ。そこで今日初めての休憩、ついでに小腹にパンを入れる。
一服中に、後ろから来た単独さんと前方からも単独さんが相次いで来た。入山して初めて人と出会った。

小腹を満たして、前山の先に出ると、明神平方面はガスで見えなかったが、向かい側の明神岳方面の樹々についていた霧氷は中々の見ごたえがあった。ガスが流れてその合間にこれから向かう桧塚奥峰も顔を覗かせていた。

標識が無くなった三ツ塚から少し下り、明神岳への稜線を登り返していく。
ここも南方面が切れ落ちているので展望がある所だが、ガスっていてほどんど展望はなかった。

明神岳はこの地域の最高点であるが稜線上のコブで山頂らしくなく、標識も文字の消えかかった柱があるだけなので、単なる通過点で、明神岳の事を知らないと気付かないかも。
明神岳の少し先で、予定通り桧塚方面に折れる。

少し下ると広い森の中だ。木々は葉を落としているので見通しはあるので迷わないが、広い場所なので分かり辛い地形だ。踏み跡を確認しながら進む。
地形が複雑な所を方位を変えながらアップダウンして進むのでややこしい。広い所では踏み跡がバラけて薄くなっているので要注意だ。

桧塚奥峰への最後の登りを頑張り、その桧塚奥峰は帰りに寄る事にして、先に三角点のある桧塚に向かう。
桧塚との鞍部に向かう途中で北側に展望がある。天候が急速に回復に向かい青空が広がって来たので大展望だ。そんな展望を左に見つつ、桧塚の三角点に向かう。

桧塚は展望がないので三角点にタッチしたのみで引返す。
引返す途中のマナコ谷登山口への稜線出合で、樹々のないマナコ谷方面に少し下って違う位置からも大展望を見る。

桧塚奥峰には、チョウドお昼に到着。誰もいない。
少し風があったが、天候の回復で大展望が広がっていたので、ヒキウス平を正面に見る山頂の少し下で昼食。ジッとしていると寒いので、ここで初めてウインドシェルを着る。
風があったのでコンロは出さず、ポットのお湯でカップ麺にしたが、今日の寒さのためか少しぬるくなっていた。とは言っても食べるには問題ない温度だ。いつも通り、食後にコーヒー・スイーツも味わう。

食事中、誰かが来たようだったが、片付けて帰路に向かおうと展望場所に戻ったら誰もいなかった。あとは帰るのみ。
桧塚奥峰から下りかけると、歩いてきた前山から明神岳が霧氷で白く冠っているのが見えた。

往路で巻いたヒキウス平の分岐点の P1394に寄り、判官平の南側に下った所で、少し大廻してしまったが、目標の明神岳が見えていたのですぐに修正。
その、明神岳は 50mほど下側で巻いた。巻いて行く途中で濃い踏み跡があり、今日のトレースもあったが、途中で見失ったので適当に進み、明神岳の反対側で縦走路に合流。

明神平の下りると、夫婦さんが下山して行く所だった。
今日入山してから出会った人は、10組にも満たない静かな山歩きだった。天気の良い週末だったのに案外に人は少なかった。

明神平の東屋で、ウインドシェルを脱いで、登って来た薊岳への稜線に出る尾根と、歩いてきた前山への稜線を見納め下山に向かう。
下って行く、東屋のすぐ横は霧氷のトンネルで気分よくその中を歩く。

あとは、何度も歩いたルートをひたすら下って行く。
4ヶ所ある渡渉地点は、これまでそれほど気にしていなかったが、今回は一番下側の渡渉地点で水量が多く、飛び石で滑らないように慎重に渡った。

駐車場に戻ると、まだ多くの車が残っていた。

 
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県道220(大又林道)車止め前
気温 -2℃。風がないのでそれほど寒くはない。先着車は 7台だった

擁壁の鉄階段から入山

放置された間伐材が多い尾根を登って行く

薄らと雪化粧

踏み跡の薄い所もある

高度を上げてくると、霧氷が出てきた
想像していなかったので少しビックリ
尾根を抜ける風がメチャ寒い

薊岳の尾根 P1334に到着

薊岳はパスして、明神平方面に向かう

前山
ここで入山後初めて人と出会う、後方から来た単独さんと、明神平方面から来た単独さん。
パンで小腹を満たす

霧氷の咲いた樹々

ガスが流れているので、時々展望が出て、桧塚奥峰が覗いた

明神岳

台高縦走路を別れ、左に桧塚方面に折れる

台高縦走路の、笹ヶ峰・千石山方面

判官平

桧塚奥峰分岐
奥峰はすぐ横だが、先に桧塚に向かう

天候が回復して、展望が出てきた
右にこれから向かう桧塚

国見山の尾根

霧氷は青空が一番

桧塚に到着

桧塚三角点と樹間に見えるのが桧塚奥峰。三角点にタッチして、その桧塚奥峰に向かう

11:49 桧塚奥峰の北側の展望地からのパノラマ

桧塚奥峰に到着
右に、先ほど三角点にタッチした桧塚

今日のスイーツ
栗のパウンドケーキ。グー!だった

この景色(桧塚劇場)を見て昼食をとった

12:27 桧塚奥峰よりのパノラマ

昼食を終え下山に向かう

歩いてきた前山・三ツ塚・明神岳
右の水無山との鞍部の明神平に向かう

P1394 ヒキウス平への分岐点
往路では、このピークは巻いた

判官平

左の明神岳を目指して
但し、帰路は明神岳を巻いて行く予定

明神平の上に出てきた

それほど風がないので霧氷が落ちない

明神平

夫婦さんがいるのみ
少し暑くなってきたので、東屋でウインドシェルを脱いだ

前山
この斜面の霧氷は、日が登っても健在だった

薊岳
右の尾根が登ってきた尾根

霧氷のトンネルを抜けて

水場
水量が少ないように感じたけど

明神滝

山と高原地図にある林道終点
明神平にスキー場があったころ、ここまで車であがれたのかな

あさ入山した鉄階段

無事駐車場に帰還

まだ多くの車が残っていた
 
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