TKMデジカメ山歩き 2020/1/19(日)
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明神岳・桧塚奥峰・桧塚
スタート:大又 ⇔
ルート :
明神岳・桧塚=関西100名山
歩いた足跡

歩行断面図
【所在地】奈良県・三重県
【山地系】台高山地
桧塚・桧塚奥峰は三重県側
 
 
桧塚 足跡のダウンロードは ( こちら ) から
※ダウンロードできない場合は こちらを参照
 Ⅲ△1402.17m (蓮2)
標高 時間
到着/出発
休憩
タイム
地名・ポイント名 区間
歩行タイム
ガイド本
コースタイム
(往)歩行
累積タイム
(復)歩行
累積タイム
自宅⇔現地 (往) (復)
680m  08:01   ① 大又林道 車止前P 0:27 - 0:27   出発時間 06:05 15:15
   08:28~08:36 0:08 ② 林道終点 到着時間 7:50 17:20
1:21 1:15 1:48  
   09:57~10:14 0:17 ③ 明神平 片道距離 68 ㎞ 68 ㎞
0:25 0:35 2:13  
1432m  10:39   明神岳 P1432 往復距離 136 ㎞(AVG=15.5)
1:03 1:05 3:16  
1402m  11:42   桧塚 △1402.2  
0:22 0:20 3:38 0:22
   12:04~12:39 0:35 桧塚奥峰  
0:41 0:50 4:19 1:03
   13:20   ⑦ 明神岳  
0:33 0:25 4:52 1:36
   13:53~14:00 0:07 ⑧ 明神平 ASC(総上昇)プロトレック 1105 m
0:47 0:45 5:39 2:23
   14:47   ⑨ 林道終点 DSC(総下降) 〃 1065 m
0:19 - 5:58 2:42
   15:06   ⑩ 大又林道 車止前P 総上昇量(GPS)map60 1127 m
  7:05 1:07   5:58 -     移動距離(GPS) 〃 14.1 ㎞
 
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アプローチ

奈良 ⇔ 《R24・県14・R166・県16・県220》 ⇔ 県道220(大又林道)車止め前


駐車場

県道220(大又林道)車止め前 駐車場


ルート

P → 明神平 → 明神岳 → 桧塚 → 桧塚奥峰 → 明神岳 → 前山 → 明神平 → P


記録

ようやく、この冬真初めてのまとまった雪が、近畿地方の南部の山に積もった
一昨日の金曜日に日本列島の南の海を通過して行った南岸低気圧のよるものだ。

で、中でも積雪の多そうな明神平に雪遊びに行く事にした。
まとまった雪と云っても、根雪のない状態で降った雪なので、スノーシューまでの出番はなさそうなので、アイゼン(10本爪)のみを持参して行く事にした。

いつもより少しだけ早めに起きて自宅をスタート。
外はかなり冷え込んでおり、奈良市内は 1℃。現地が近付くと -2℃まで下がったが、林道終点の駐車場に着くと 0℃と意外と冷え込んではいなかった。
駐車場までは完全ドライで、ノーマルタイヤでも問題のない状態だった。

待ちに待った雪山に と多くの登山者が来ているとは想像してはいたが、駐車場に着くと満車状態でビックリだ。
入口の所から駐車しており、停めるスペースがない。少し戻って路駐は可能であるが、とりあえず奥の方まで行ってみると、出発準備中の車の後ろにギリギリ 1台分のスペースが空いていたのでそこに入れようとしたら、準備中の人が駐車しやすいように車を動かしてくれた。感謝。


風はなく外気温もそれほどではなかったので、歩きだせばすぐ暑くなるとは思ったが、車を降りると寒さを感じたので防寒服を着てスタート。手袋はしなかった。
車止めバリケードの先に進むと、路面にはチラチラと残雪があったものの凍結はしていなかった。

林道が崩壊している先くらいから、アイゼンを装着する人がいたが、凍結がなくそれほどの急坂でもないので、アイゼン無しで頑張る。
林道終点(標高 860m)の所でこの先から山道になるので、アイゼンを装着。
この冬初めてのアイゼンだ。暑くなってきたのでついでに防寒着も脱ぐ。

なお、今日履いてきた靴は、3年ほど履いている靴が、ゴアが切れたのだろうか昨年の冬に水がしみ込んで冷たい思いをしたので、雪山用にと 12月に新調した靴だ。
アイゼンを装着した時は問題ないと思ったが、暫く歩くとアイゼンが緩んできた。新しい靴はサイズを前の靴より 1段階下げたので少しスリムになった事による。

外れないように修正しながら歩いていたが、外れたら危険なこともあるので一旦外して調整いしようとしたら、踵がセミワンタッチのアイゼンに対応しているので、その溝にアイゼンの一部が引っかかってなかなか取れない。
可成り試行錯誤して、何とか取り外し調整しなおした。

そんな事があったためか、いつものペースで登る事が出来なく、ヒーコラ言いながら登って行く、いつになく背中の荷物も重く感じる。

4度ほど渡渉して、岩や石混じりの歩きにくい山道から雪深い山道になると、格段と歩きやすくなった。体が山道に慣れてきたのかペースも戻ってきた感じ。
高度を上げ明神平が近付くと空が開け始め、周りの樹々に着いている霧氷と、その覗いてきた青空とのコントラストが綺麗だった。

明神平に上がると、タップリと雪が積もっていた。予想以上の積雪だ。
東屋のベンチに座って、再度アイゼンを調整しなおす。

時間も体力も問題ないので予定通り桧塚に向かってGo!
三ツ塚の巻道もシッカリしたトレースが出来ており、明神岳に向かう稜線に出ると、台高や大峯の雄峰が澄んでハッキリと確認できた。それほどまでにハッキリと見えたのは今までで一番。

明神岳の先で尾根を別れ桧塚方面に折れる。新雪の上を踵のエッジを効かせながら一気に下って行く。
下りきった後、ゆるい登り返しに入ると、後方から中年の夫婦さんが会話をしながら追いかけてくる。付かず離れずに後をついてくるので、勢い少し頑張って歩くてものの相変わらず後ろからついてくる。そのまま頑張って、桧塚奥峰分岐まで登り切った。

桧塚奥峰の展望地での昼食は後にして、先に桧塚の三角点まで往復に行く。後ろからくっ付いてきた夫婦さんは奥峰に行かれたので、追っかけてくるものが無くなったのでいきなりペースダウン。
桧塚までのルートには、何人かのトレースはあったものの、往きと帰りにそれぞれ単独さん 1人とすれ違ったのみ、桧塚まで足を延ばす人は少ない。

桧塚は展望がないので三角点にタッチしたのみでUターン。桧塚奥峰の手前 200m位の展望岩場で、桧塚奥峰からは見る事の出来ない北側の展望を望む。

桧塚奥峰の展望場所に着くと、団体さんを含め大勢の人がいた。20人位はいたかな。
山頂からの展望が良く、台高・大峯の主峰がクッキリと見えていた。これだけクッキリと見えたのは今までで初めて。

その大展望と、桧塚劇場のヒキウス平を正面に見ながら昼食。
雪が積もっていてメンドかったのでコンロは出さずポットのお湯でカップ麺を食べたが、許容範囲であったものの少しぬるめだった。
いつも通り食後にコーヒーとスイーツ(フレンチクルーラー)を頂き、あとは下山するのみ。

来た道を戻って行くと、2~3組とすれ違う。たぶん桧塚奥峰まで行く人達だと思われるが、これからだと、下山は日暮れ近くなるのでは。

明神岳へはトラバースせずに登り返して、帰路は前山に寄った。
前山の斜面では何組かの人たちが尻セードで遊んでいた。
その前山でどうするか思案。前山から直接尾根を下ろうか・・ 1人分の壺足のトレースもある。
で、前山の北斜面を下りかけると、その斜面の樹々の霧氷は今日見た霧氷の中では一番成長していた感じ。隠れた霧氷のスポットだ。

そこで、急に考えが変わり、真っ当なルートの明神平から下山することにした。
明神平の東屋で、往路の途中で食べる予定だったパンを食べ損ねていたので、そのパンで小腹ごしらえして、下山に向かう。

後はひたすら、戻るのみ。途中でデッカイ荷物を背負った同年輩の団体さんに追い付く。明神平で雪中のテント泊で週末を過ごしたのかな。

明神滝で防寒着を脱ぐ。少し先の渡渉地点の手前からアイゼンを外している人が多かったが、一部で凍結部分もあるので慌てて外さず歩きにくいもののアイゼンのまま我慢する。

林道に下りて、凍結部分が無くなった所でアイゼンを外し、山側からしみだしてきている水たまりでアイゼンを洗い、駐車場に戻る。

駐車場にはまだ多くの車が残っていた。
車での帰路、林道の下の方まで駐車している車があった。

 
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大又林道 車止め手前 駐車場
満車状態。最奥に 1台分の空きを見つけ何とか駐車。こんな状態は初めて。
待ちに待った積雪のため一斉に・・・

鉄階段を上がると、P1334の尾根へ

道路上には残雪があるが、凍結はしていない
駐車場到着時の気温は 0℃だった

林道終点(標高 860m)でアイゼンを装着
今年初めてアイゼンを履いた
年末に購入した靴を雪山で初めて使用。
この後、アイゼンが何度か緩む

思ったよりも雪が多い感じ

明神滝
全く凍結はしていない

明神平へあと少しの所
薊岳と霧氷

明神平に到着
思ったよりも雪が積もっていた

明神平より①
前山方面

10:10 明神平よりのパノラマ

明神平より②
桧塚をズームで

明神平より③
多くのトレースが・・

明神平より④
積雪は靴がスッポリ埋まる位

明神平より⑤
予定通り桧塚に向かう

明神岳

先行者かかなりいる模様

明神岳の先から①
日出ヶ岳

明神岳の先から②
青空に霧氷が映えている

明神岳の先から③
大普賢岳・釈迦ヶ岳がクッキリと
これだクッキリとと見えたのは初めて

明神岳の先から④
霧氷

桧塚奥峰分岐
桧塚奥峰(右)は後にして、桧塚の三角点をタッチしに向かう

桧塚に到着

桧塚 三角点
三角点が埋まるほどの積雪はなかった

桧塚奥峰に引返す途中
夫婦さんが絵になっていた

桧塚奥峰と国見山

11:57 桧塚奥峰の北 200mの展望岩場よりのパノラマ

桧塚奥峰の北 200mの展望岩場より①
高見山

桧塚奥峰の北 200mの展望岩場より②
左側が三峰山。ピーク下の白い塊が八丁平かな

桧塚奥峰の北 200mの展望岩場より③
青山高原の風力発電と遠方に御在所山
※ 拡大図に山名表示

桧塚奥峰の北 200mの展望地より④
霧氷

桧塚奥峰に到着
中央の出っ張が、往復して来た桧塚
展望場所には、団体さんもいたので 20名くらいはいたかな

桧塚奥峰 山頂より①
左奥に日出ヶ岳と中央が三津河落山、手前のピークは赤倉山

桧塚奥峰 山頂より②
左の中央部分が釈迦ヶ岳、その左に孔雀岳と右に仏生嶽、中央手前が白鬚岳

桧塚奥峰 山頂より③
大普賢岳と、その左奥に八経ヶ岳。
すぐ手前の右端の方が笹ヶ峰

桧塚奥峰 山頂より④
ヒキウス平と中央稜線の右端が千石山、左に赤倉山、その奥の左に日出ヶ岳、右奥は釈迦ヶ岳

桧塚奥峰 山頂より⑤
迷岳

桧塚奥峰 山頂より⑥
手前に大熊谷ノ頭と左下に延びる尾根上の下部に庵の谷林道が走っている

桧塚奥峰 山頂より⑦
中央に白倉山とその右奥に古ヶ丸山

桧塚奥峰 山頂より⑧
右奥に仙千代ヶ峰

桧塚奥峰 山頂より⑨
桧塚と稜線の下側にナメラ山

桧塚奥峰 山頂より⑩
昼食を終え、下山に向かう

判官平
標識が無くなっていた

これから登り返す明神岳
今日は巻道を使わず頑張って登り返す

右にはこれから向かう明神平方面

明神岳
シンドかったが頑張って無休憩で登って来た

三ツ塚と前山の中間より
明神平方面

前山
1人分の壺足のトレースがあったので、直接尾根を下ろうかと、行きかけたが雪深そうだったので途中でやめた

何人か前山の斜面で尻セードで遊んでいた

前山の北斜面
霧氷の森

木の幹に着いてる霧氷

10㎝くらいあるかな

おとなしく明神平経由で下山する事にした

明神平に到着
残っていたパンで腹ごしらえ

明神平を後に下山に向かう

明神滝の下側
防寒着を脱いだ

林道終点

無事駐車場に到着
まだ多くの車が残っていた

車での帰途、下の方の林道の路肩にも多くの車が駐車していた
 
 
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