TKM の デジカメと山歩き | 2023/2/22(水) | ☆別ウインドウで拡大表示☆ |
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快晴 | |||||
桧塚・桧塚奥峰・明神岳 | |||||
スタート:大又林道車止め手前 P ⇔ | |||||
ルート : | |||||
明神岳・桧塚=関西100名山 | ![]() 歩いた足跡 |
![]() 歩行断面図 |
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【所在地】三重県 | |||||
明神岳は奈良・三重の県境 | |||||
【山地系】台高山地 | |||||
桧塚 | 足跡のダウンロードは こちらから ダウンロードできない場合は こちらを参照 |
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Ⅲ△1402.17m (蓮2) | |||||
標高 | 時間 到着/出発 |
休憩 タイム |
地名・ポイント名 | 区間 歩行タイム |
ヤマプラ コースタイム |
(往)歩行 累積タイム |
(復)歩行 累積タイム |
自宅⇔現地 | (往) | (復) |
680m | 08:10 | ① 大又林道車止め手前 P | 1:57 | - | 1:57 | 出発時間 | 06:00 | 16:00 | ||
10:07~10:15 | 0:08 | ② 明神平 | 到着時間 | 07:55 | 18:20 | |||||
0:31 | 0:35 | 2:28 | ||||||||
1432m | 10:46 | ③ 明神岳 P1432 | 片道距離 | 68 ㎞ | 66 ㎞ | |||||
1:10 | 1:05 | 3:38 | ||||||||
1402m | 11:56 | ④ 桧塚 △1402.2 | 往復距離 | 135 ㎞(AVG=15.2) | ||||||
0:16 | 0:20 | 3:54 | ||||||||
1420m | 12:12~12:51 | 0:39 | ⑤ 桧塚奥峰 C1420 | |||||||
0:48 | 0:50 | 4:42 | 0:48 | |||||||
13:39 | ⑥ 明神岳 | |||||||||
0:20 | - | 5:02 | 1:08 | |||||||
1410m | 13:59 | ⑦ 前山 C1410 | ASC(総上昇)プロトレック | 1080 m | ||||||
0:14 | - | 5:16 | 1:22 | |||||||
14:13~14:23 | 0:10 | ⑧ 明神平 | DSC(総下降) 〃 | 1090 m | ||||||
1:24 | - | 6:40 | 2:46 | |||||||
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15:47 | ⑨ 大又林道車止め手前 P | 総上昇量(GPS)map60 | 1177 m | |||||||
7:37 | 0:57 | 6:40 | - | 移動距離(GPS) 〃 | 14.4 ㎞ |
アクセス |
奈良 ⇔ 《R24・県14・R166・県16・県220》 ⇔ 県道220(大又林道)終点 ※ 帰路は佐倉峠から県道219に折れ、R166の一部をショートカット |
駐車場 |
県道220(大又林道)終点 車止め手前 P |
ルート |
P → 明神平 → 明神岳 → 桧塚 → 桧塚奥峰 → 明神岳 → 前山 → 明神平 → P |
記録 |
一昨日から昨日にかけて冷え込み、山間部では降雪もあった模様。 急回復する今日の天候を見逃さずに出かけることにした。天気が良いのは今日 1日のみで明日の天皇誕生日は雨模様との予報だ。 何処に出かけるのかで迷ったが、平日の今日は駐車に苦労はなさそうなので明神平に行くことにした。 この時期は人気の山なので、休日だと朝早くから駐車場は満車になっているみたいだからだ。 何時もより少し早めに起きて自宅をスタート。外はまだ暗かった。 通勤時間帯の前なので渋滞はなく順調に走り、道路上に積雪があるかと思い、道の駅「宇陀路大宇陀」からR166をショートカットする道に進ますそのままR166を進む。が 積雪は全くなし、周りの山も緑色。 大又の集落を過ぎても道路はドライで、道路脇にも除雪された雪もなし。現地までノーマルタイヤでも問題ない感じだった。 駐車場に着くと、手前からズラリと駐車していて駐車場所がない。車止め手前の奥まで行ってみると、1台分の空きがあった。そこに駐車。 すぐ後ろから来た車は駐車できず、当方の前の路肩に縦列駐車した。その後も準備中に次から次へと車が到着してきて、縦列駐車の列が出き始めていた。平日の今日来て正解だった。 現地の外気温は -3℃。風がないので寒さは感じない。 車止めの先に進むと、道路上は真っ白だったが、昨日降った雪で 2~3㎝ほど冠っているだけ。ノーアイゼンで歩く。 暫く歩くと凍結している場所が出始めた。そこでアイゼンを付けている先行者がいたが、道路端の未凍結部分を選びながら進む。 「山と高原地図」にある林道終点地点でアイゼンを着けた。簡易アイゼンにするかで少し迷ったが、どのみちアイゼンに履き替える事になるので、初めからスノーシューとセットの 12本爪を履いた。 登りなのでアイゼンを引っかける度合いも少ないが、露出している岩が多く歩きにくい事。アイゼンの履き替えの手間とどちらがベターだろうか。 最初の渡渉地点で、渡ろうとすると今までのようにサッサと渡れない。水量が多いこともあるが足元が覚束ない感じ。年齢とともに危険を感じる度合いが増してきた。 2番目の渡渉地点も、同じ感じ。その上の 3番目・4番目の渡渉地点も今までは何とも思ていなかったが、少し慎重になっていた。 その先、谷を高巻きながら進み、氷瀑の気配すらなかった明神滝を見て、谷から離れジグザグに登って行く。傾斜が緩くなり、足元の岩もなくなって俄然と歩き易くなった。 下ってくる予定の前山の北尾根の先を回り込むところで、その尾根先を見るとノートレースだが見た所は問題なさそうなのを確認。 青空が覗き出し、樹々には霧氷が出始めて来た。 明神平に上がると、左の水無山・右の前山 とも霧氷で真っ白。大柄カメラと三脚で写真を撮りまくっていた夫婦さんがいた。 積雪で覆われて地面が露出している所はなかったが、昨日降ったと思われる新雪が数cm積もっているだけで、その下に根雪は余りない感じ。ノートレースの所を歩いても全く沈まない。 重い思いをして担いできたスノーシューの出番はなし。そのまま担いで先に進む。 三ツ塚を巻いて明神岳への稜線に出ると、大展望が待っていた。 台高の雄峰の日出ヶ岳はもちろんの事、大峯の雄峰群で最北の釈迦ヶ岳が孔雀岳と仏生嶽の間に覗いており、大普賢岳の奥には弥山の山塊が控えていた。 稜線の樹々には霧氷もシッカリと着いていた。 何時もは、そこから明神岳への登りを気にする事もなく到着していたが、疲れが出ているのか少しシンドイ思いをして到着。 ピークの山頂表示のある所からは展望はないが、桧塚への分岐がある方へ少し行くと先ほど見た展望が再び見えた。 桧塚分岐で稜線を分かれる。少し急な下り部分でスノーシューを使えるかと思ったが、ここもノートレースの場所でもアイゼンで十分だったので使用せず。 小さなアップダウンを幾つか繰り返して、桧塚・桧塚奥峰分岐のピークに上がる。すぐ右に桧塚奥峰の展望地が見え、何人かがいるのが見えたが、桧塚奥峰は後にして先に桧塚の三角点に向かう。 北側に少し下り始めた所の岩場は、桧塚奥峰からは見られない北側の大展望地だ。 台高の北側の雄峰の高見山から三峰山への稜線が目の前にあり、そこからは今まで見たことがない御嶽山も三峰山の向こう側に見えていた。感激して暫く見惚れる。 アルプスの稜線らしきものも見えたが、遠く山容がハッキリ見えなく、そこから見る方位も知らなかったので、北・中央・南アルプスを特定できなかった。 三角点のある桧塚は展望がないので、三角点の所まで行ってそのまま引返す。 桧塚奥峰の大展望地に戻ると誰もいなくなっていた。無人の展望場所で移動しながら各方面の景色を堪能。そこからも御嶽山が見えていた。 適当な倒木に座り大展望を見ながら昼食。昼食中に 2組到着された。 風がないので全く寒くなくノンビリできるので、いつも通り食後のコーヒー・デザートでユックリして腹満腹。 腹ごしらえが終わると後は、来た道を帰るのみ。 桧塚奥峰から下りにかかると、広い場所の下りで、新雪はほとんど融けてトレースがなくなっていたので少し迷いながら下る。 朝はシッカリと着いていた霧氷もドンドンと落ちてきてて、無氷の状態になりつつあった。 明神岳への登りに掛かった所で、巻いて行こうかと思ったが、巻道にはトレースがなく雪の状態もよくないので山頂に登り返した。 そのまま明神岳を通過して稜線上を下って、往路で通ってきた三ツ塚を巻くルートには入らず、そのまま三ツ塚に登り返し、その先の前山に向かった。 前山から予定通り北尾根で下るつもりだったが、中途半端な雪の積もり方で雪下の状態が分からないので不安になったのと、疲れて休憩したかったのでおとなしく明神平に下りることにした。 明神平の東屋で休憩しようとしたら先客がいたので、外のベンチに座り休憩。 疲れが溜まっている模様で、一旦腰を落ち着けると中々立ち上がれず 10分も休憩ししてしまった。 明神平からの雪景色を後に、下り道に入ると、雪は溶け出していて地肌が露出している所も出てきていた。 しかし凍結部分もあるのでアイゼンはそのままで引っかけに注意して慎重に下る。 明神平から 25分ほど下った 1100m付近でアイゼンを外し、簡易アイゼンに履き替え。 格段に歩き易くなったが、傾斜のある下り部分で凍結部分のある所は恐々慎重に下る。 渡渉箇所も、往路ほど危険を感じなくほぼすんなりと渡渉。 舗装林道まで下っても凍結部分が残っていたので簡易アイゼンを履いたまま下り、駐車地の少し手前で簡易アイゼンを外し駐車地に戻る。 少し遅めの下山だったが、まだ多くの車が残っていた。路駐車も駐車場から少し下側まで続いていた。 |