TKM の デジカメと山歩き | 2022/1/26(水) | ☆別ウインドウで拡大表示☆ | |||
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曇 | |||||
桧塚 途中・明神岳 | |||||
スタート:大又 ⇔ | |||||
ルート : | |||||
桧塚・明神岳=関西 100名山 |
![]() 歩いた足跡 |
![]() 歩行断面図 |
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【所在地】奈良県・三重県 | |||||
【山地系】台高山地 | |||||
※ 桧塚は三重県側 | |||||
足跡のダウンロードは ( こちら ) から ※ダウンロードできない場合は こちらを参照 |
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標高 | 時間 到着/出発 |
休憩 タイム |
地名・ポイント名 | 区間 歩行タイム |
ヤマプラ コースタイム |
(往)歩行 累積タイム |
(復)歩行 累積タイム |
自宅⇔現地 | (往) | (復) |
680m | 08:49 | ① 大叉駐車場 | 0:31 | - | 0:31 | 出発時間 | 06:25 | 14:30 | ||
09:20 | ② 林道終点 | 到着時間 | 08:30 | 16:30 | ||||||
1:22 | 1:15 | 1:53 | ||||||||
10:42 | ③ 明神平 | 片道距離 | 67 ㎞ | 68 ㎞ | ||||||
0:31 | 0:35 | 2:24 | ||||||||
1432m | 11:13 | ④ 明神岳 P1432 | 往復距離 | 135 ㎞(AVG=15.4) | ||||||
0:20 | - | 2:44 | ||||||||
11:33 | ⑤ 桧塚 途中撤退 | |||||||||
0:37 | - | 3:21 | 0:37 | |||||||
12:10 | ⑥ 前山 | |||||||||
0:13 | - | 3:34 | 0:50 | |||||||
12:23~12:51 | 0:28 | ⑦ 明神平 | ASC(総上昇)プロトレック | 895 m | ||||||
1:04 | 0:45 | 4:38 | 1:54 | |||||||
13:55 | ⑧ 林道終点 | DSC(総下降) 〃 | 890 m | |||||||
0:21 | - | 4:59 | 2:15 | |||||||
14:16 | ⑨ 大叉駐車場 | 総上昇量(GPS)map60 | 1021 m | |||||||
5:27 | 0:28 | 4:59 | - | 移動距離(GPS) 〃 | 11.4 ㎞ |
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アクセス |
奈良 ⇔ 《R24・県14・R166・県16・県220》 ⇔ 県道220(大又林道)車止め前 |
駐車場 |
県道220(大又林道)車止め前 駐車場 |
ルート |
P → 明神平 → 明神岳 → 桧塚手前撤退地点 → 前山 → 明神平 → P ※ 帰路は明神岳を巻いて、前山経由で明神平に戻った |
記録 |
オミクロン株が爆発的に大感染している。 緊急事態宣言が発出されていた 8月のオリンピック後、デルタ株は嘘のように収縮し、10~12月の 3か月間は全国でも数えるほどの感染者しか出ていなかった。それが、年を超えると新たな株のオミクロン株が日本に入ってきて、第5波の何倍ものスピードで広がり始めた。 今日(26日)の全国の感染者数は 7万人を超えた。あの大騒ぎした第5波のピーク時でも 2.5万人だった事を考えると、大変な事態だ。 感染拡大を受け、各都道府県からは「まん延防止等重点措置」の適用要請が出ており、明日(27日)からは近畿でも 大阪・京都・神戸の 3府県で適用される。先行適用されている都府県を含めて 34都道府県が対象となっている。 当方が住む奈良県も爆発的に感染者数が増えているが、独特の考えを持つ知事なので「まん延防止等重点措置」の申請をする考えはない模様。 今回のオミクロン株は肺炎など重症化に至るケースは少ないらしいのが、せめてもの幸いだ。 逆に、当初から重症になりにくいと言われていたため、人々の意識が緩み行動制限を気にしなかったのが仇になっているのだろうか。 いくら重症化しにくいと言っても、感染者数が多いので入院する人も多く、医療が逼迫しているらしい。 コロナ以外の救急患者でも、受け入れてくれる病院が中々見つからないのが現状らしい。 そんなんで感染はもちろん、他の病気・事故で病院 という事態にはなりたくないものだ。 さて、本題 今回の行先は、明神平。 天気は午後から下り坂になるのでいつもより短い工程の山歩きを考えているが、明神平に上がった時の状況を見てその先どうするか決める予定にした。出来れば桧塚まで行けたら と思っている。 大又の駐車場は、休日だと朝早くから満車になる模様だが、今日は平日。少しゆっくりと自宅をスタート。 奈良を抜けるまで、車が増え始めていたので少し時間がかかり現地に到着。先着車は 7台、準備中に 2台到着してきた。平日とはいえ思ったより少なかった。 現地までの道路は、駐車場の少し手前の 200m程が凍結していた程度。往路では普通に通過したが、帰路は若干滑り気味だった。 現地の外気温は -1℃、奈良市内は -2℃だった。車から降りると停めた所が凍っており滑り気味。 駐車場から先に進むと、林道は凍っていたが、道路全体を覆っていなかったので雪のない端の部分を歩いていく。 駐車場から 17分歩いた所で、道路全体が凍っていたので、そこで 4本爪の簡易アイゼンを履く。装着している間に後着車の人がノーアイゼンのまま通過していった。ツルンと滑る所なのでノーアイゼンでは当方はよう歩かない。 カチコチに凍っているが林道のダラダラ登りなので、簡易アイゼンでも良く効き、歩き難さもない。 林道終点の所で、3名さんが本格的なアイゼンを装着していた。その少し先でも先ほど抜いていった後着車の人もチェーンスパイクを装着していた。3名さんもそうだがノーアイゼンでそこまで来ているけど、歩き方が違うのかな。 その少し先で左岸側に渡渉、渡りやすいようにロープが張ってあるので安心して渡渉。その少し上で渡り返す。そこもロープあり。 暫く右岸側を登っていくが、段差のある所では、簡易アイゼンでは踏ん張りがきかず、いらぬ所に力をかけて登る。12本爪に履き替えたいところであるが、あと 2ヵ所で渡渉があるのでそこを超えるまで簡易アイゼンのまま頑張る。 3番目の渡渉点もロープが張ってあるが、利用せず渡渉。4番目の渡り返しは全く問題なし。その先の少し登った広い所で、12本爪に履き替える。 前回初めて使った時もそうだったが、愛用していた 10本爪より重く、取り回しがし辛い所もあるので疲れがたまりやすい感じがする。 そんなんでエッチラ・エッチラと登って行く。積雪期にも何度も歩いた道でそれほど厳しいルートでもないが、ユックリと頑張って登って行く。 途中の明神滝は、完全氷瀑になってはいなかったが、ソコソコ凍っていてそれなりに見応えがあった。 スタートして、1:53’かかって明神平に上がった。風があり寒い。周りの山々は見えているが、空はドンヨリしており鉛色の天井だ。寒いにもかかわらず霧氷は全くなく、あしび山荘の東側は雪が融けて地肌が露出していた。積雪がある所も腐れ雪の状態。 そのまま明神岳に向かう。三ツ塚の巻道に入るまでトレースがバラけていてハッキリしたルートがなくズボリ気味で進む。すぐ前を歩いていた 2人は巻道に向かわず三ツ塚に登って行った。 当方は見当をつけて巻道方面に向かうと、次第にトレースは濃くなり、明神岳の稜線に出た。鉛色の重たい景色であったが、その稜線から大普賢岳のギザギザはハッキリと確認でき、台高の主峰 日出ヶ岳方面も見えていた。 明神岳への登りは今まで余り登りを気にしたことはなかったが、登りを気にして到着。 少し迷ったが、そこからの引返しはないと思い先に進む。スノーシューのトレースがあったので山頂から直に下る。それが判断ミス。腐れ雪だがその斜面はソコソコ雪があり重く沈むので歩きにくい。そんな状態で下ると、明神岳を巻いている濃いトレースに出合う。その巻道を進むと、前方を 明神岳に後から来た人が、本来のルートを楽々と下っていった。駐車場の後着車の人で、早々に抜かれた人だったが明神平で休憩してたのかな。 その人を追っかけて行くが、次第に離され見えなくなってしまった。 判官平の手前で、足が止まる。シンドクなってきたし寒い。桧塚まで行っても寒い所での昼食になるし、時間的にも厳しくなって来た。等々マイナス思考ばかり。軟弱な心が勝ちそこで引返すことに。 ここ最近、途中撤退が多くなって来た。愛宕山に行ったときは地蔵山に行きかけ撤退、藤原岳は山荘までで届かず、武奈ヶ岳の時は、他に人達に引きづられるように行けたが、内心は撤退を考えていた。そんな状態が続いている。体力の衰えと共に気力も萎えてきている。 戻りかけると単独さんとすれ違う。やはり頑張れば良かったかなと少し後悔。 明神岳には登り返さず下側で巻道に入り、明神岳の西側の稜線に出て、往路では巻いてきた三ツ塚を経由して前山まで足を延ばし、明神平に戻る。 さて昼食場所だが、あしび山荘の横は既に人がいる。天理大学山小屋の裏側の林の中で風を避ける場所を探そうと、天理大学の小屋まで行くと、開放されているのかドアが開いて何組か中に入って行く途中だった。 小屋の中は風が凌げるが、密接・密集・密閉の三密状態。オミクロンが猛威を振るっている今、無症状の感染者が一人でもいたら一発だ。 小屋裏の林の中まで行ったが、風避けにはなっていなかったので天理小屋の横で立ったまま昼食にした。 その間にも小屋に入っていく人がいた。小屋の中は完全に密集状態だ。 立ったままの昼食だったので、食後のコーヒーはパス。風があるので体感温度は寒かったが、ジッとしているといつも痛くなるほど冷える手足は今回はそれほどでもなかった。気温はそれほど低くなかったかも。 昼食がすんだら後は帰るだけ。 登ってきた道をひたすら下る。上から 2ツ渡渉したところでアイゼンを簡易アイゼンに履き替える。ルート上に土に地肌が見え始め、下の 2ツの渡渉地点は気を遣うので、取り回しの容易な簡易アイゼンの方が安心だからだ。 しかしその判断は誤りだった。すぐ先で凍った下り坂になり、簡易アイゼンではシッカリとグリップせずに滑り気味。滑って尻もちをつくと、下手をすればボブスレーの様に滑走しコースアウトするとアウト。 なので、簡易アイゼンの爪が氷を捉えてる事を確認しながら下っていくので、屁っ放り腰で前に進むので時間がかかる。後ろから来た 12本爪の青年が追い越し楽々と下っていった。 下の 2ツの渡渉後も凍った坂道は続き、林道終点の先までそんな状態だった。 鉄橋を渡ってからは、凍ってはいるものの緩やかな下りに変わったので、簡易アイゼンでも問題なく歩け無事駐車地に戻る。 駐車地は、一旦満車になった模様で路肩に駐車している車もあった。 |
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